| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

切り開く為の力

作者:レンカ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

入学前の二日間

 
前書き
不定期更新でーす
強引過ぎて引くわぁ 

 
俺は前にすんでた家を売り、とおくの方に行き部屋を借りた。
それから約一年、俺は独りで暮らした。
ーー………悪魔を退治しながら……
「今日はこの仮面で良いかな?」
俺は口だけが見える仮面を持ち外に出た。
「………いや、これが無いと顔がバレて後々めんどいからね?」
誰に言ったのかもわからない言い訳をその場で呟いた。

俺は携帯をだし、神に電話した。
「今回はどこにいるんだ?」
『そこを曲がった所で強盗事件の奴が悪魔付きじゃな』
言う通りに曲がると、すぐ近くのデパートで銃声が聞こえた。
「何体だ?」
『5じゃな』
入り口を警察などが固めている。
「ハッ!……楽勝!!」
俺は普通に入り口近くまで歩いた。
「おい!君、ここは侵入禁止だ!危険だから下がりーー」
俺は喋っている警官の顎を指でデコピンして気を失って貰った。
そしてーー

ダダダッ!←走る音

ガシャーンッ!

デパートの窓を蹴り壊し、中に入った。
「おい!テメェこっちに来たら人質がどうなるか」
「おい強盗、お前ら何人だ?」
俺は喋っている強盗1を無視して話しかけた。
「あ?こっちは五人だよ!なんだ?怖くなったのか?」
「そうか……それは」
強盗1と人質達が悲鳴をあげる……何故なら
「よかった」
俺は神から渡された禍々しい鋏を持ち
「じゃあ、死んで?」
残忍な笑みでそう告げたからだ

「ふざけんじゃねぇぞ!!ガキがぁ!!!」
強盗1はこっちにピストルを向け言った。
ここで一つ、言っておこう。
あの神様は俺の許可なく勝手に神様特典を増やしやがった。
化け物並みの強さ、東大のトップレベルでの頭脳、
頭脳の方は要らないから返却して貰った。
そして、もう一つ
「死にやがれ!!」

パンッ!パァンッ!!

「頭と胸に一発づつだ!地獄にでも行っとけ!!」
「効かねえよ……」
超回復能力だ。
俺は瞬時に近付き、
「くたばれ、断裁分離のクライムエッジ!」
鋏で心臓を一刺し、
「ば、化け物!?」
強盗2は俺に何発も打つが、俺には一発も効かず
「残念だったな……」
強盗2まで全力で走りその首筋を斬り
そのまま、強盗3と強盗4を一気に刺した。
「このぉぉ!くそガキがぁぁぁぁぁ!!!!」
強盗5はマシンガンを躊躇なく俺に向けて撃った。

ドドドドドドドッ!!!!

全弾撃ち尽くしたのか、一発も弾は出てこずに周りは銃弾の煙で覆われた。
「し、死んだか?」
強盗5は目を見開いた、何故ならば…………
「あ~あ、この服……お気に入りだったのに~」
全身穴だらけの俺が出てきたのだから、
「ば、化け物め!!」
「そうだ、君に言っておくよ。俺の異名を……『死神』」
その言葉を聞いた途端強盗5はこっちを指差し
「じゃあ、テメェがあの死神?」
「そういうこと♪じゃあねぇ♪」
強盗5の額に鋏を刺し込みその場に倒れた。
しかし、誰一人として血を流してはいない。
「この鋏は、寄生した悪魔を強制的に分離させる能力だからねぇ」
俺は裏口からでて家に帰ろうとしたら、
「ついさっきは助けてくれてありがとうよ!」
後ろから声をかけられた。
多分、ついさっき捕まってた奴だろう……
俺は右手だけ軽くあげて、その場を去った。


