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この明るい星空の下で。

作者:音無咲夜
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奏の甘くない夏の日

夏休みも今日で終わり、夏休み最後の日を俺は有意義に過ごそうとしていた。
だが、そうはさせてくれない方々がいた。
ピーンポーン。
「はーい」
俺は玄関のドアを開けた。
「おはようございます!先輩」
閉めた。
「なんで閉めるんですか!ひどいです!」
「そりゃ不審者がきたら閉める。」
「不審者じゃありません!他の人もいますから!」
「まあいい、入れ。」
「おはよう♪奏くん♪」
「おう、夜空か」
「やっイザヨイ」
「・・・ふん」
なんなんだろあいつ。
「なんなんですかその態度の違いは!」
ぶつぶつ言いながら三咲も入っていった。
「・・・・・」
「どうした望月。」
「十六夜、ちょっと相談があるんだけど・・」
「相談なら慧にしろ。」
「しゃくだけどあんたじゃないといけないの。」
「どうしたんだい?二人とも。」
「別になんでもない。」
(相談ならあとにしろ。)
(わかったわ。)
「・・・・・・」
夜空はお兄さんのことと天文部のこと、明日からの活動のことを話した
「明日からの活動は、天文部の秘密を探り、冬の文化祭で発表する事。
以上!」
「前から思ってたんだけどお前って涼宮ハルヒみたいだよな。」
「私も思ってた。奏先輩はキョンみたいですよね。」
「瑞希が長門か朝比奈・・・ぷっ」
「なに(笑)見たいになってるのよ。」
「(笑)」
「いってんじゃない!」
「それじゃあ・・」
「うん・・・」
「「奏くん(先輩)の部屋に潜入します!」」
「やめろぉ!」
「きゃっ」
「まてぃ!」
と言いながら二階に上がっていった。
「そう言えば慧くんの誕生日っていつだっけ?」
「えっ?どうしたんだい?9月9日だけど?」
「なんでもなーい♪」
「デレね。」
「デレましたね。」
「デレたな。」
「うわっいつからそこに!」
「そういえば・・から」
「最初じゃないか!」
こうして俺の夏の最終日は終わった訳だが・・なんか忘れてないか?

その答えはすぐにわかった。
望月瑞希
件名:明日なんだけど。
本文:明日、慧くんに誕生日プレゼントなにがいいか考えてきて。

 
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