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気まぐれな吹雪

作者:パッセロ
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第一章 平凡な日常
  11、お巡りさーん、ここに変態がいます

ちゃっす、なかなか原作が開始しなくて疲れてきた要だぜ。

とか言いつつも、体育の授業なう。

男女混合のバレーボールなう。

沢田の顔にボールがクリティカルヒットなう。

うん、今日からだね。

明日が楽しみ? ん? うん。



†‡†‡†‡†‡†‡



\(´O`)/やぁ、朝だよ。

きっと今日は沢田が初の死ぬ気弾だよ。

そうそう、オレの家さ、並中から歩いて3分なんだぜ。

イコール?

沢田の家も、学校まで歩いて3分。

さてね、あの告白シーンが一番楽しめるのは現場。

つまり校門前。

よし、待ち伏せしよう。



†‡†‡†‡†‡†‡



「笹川京子、オレと付き合ってください!」

ヤバイ、笑いが堪えきれない。

パンツ一丁のやつが公の場でクラスのマドンナに告白ってwwwwwwww

ちなみに、笹川なら今さっきオレの横を走り抜けて行っちまったぜ。

まあ、そっからは

「オレの京子に何をする!」

沢田が飛ぶ

山本ナイスキャッチ

あれ、飛ばされてる人間ちがくない?

持田が飛ばされるんじゃなかったっけ?

まいっか。

オレは笑いを堪えながら、雲雀が来る前に教室へと撤退した。



†‡†‡†‡†‡†‡



噂って怖いね。

オレが教室に戻ると、その道中込みで沢田の話で持ちきりだった。

「ちょっと、何の騒ぎですか」

「あ、生徒会長!」

そんな中、生徒会長こと長谷川が登校してきた。

近くにいた男子が説明する。

すると、長谷川はさして驚かず、やっぱりなと言う表情を浮かべた。

「それで当の本人達は?」

「ダメツナは先輩達に武道場まで連行されましたァ!」

「まったく。私も向かうとしましょうか」

カバンを置くと、やつは数人を引き連れて教室を出ていった。

それを追いかけるように、オレ達も教室を出た。


†‡†‡†‡†‡†‡



武道場なう。

二階席なう。

ボッチなう。

……………………………

悪かったなボッチで!

「たくよぉ……なんであいつが審判やってるわけ?」

審判として立ち会っているのは、持田の後輩ではなく、長谷川。

が、気づけばいつの間にか沢田はいなくなっていた。

トイレエスケープわずですねわかり……ませんよ。

つか早く帰ってこいよ。

ガラッ

「死ぬ気で勝つ!」

お、来た来た。

まぁこっから先は原作通り。

無言の合掌を送っておく。

でさ、下にいる雲雀からの視線が痛いんだけど。



†‡†‡†‡†‡†‡



翌日。

なんだか今回はよく場面展開するな。

まいっか。

「ツナくん、おはよ!」

「きょ、京子ちゃん! おはよう」

「ふふっ」

なんとも仲睦まじい光景ですねぇ。

別にオレには関係ないけど?

沢田の嬉しそうな顔が、にやけてるようにしか見えなくてウケる。  
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