翌日、俺の家に宅配が届いた
俺はその宅配物の中身を見てやっとか……っと溜め息を漏らした。
ーー明日から原作は始まっている筈だ………多分
俺は目の前にある二つのイヤリングを手に取り考えた。
どこで性能を試そうかと………

~~~~

とりあえず、近くの山でISを試すことにした。
まずは太陽のマークが描かれているイヤリングをさわり
「IS展開」
そう呟くと、
《システムオールグリーン》
《シールド残量100%》
「コイツ………動くぞ……!」
俺は自分の体を見ると、所々に装甲が着いていた。
「頼んだのはあるのかな?」
ワクワクさせながらあるワードを言ってみた。
「衛宮切嗣」
そう言うと、俺のISは一瞬輝き。
その後、目を開けてみると……
「おぉ~!スッゲェェェェ!!!ホントに出来てる!」
ISは黒色に染まり、俺が来ている服も衛宮切嗣と同じで黒のコートに黒のズボンと言う原作と同じ服装になっていた。
「COOOL!!!超COOLだよ!神様ァ!!」
俺はISを待機状態に戻し、ついさっきの余韻に浸ってると
「動かないで、おとなしくしてねぇ」
後ろから頭に何か固いものが当てられた………
ーー………嘘だろ?
「君、今ISを使ったよねぇ?」
声からして、女の子だろうな
「ナンノコトデショー、サッパリワカラナイナー」
俺はとぼけた振りをすると叩かれた。
「私は見ていたのだからな」
じゃあ、聞くなよっとは突っ込めなかった。
ーーこのままじゃ、埒があかねぇな
俺は覚悟を決め、後ろに蹴りを放った。
「グッ!!」
女の腹に当たったのか、女は蹴り飛ばされ後ろの木にぶつかり気絶した。
そいつは一言で言うなら変人
ーー……何でウサギの耳を着けているんだ?
それが女こと篠ノ乃束との出会いだった。

10分後
俺は束を担いで家に帰った。
束を布団に寝かせて、俺は晩飯を作り始めた。
「こんぐらいで良いかな?」
作り終わって、料理をテーブルまで持ってきたときには束は部屋を物色していた。
俺は料理を置き新聞紙を丸めて
「なにしてんのさ?」
束の頭を叩いた。
「痛ッ……何すんのさ~」
「人の部屋、物色してたやつに言われたくない」
俺は束にオムライスを渡した。
「ありがと~♪」
「どういたしまして」

そして、束が食べ終わるのをみて
「それで、用件はなんだ?篠ノ乃束」
「アッレ~、名前言ったけ~」
「知らないやつはいないだろが」
そう言うと、舌を出して
「そうだったね~♪」
「それで、何のようだ?」
「ISって言えばわかるよね?」
俺は溜め息を漏らした
「溜め息すると幸運が逃げていくんだよ~?」
ーー……誰のせいだ、誰の…
その言葉を無視して
「それは脅迫か?」
ーー確か、男でISを使えるのは主人公の織斑一夏だけだ……もし俺が使えるとわかったら………最悪殺し合いをしなくてはな………
つまり……
……………………
ーー……詰んだな……
「違うよ~?君のISを見せて欲しいんだ?」
俺は無言で太陽のマークが描かれているイヤリングを外し
「盗むなよ」
渡した。
「盗まないよ~♪ちょこっと調べるだけだし♪」
二日後には返すよ~♪っと言って帰って行った………
「…………って俺のISはァァァ!?」 
 

 
後書き
やっぱり駄文です。

ーーーー
用語集
断裁分離のクライムエッジ
元ネタ
断裁分離のクライムエッジ、主人公キリ君が使っていた殺人鋏。
原作での能力は一言で言うなら拷問向き、もしくはなぶり殺し

「コイツ……動くぞ…!」
元ネタ
機動戦士ガンダム、主人公アムロ・レイのセリフ

「COOOL!!!超COOLだよ!神様ァ!」
元ネタ
Fate/zero、雨竜龍之介のセリフ
『COOOL!!!超COOLだよ!旦那ァ!』
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