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ハイスクールX×X

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鍛えても無駄な所にダメージを当てるキャラってチート

小猫side

「っぐ、グレイフィアが…」

チョイスに傘下出来なかった私達は観戦ルームで観戦していた
…先程女性悪魔最強とも言われるグレイフィア様が負けた…
嵐のヴァリアー幹部の十六夜咲夜さんがそんな事に有ってただなんて

「嘘よ…グレイフィアが負けるなんて
それに十六夜咲夜が言った事は嘘よ……」

今まで絶対なまでに信頼を置いていた部長はそう呟いた

「阿呆が
弱い奴が負けるのは世界の常識だ」

「この声は!?」

サーゼクス様の騎士で新撰組一番隊組長の沖田さんが驚いた声を出した

「久し振りだな、沖田…」

私達は後ろを振り向くとTVでよく見る
新撰組の格好をした細目の人が居た…まさか

「斎藤さん…」

余りの驚きか指を指す沖田さん…斎藤?

「斉藤一
日本史の教科書に載っていて
新撰組の三番隊組長で新撰組組長の中でもずば抜けて強く
沖田さんの剣が猛者の剣なら斉藤さんの剣は無敵の剣といわれております
斉藤さんはランスロット直属の雲属性の部下です」

朱乃さんが御丁寧に説明してくれた…って

「何故生きているのです!?
私と違って貴方は悪魔にならなかった!」

確か病を治す為に術等に手を出して出会ったと聞いてます

「阿呆が
術に関する書物を集める事に協力したのは誰だ?
少なくとも健康体で有った俺は延命の術に手を出して千年生きれるようになった」

千年!?
まさか、仙術を極めたんですか!?

「まぁ、延命の術に手を出したのは俺以外にも居るがな」

「それはいったい!」

「志々雄真実と四乃森蒼紫だ」

「!?」

斎藤さんの発言に驚く沖田さん…誰ですかそれ?

「沖田、誰なのその二人?」

「…表の歴史に出ない裏の英雄です…」

「四乃森蒼紫は御庭播州の頭領
そして志々雄真実は人斬り抜刀斎と言われた男の代理だ
一時期河上が使えなくなった時期がありその時に立てた代理」

「代理とは酷え事を言うじゃねえか」

部屋に唯一有るドアから包帯巻きの男が入ってきた…酷い火傷…

「志々雄真実は
用済みとなり全身火達磨にされ大火傷をおったが
延命の術等に手を出して体温調節機能以外何一つ問題無く動かせる
此奴も俺と同じランスロット直属の部下で嵐属性の持ち主だ」

その瞬間沖田さんは立ち上がった

「斉藤さん!
貴方は何も思わないのか!
悪と手を組むとは 悪・即・斬が貴方の流儀では無かったのですか!?」

「なら、沖田
俺からも言わせて貰う…その悪は誰だ?」

「っ!?」

斉藤さんの質問に何も言えなくなる沖田さん

「斉藤さん、此処で問題を起こすのは」

「安心しろ
此奴と違って沸点は高い
志々雄真実と問題を起こすと思ったが彼奴はチョイスに集中している」

ふと志々雄真実を見ると酒を飲みながらチョイスを見ていた

『スクーデリア!』

液晶画面上ではサーゼクス様の戦車のスルト・セカンドさんとハム子さんが戦っていた

『無駄無駄無駄!
オレにそんなのは効かねえ!』

巨大化して天満の足蹴りをものともしないスルト・セカンドさん

「っく、攻撃が効いてない!
大きすぎて天馬飛翔を使う事は出来ないし
…XANXUS?この前渡した眼鏡を使え?…コレは…」

ハム子さんが眼鏡を掛けるとスルト・セカンドさんの至る所を見た

「コレを叩けば良いのか!
スクーデリア、安定させろ!…光速天翔!」

天馬のバランスを安定させたハム子さんは
鞭を取り出し大空の炎を纏い高速で鞭をふるった

『こんな攻撃痛くも痒くも…っがぁああああ!!』

鞭に当たった当初ダメージすら無かったスルト・セカンドさんが苦しみだし

ドッシャァアアアアアン

倒れて小さくなった

『あら、綺麗なまでに内部を破壊したわね』

いったい何が
仙術を使った様子は一度も無かったのに…

カテレアside

ビリリ

ピュー

「ショットプラズマ」

カン!カンカンカンカンカン

ドゴ

「っがぁ!」

「からの、エレットリクタワー!!」

ピューン

ビリリリリリリ

「きゃあああああ!!」

……ふぅ~

「弱いわ…」

私は地に落ちたセラフォルーを見てそう言った
弱い弱すぎる、此処まで弱いなんて、四大魔王最弱なだけ有ります

「私のエレットリコ・ビリヤードにすら勝てないなんて」

まだテールとコルルの黒狐しかだしていないんですよ?
テリーとの新技すら使っていないというのにこの弱さ

「随分と弱くなりましたね…」

「は、はは
違うよカテレアちゃんが強くなり過ぎたんだよ」

…はぁ

「負け犬の遠吠えですね
取り敢えず一つ良い事を教えてあげましょう
先程ハム子がスルト・セカンドを倒しましたがどうやって倒したかを
どんな生物にも金的等の急所以外に鍛えようのない所が有ります
視力が菌すら見れるレベルでないと分からなく、
仮に分かったとしても脳に来る情報量がとてつもなく、直ぐに脳がイカレてしまいます
ですが、XANXUSは眼鏡で鍛えようのない所を見れるようにしたため
誰にでも簡単に魔王クラスの悪魔を倒せるようになりました」

「うそ…」

絶望の顔をするセラフォルー
そうです、その顔が見たかったのです!

「更には死ぬ気の炎はXANXUS以外に凍らせる事が出来ません!
氷の魔力に特化している貴女は普段から死ぬ気の炎を体に纏わせている
正規のヴァリアー隊員は天敵とまで言える存在!
情け無いですね…暴力で私からレヴィアタンの名を奪っておきながらこの醜態」

「あ、ああ」

セラフォルーは足を震えさせ怯えだした
戦争に関わっていたとは言え余りにも絶望的の状況下におかれる
死ぬのを覚悟して特攻する事が出来ない戦場のやくたたずですね

「さて、飽きてきたので終わらせますか」

私はキューをビルに向けて

「錬金」

砂鉄に変えて

ビリビリ

セラフォルーに纏わせた

「いやぁ!」

「それは新幹線やレールガンの原理と同じで
磁力を使い回転させるいわばチェーンソーのようなもの
何度も何度もショットプラズマとエレットリクタワーをくらった貴女には磁力がついている」

後は言わなくても良いですよね?

「安心しなさい
子宮をグチョグチョにするだけです
実力で偽りのレヴィアタンになったと言うのに
真のレヴィアタンである私に負けると言う恥をさらしなさい!」

キュィィィイィイイイイイイン

ビチャビチャビチャビチャ

「子宮が直ぐにグチョグチョになりましたか」

まぁ、良いですが

「セラフォルー・シトリー敗北なので転移するわね」

中々良い事を言いますね、天照大神 
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