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インフィニット・ストラトス サタンと契約した憤怒の一夏バージョン2

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計画会議

引っ越し作業から一週間が過ぎ俺達は次の仕事の話し合いを朝川とユラと一緒にしている。

「手元の資料に写真が張ってあるのが次のターゲットは政治家の森野道政48歳だ」

「確かよくニュースとかで出てる政治家よね?あんまりいい話とか聞いたことが無いけど」

「そうだ。永良に調べてもらったらこいつは裏で外国の非合法組織と一緒に人身売買をして、小遣い稼ぎをしているらしい」

「けど一夏ー。どうやってこの豚みたいな人を殺すのー?ボディーガードとかいそうだよー」

「それに家には玄関周りだけで15以上のセキュリティーがあるみたいよ。私の『アスモデウス』を使えば楽だけど」

「安心しろ。ちゃんと手は打ってある」

確かにアスモデウスを使うのは楽だ。だか、今回これ以上に楽な方法がある。

「実はな、こいつは7月6日に観光地に行ってバカンスを楽しむらしい。そして、手元の資料の裏には森野が泊まる宿周辺の地図が載っている」

俺が説明すると朝川とユラは資料の裏返し、資料の裏面を見始めた。すると朝川は何かに気づいた顔をした。

「あら、ここって確か……やっぱり」

朝川はケータイを取り出して、資料の地図を見比べて何かを見て1人で納得をしている。

「まずいわよ織斑。この旅館の近くあるもう一つの旅館『花月荘』なんだけど……」

「なーにー?アイドルでも来るのー?」

「そんなワケ無いでしょ!あ、けど…その『花月荘』に来る集団の中に世界的有名な人が来るけど…」

ユラの答えを朝川は勢いよく否定するが、俺のほうを見るなり歯切れが悪そうにそれを訂正した。

「まさか、千冬姉率いるIS学園の生徒達がその『花月荘』ってところに泊まるとか言うのか?」

「そのまさかよ」

マジかよ、しまったな。この間千冬姉達にちょっかい出しすぎたしなー。60点の演技で。あの人のことだ、ヒーローみたいにタイミングよく現れそうだし。

「確か千冬姉ってー、一夏のお姉ちゃんだよねー?」
 
「そうだよモンド・グロッソ二回連続総合優勝者、織斑千冬だ。頭と運動神経がすごくいいんだ。家事とかはまったくダメだけど」

「そんな事は誰も聞いて無いわよ。それよりどうするの?」

「その『花月荘』とは、まぁ車で10分位離れた所だしな。大丈夫は大丈夫だな」

そう言えば、森野の殺害する日の次の日は箒の誕生日だな。十秋のヤツ、ちゃんとプレゼントとか考えているだろうか?俺はそんな事仕事とはどうでもいいことを考えていると、資料を丸めた朝川にバンッ!!と勢いよく叩かれた。

「確かに車で10分も離れた場所だったら、織斑先生達はすぐにはこれないけど林間学校は3日あるのよ。織斑先生のことだからすぐに包囲網を敷くわよ」

「確かにあの人ならある得るな……さて、どうしたものか」

「じゃあ諦めたらー」

「簡単に言わない。で、織斑どうする?私はあんたの指示に従うわよ」

「………二手に分かれるか…俺が森野殺害で、お前達がIS学園が来た時の足止めを任せる」

もうそれしか方法が無いな、それに朝川とユラの実力は高い。朝川に至ってはもと1年3組のクラス代表だったらしいしな。

「えー、ユラはそっちがいいなー」

「織斑は私達に人殺しをさせないらしいわよ。あんたも人殺しになりたくないでしょ?」

「ユラの実家じゃあ、人を切ったり殺しなんか日茶飯事だよー」

「どんな実家よ……織斑、ユラはどんなとこから拾って来たのよ!?」

ユラをどこから拾って来たか…ユラとの出会いは衝撃的だからよく覚えている。

「ユラとはだな~。確か一年前のドイツの…」

「一年前のドイツの…」

「ドイツの集合墓地の地中から掘り出した」

「掘り出した!!あんた何で生き埋めになってたの!?」

「あれー水美、一夏から聞いて無いー?」

「一言聞いて無いわよ!!」

そう言えば、朝川にはユラのこと話したことがなかったな。とゆうか本題に戻そう。

「それより、やるか?やらないなら他の機会を伺うが?」

「やるわよ。代表候補生と一度戦ってみたいと思っていたしね」

「ユラは一夏の弟と戦ってみたいからやっぱりコッチでいいよー」

まあ代表候補生が出てくるとは限らないけど、コイツらの志気を下げかねないから言わないでおこう。まあこれで森野殺害計画が実行できる。



















 
 

 
後書き
こっち最近やってませんでした。 
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