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ハイスクールX×X

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人間って意外に安い

ネグレリアside

「どーも」

今日はグレモリーとシトリーのカス試合
くだらないド三流がスポーツでも戦いでもないくだらない事をする日

「何様で御座いますか?」

咲夜のそっくりさんが私達に気付き声を掛けた

「XANXUSが
VIPルーム作るのは良いけど
サイズが分からないって言ってた」

「なので
レーティングゲーム観戦のVIPルームのサイズを計りに来ました
サイズを適当にするとフィールドに影響を及ぼしてしまいますので」

朱乃がメジャー等を見せてそう言った
コレでもXANXUSの仕事の補佐、手伝わないと

ガシ

「そうですか
彼方がVIPルームとなります」

「え、あの」

朱乃を掴みVIPルームの方向に手を向ける…

「待って」

「何でございますか?」

「朱乃連れて行く気?」

一応グレモリー眷属
はぐれ悪魔に登録はされていない
赤龍帝が未だに禁手出来ない以上攻撃力にかける

「嫌ですよ!
私はレーティングゲームに出たくはありません」

「…御嬢様を成長させるには貴女の力が必要です…」

朱乃は認めてて弱い部分を変えようとしてる
けど、リアス・グレモリーは何も認めていない馬鹿

「だから、嫌なんです!
私は子供の頃XANXUSと旅をして
ハーフの迫害を見て自分はまだ幸せな方だと理解できました!
リアス・グレモリーにはハングリー精神や認める事、精神面の育成をするべきです!
なので、私は出たくありません」

「朱乃を連れて行きたいなら」

「ネグレリア…」

嬉しそうな顔をする朱乃

「それ相応の額を」

「一億で」

「朱乃、いってらっしゃい」

ドゴ

朱乃の腹のツボを殴り身体を動けなくした

「っわ、分け前は寄越しなさい!」

ガクリ

「朱乃3私7ね」

いってらっしゃいと手をふりVIPルームを目指す


朱乃side

「っは!」

目を覚ますと知らない天井…コレは

「起きましたか?」

小猫ちゃん…

「やられました
ネグレリアめ、取り分は8・2です」

と言うよりは私を一億で売るとは
容姿には自信があって10億でも売れないと思っています

「驚きました
グレイフィア様が朱乃さんを連れて来た時は」

「ええ、私も驚いたわ
まさかネグレリアに一億で売られるなんて」

今度似たような状況があったら5千万で売ってやります

「小猫ちゃん
レーティングゲームの会場で
今は作戦会議の真っ最中、小猫ちゃんが私を相手にしていると言う事は遊撃ですか?」

私の発言に驚く小猫ちゃん
リアス・グレモリーが向こうで作戦会議を始めているのでわかってます

「なんで分かったんですか?」

「コレでもヴァリアー志望です
個性を生かさず隊としての規律を生かす
ヴァリアーはどちらかというと軍人なので」

嫌でも覚えないといけないので

「取り敢えず服を着替えるので退いてください」

「あ、はい」




「っと、大丈夫ですね」

ヴァリアーの私服風非隊服に着替えて身体に異常が無いか柔軟を始める

「あ、通信機です」

小猫ちゃんはイヤホンを渡した…

「また、一昔前の通信機を
コレ盗聴出来るタイプじゃないですか
一回一回の通信に周波数を変える奴はないのですか?」

フィールドがショッピングモールならばジャンク系を弄くれば出来ますよ?

「いや、私に言われましても」

「それは分かっていますが
あーあー、此方姫島朱乃。どうぞー」

イヤホンを耳に付けて通信する

ザザ

『朱乃…今回の事ありがとう
正直言えば朱乃無しじゃ勝てないと』

バキ

私はリアスの通信内容が余りにもふざけていたので通信機を壊した

「朱乃さん!?」

「別に良いじゃありませんか
そろそろ始まりますが小猫ちゃん、コレに着替えてください」

子供用のズボンと長袖を渡す

「え、あの」

「敢えてフェニックスとのレーティングゲームでは言いませんでしたが
戦闘用の服をコレから用意してください。ヴァリアーの隊服にはルーンが沢山使われていて
防寒性にも優れており熱による脱水を防ぐ事も出来て色々な妨害を防げます」

