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ハイスクールX×X

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さぁ、試合開始前!

XANXUSside

取り敢えず基地ユニットに来た
結局ボンゴレが使ったのと(外装のみ)同じ基地ユニットを作った
中身はかなり広い此処で戦争を起こしても大丈夫なように改造している

「しっかし、アレって有りなん?」

秀元は空に浮かんでいるバハムートを指差す
サーゼクス・ルシファーの眷属で足代わりのバハムート
まさかチョイスに出すとは予想外

「あくまでもアレは
サーゼクス・ルシファーの戦車(ルーク)
基地ユニット自体には問題はない」

基地ユニットをバハムートの上に乗せると言う荒技を使うとは
まぁ、ヴァリアー隊員には死ぬ気の炎で空を飛ぶシューズが有るから行けるが
高速で動ける無敵要塞と一緒だと思わないとな

「さて、誰が出るかを予想しなくてはいけない」

バハムートは出る事が確定しているが
それ以外の奴等が分からない

「今回来たのはサーゼクスの眷属とセラフォルーとタンニーン
女王は恐らくグレイフィアとタンニーン、王はサーゼクスとセラフォルーが
そして戦車はバハムートとスルト・セカンド 僧侶はマグレガー・メイザースで
兵士がフィールド等を考えればベオウルフが妥当かと」

っま、セオリー通りに来ると言うか
サーゼクス・ルシファーの眷属じゃないと足止めすら出来ないからな、ヴァリアー
相性によっては一瞬で蹴散らす事も出来るしな

「問題は若手で誰が来るかよ
変な神器使われたら一瞬の隙が出来るわ」

「取り敢えず
此処に情報が有りますので」

カテレアが若手悪魔眷属の情報を全員に渡した…ふむ…

「単純な戦闘力やったら
バアルかグレモリー眷属出れば良いけど」

「彼等よりもベテランで強い
サーゼクス・ルシファーの眷属が居るので無意味」

秀元にランスロットも誰が出るか悩む…馬鹿共が

「兵藤一誠とサイラオーグ・バアルは出れねえ
単純なパワーなら若手どころかレーティングゲーム二桁代だが
バハムートが本陣だ、守りになれなく術が使えねえ此奴等じゃクソの役にもたたねえ」

やるとしたら精々試合前に赤龍帝の贈り物とやらを使うぐらいだ

「考え方を変えろ
今回はレーティングゲームじゃねえチョイスだ
敗北は大ダメージを受けた時のみでそれ以外は無い
俺達は全力で殺しに来ているのを分かっている筈だ
兵士で兵藤一誠を除いて有能なのは…匙だ。彼奴の神器は応用が効く」

「血液を抜くですか?
ですが、私達は普段から」

そう、普段から薄い死ぬ気の炎を纏っている
コレは身体に呪印を刻まれない用にするためであり
吸血鬼の吸血対策にもなっていて、そっち系の神器や術も無効化する
まぁ、一度でも解ければアウトだけどそれ以外に対象法も有るから匙は楽勝だ

「そして次に女王
恐らくだが魔王は若手ではヴァリアーを倒せないと思っている
だから捨て身の戦法を取らせる。真羅椿姫の追憶の鏡で
無駄に威力が高い技が多い、一撃一撃が魔王級だと思えと教えている」

だからこそ、追憶の鏡で跳ね返す等と思っているが

「アレは衝撃にしか強くねえ」

攻撃は斬る放つ殴る以外にも色々と有るんだよ

「そして戦車
ドラゴンに変身できると言う
ラードラ・ブネとか言うのが来るが
タンニーンとラードラ・ブネはランスロット、テメーがやれ」

「お任せください
確実に殺してみせます」

「タンニーンやのうて
先にブネ家の子の方を狙いや」

何せ、龍王相手は面倒だ

「せめてその他に0ではなく
1が有ればティアマットを呼べたんだけど」

ティアマット
ヴァリアーに喧嘩を売ったためにボコボコにされた最強の龍王
一応ヴァリアー傘下のドラゴンでタンニーンの領土から来たドラゴン達の長

「無い物を強請るな、咲夜!
チョイスは試合形式とは言えほぼ実戦です!」

「分かってるわよ!
僧侶は大方シトリーのでしょう
騎士は多分だけど聖魔剣の子でしょうね」

まぁ、創造系神器が有るからな
十二分に使う事が出来ていないが

「アガレスは特出する眷属0のため参加せず
アスタロトは情報通りならば下手な事をして地雷は踏みません」

禍の団と繋がってるか…あくまで此処はラノベの世界
御都合主義が起きるのが当たり前な世界、繋がってるんだろうな~

「っで、ヴァリアーからは誰が出るん?」

「大空は俺とハム子 
雨は蒼紫とカスロット 
嵐は咲夜 
雲はネグレリア 
雷はカテレアとタイタン
霧は秀元
おぃ、天照!コッチは選手登録完了だ!」

「ちょっとまって!
……よし、終わった
平等をかす為に対戦相手を伝えるは」

ブーン

空中に立体映像を映し出される…

「此処まで予想通りとはXANXUSの感は恐ろしいわね」

直感を越えた直感、超直感だ!

「んじゃ!
チョイス不参加者は観客席に行くけど!ど!」

天照がどを二回言い重要な事だと伝えようとする
まぁ、そうだよなこの前ネグレリア達を行かせたのはそれも目的だからな

「悪魔の陣営とヴァリアー
観客席は一緒!コレは変えられないわ!
…理由?悪魔側はヴァリアーの戦力や力を勝てば割けるだけで
仮にヴァリアーに妹とかが殺されそうになったら反則負けで終わらせない為よ!」

此奴等ならば私情で勝手な行動をするからな
どちらにせよ殺す気満々だからな俺達ヴァリアーは

「んじゃ、今回のルールの説明ね
今回のルールはターゲットルール!
簡単に言えば王をとるルール!そして今回の各チームのターゲットは!」

ピィ

ボォ

「「「「「XANXUS!?」」」」」

俺の右胸にターゲットマークが現れ赤茶色の炎が出たって

「…見た事無い炎ね?」

咲夜、ジロジロ見るな!

「新種の属性ちゃうん?」

秀元、ナイス!

「ヴァリアー側はXANXUS!
悪魔陣営はサーゼクス・ルシファー!
この炎は試合が終わるか倒されるかのどちらかが起きないと消えないから」

「ぶっちゃけやけど
時間稼ぎしたら勝てるんちゃうんかな?」

まぁ、死ぬ気の炎は馬鹿みたいに力を使うからな…

「さっさとタイタン達呼んでこい
一通りの作戦を伝えておくから頭に叩き込めば」

俺は深呼吸をしながら基地ユニットの機械を動かし始めた

このチョイスで多くの物を失う事になるとは兵藤達はまだ知らなかった 
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