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ハイスクールX×X

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必殺技や武器には無理な当て字がある

咲夜side

私には赤色
カテレアには緑色
秀元には藍色の
ヴァリアーのマークが入っていてVARIA・BOXと記されている匣を渡された

「ヴァリアー匣
俺が最初から最後まで一人で作った
大空のライオンシリーズ同様コピー不可能
尚且つパワー・スピード・スタミナ・知能が最低でもSSランク以上の最強の匣兵器だ」

SSランク!?
恐竜型ですらSランクのパワーがやっとなのに
それよりも上の匣兵器…

「そいつはヴァリアーリングでしか開けれねえ」

ヴァリアーリングでしか
だから、ヴァリアー匣なのね
カテレアの黒狐と同じでリングがB以上じゃないとフルに扱えないタイプね

「君等チョイス出たいんやったら今の間に申請しといた方がええで?」

秀元がそう言いながら手話で作戦会議やと伝えてきた
流石にコレは3人のヴァリアー匣を除く匣を使ってもほんの少ししか溶かせないわね

「サーゼクス殿、此処は」「いや、レーティングゲームの上位を」「若手に領土を」

秀元の作戦が香を聞したか会場の偉い悪魔は魔王に
と言っても若手や勝てないと自負しているのは動いていないけど

「さて、アレをどうやって溶かすか考えるわよ」

「考えるわよと言われましても
ヴァリアー匣に強い匣アニマルが入っていたとしても
3人同時に攻撃しても大空の調和で無効化されるかもしれません」

確かに死ぬ気の炎の性質を逆転させたから凍ったのよね

「それなら大丈夫や
XANXUSは憤怒の炎で凍らせたんや
憤怒の炎は嵐属性になっとるみたいやからな」

つまりアレは嵐の炎で凍らせたのね…

「アルフィン…」

XANXUSの方をチラ見すると雨イルカで鎮静された悪魔を端に寄せていた…

「そう言えば…」

カテレア、何か言い方法が有るのかしら?

「雨イルカは
数ある匣兵器の中でも知能が高く
超音波による会話も出来る為に匣コンビネーションが出来ると
XANXUSが最初に作った343の匣アニマルの設計図に書いていました」

「え、カテレアちゃんアレ分かったん?」

匣兵器の設計図を何度も見た事が有るけど意味不明よ?
原動力を死ぬ気の炎にしている以外科学でできた代物だから

「いえ、何一つ分かりません
何せヴァリアーのメカニックはXANXUS一人のようなもの
コンタクトディスプレイ等はマシリト等の科学者でも製造可能ですが
匣兵器に関しては動物に死ぬ気の炎を入れる等からXANXUS一人でしています
専門の方ですら分からないと言うのに私が分かるはず有りません」

色々と言ってるけど結局の所分からないのね

「グダグダ話し合ってても無駄ね
取り敢えず新しく貰ったヴァリアー匣の力を試しましょう」

ボゥ

リングに炎を灯して匣を見る
いったいどんな匣兵器が出て来るのかしら

「凶暴なのと勝手な性格は出んとって、出んとって」

ボォ

「秀元!え、縁起の悪い事を言わないでください!」

ビリリ

二人とも死ぬ気の炎を灯したわね

「「「ヴァリアー匣、開匣!!」」」

XANXUSside

「GAXAAAAAAA!!」

失敗したのはカテレアか…いや

「あっつ!
痛い、噛まないで!」

咲夜は開ける事には成功したが従える事は出来ていないな…
ヴァリアー匣はボンゴレ匣と同様に匣アニマル、いや、匣神獣、もしくは匣妖怪
雨イルカのように匣コンビネーションシステムは搭載されては居ないが
種類によっては恐竜タイプの匣兵器よりも上位でレーティングゲーム上位の眷属達を倒せる