コレは子供用ですがそれでもルーンを使っています

「はぁ…わかりました」

「後、今回は
リアス・グレモリーの女王の姫島朱乃でいきますので
戦闘方法に関しては一切の文句は言わないでください、色々と道具を使いますので」

そう言い眼鏡をかける

小猫side

「強い…」

私が今言える事はこの一言だった
レーティングゲームが開始して直ぐにギャーくんが敗北して
私を足止めするようにきた生徒会の3人は朱乃さんに驚き、その一瞬をつき
残像するステップを使った左ストレート、極限イングラムをくらわせて一撃で倒しました
連絡が入りゼノヴィアさんの手助けにいけと言われ
朱乃さんが階段を使わずアクション映画のように飛び降りて
ゼノヴィアさんと戦っていた副会長の真羅先輩と対峙したのですが

「っく、攻撃が当たらない!」

長刀で攻撃する真羅先輩ですが一回も当たらない

「ふぁ~」

どうでもよさげな顔でリズムを取る朱乃さん

「おかしい
魔力での攻撃は通用するのに
何故打撃攻撃が効かないの…」

困惑の顔の真羅先輩…
普段の私ならわからなかったですが
今は猫の状態になって朱乃さんの胸に居るのでわかります
朱乃さんは磁力を自由自在に操ってSとNを素早く切り替えています
最初の攻撃時、真羅先輩に強力なSの磁力をつけて
自分の攻撃時はNにして攻撃がいくように、真羅先輩が攻撃した時はSにして反発して
磁力を持っていない魔力による攻撃は雷の炎で防がれてしまい
御丁寧に磁力に気付かれないように雷の死ぬ気の炎を混ぜ込んでいます
戦闘経験がある方なら人間でも分かる…朱乃さんと真羅先輩の実力は圧倒的なまでに差があります…

「よわすぎです
私のトリックさえ分からないなんて
コレでよく将来有望な若手悪魔の眷属等と言えたものです」

はぁ~っと溜息しながらメタルエッジで攻撃する朱乃さん

「会長の夢
確かに良いものですが愚かとしか言いようがありませんわ」



「っ!
愚かだと…」

「ええ、その通りです。
ただでさえ禍の団が有るというのに
レーティングゲームの学校なんて無駄ですよ!
と言うよりは本当に禍の団を危惧しているならテロ対策チームでも作ってください!
なんだかんだで一ヶ月もたっているんですよ!!」

ドゴ

「っが!」

入った!
今まで武器のみを使っていた朱乃さんが腹を殴った!

「会長の夢は…」

「愚かですよ
そもそも人間社会ですら
学校に通えない者も居るんです
駒王学園の生徒ならば世界史で中世の貴族社会を知っていますよね?
学校に通えるのは金が有るもの力が有るもの、何時だってどんな時だってそう」

徐々に徐々に目から光を無くす朱乃さん

「私は一部を除く堕天使が悪魔が天使が大嫌い!
組織として出来ていないのにばかな事ばかりする貴女の王がきらい!」

「な、会長は」

「言い訳は聞きたくないわ!
なら何で兵藤一誠を退学にしないの?
魔法によって家に取材が来ないようになってるけど!」

朱乃さんはポケットから写真を取り出した
写真には玄関が写されており
死ね 性犯罪者 ゴミ クズ
等々様々な事がドアに書かれていた

「コレはエロ三人組の一人松田の家!
見てください、貴女達が原因でこうなりました!
悪い事を悪いと認めず改竄もせず行動もせず!よく学校等を造ろうと言えましたね!
咲夜さんは教育者を目指す資格がない常識知らずの御飾り御嬢様と言ってました!」

…確かにエロ三人組の噂は
私が駒王学園の高等部に入った時から聞いていました…

「と言う事で終わらせます!」

そう言いメタルエッジを振りかぶると真羅先輩は防ごうとしたが

「っつぁ!」

急に長刀を手放してしまい

シュパシュパ

首に傷を入れられた

「審判!
今副会長の頸動脈を切りました!
早く医務室に送って頸動脈をくっつけて血液を身体全体に!
副会長の心臓は既に止まっています!!」

な!?

『ソーナ・シトリー様の『女王』敗北した』

朱乃さんの言葉と共に審判であるグレイフィア様が即座に転移させた

「あ、ついでに私もリタイアで」

『リアス・グレモリー様の『女王』リタイアです』

真羅先輩の敗北と同時に朱乃さんがリタイアって私まで転移されにゃ!? 
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