「観戦している場合じゃねえな」

ボォォ

俺は自分のヴァリアー匣を出した

「今回は大空だ、ベスター」

カチ

シュパァ

「GAOOOOOO!!」

白い天空ライオン
恐らく他の奴等はそう思うが
ベスターの真の姿は天空嵐ライガー
ただし無理矢理のライガーではなく本当のライガーであるが
憤怒の炎を注入していないのでライガー状態にならない

「GAXA…」

動けなくなった匣アニマルはベスターを睨み


シュウウウウウ

石化解除と共に本来の姿 雷神喰狼(フェンリル・フールミネ)になった

「フェンリル!?
新たな雷の匣兵器がフェンリル!?」

カテレアの大声と共に
騒ぎを聞きつけ観戦していた上級悪魔がハッと言い魔王に抗議する

「クーン」

「ガウ!」

バシ

ベスターに頬ずりをする雷神喰狼だが
邪魔だとベスターは押した

「今の内に匣に」

カテレア、お前が匣兵器より弱くてどうするんだよ…

「……」

スンスンスン

雷神喰狼はカテレアの匂いを嗅ぎ始めた

「あの…」

「…」

スンスンスン

今度はベスターと俺の匂いを嗅ぎ始めた…此奴まさか…

「ワン!」

雷神喰狼は忠犬ハチ公の如くカテレアの前に座した
ベスターの主は俺でカテレアから俺の匂いがして
俺からもカテレアの匂いがしていると理解したからカテレアに従っていたら
ベスターと仲良くなれる機会が出来るとわかって従うと言うよりは契約に近い事を

「コレで良いのでしょうか?」

「知るか…」

カテレアside

「貴女の名前はテリーです」

雷神喰狼、いえテリーにそう言った
どうやらテリーはXANXUSの天空ライオンに一目惚れしたようです
私はXANXUSにテリーはベスターと愛を育むという
利害の一致により主従関係を築き上げる事が出来ました!

「いや~
一時はどうなるかと思ったわ
匣兵器って意外に繊細なんやな」

「クン」

ちゃっかりと自分だけヴァリアー匣の開匣に成功している秀元

「九尾ですか…」

秀元の肩に乗っているのは九尾
狐ならば私の黒狐、そしてそれの劣化版の電狐が有りますがコレは

「霧の炎と最も相性が良いのは
術が使える生物みたいで妖怪がええみたいや」

コンパクトで尚且つ強力な妖怪型匣兵器 幻九尾ですか

「さっさと終わらせるわよ」

何故かアフロになっている咲夜…

「貴女の匣兵器は?」

「出して少しだけ睨まれて
一礼したら勝手に匣に戻ったわ
急に戻るんだから髪が燃えちゃって」

何故アフロなんですか!

「と言う事は
ルキフグスも炎をくらったらこうなると!カメラで撮影しとこ」

ルキフグスも炎をの所を大声で言い笑いたくても笑えない状況を作る秀元

「さっさと終わらせますよ」

サーゼクスはカードの準備が出来ているようです

「XANXUS、アルフィンを借ります」

「さっさと終わらせろ」

分かっています

「んじゃ、タマちゃん戻って」「テリー、貴女もです」

私と秀元は匣兵器を匣に戻す

「「「ヴァリアー匣、開匣!」」」

カチカチカチ

「テリー!」     「タマちゃん!」    「一輝!」

「GURURURURU!!」「KYUUUUUU!!」「KOXOOOOOOO!!」

どうやら咲夜の匣兵器はフェネクスのようですね

「アルフィン!
匣コンビネーション
嵐!霧!雷!雨!大空!」

大空!?
と言う事はベスターも

ッダ

ッシュゥウウウウ

パンパン

ガォオオ

コォオオオオオ

ドガーーーーーーン

テリーが走り出すとタマが構築したテリーに鎧を纏わせ
アルフィンがテリーの耳にヘッドホンのような物を装着させ
ベスターが一度だけ吠えた後一輝がテリーの前で炎の鳥になりツッコんだ

「大炎雷狼牙でどうでしょうか?」

今の一撃は聖書の神であろうと
直撃すれば確実に死んでいた威力があります 
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