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ハイスクールX×X

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ヴァリアーの始まり

???side

「寝みぃ」

確実に地球じゃない空を見てそう言った俺
俺の名はXANXUS
某有名マフィアのボスになれなかった人
見た目もそれの幼少期で髪を下ろした状態だと思ってくれ
名前的に気付いたかも知れないが俺は転生者だ
何故転生したかはどうでも良いが俺は戦う勇気なんてないし
ファンタジータップリのハイスクールD×Dとか言う世界で俺の転生特典で生き残れる筈がない
俺の転生特典は憤怒の炎・XANXUSの二丁拳銃(死ぬ気弾Max)超直感
全ヴァリアーリングと偽マーレリングとB級以下のリング
全属性の死ぬ気の炎 真六弔花とボンゴレ匣以外のボックス兵器の作り方
チェッカーフェイス並の炎圧 アルコバレーノ並のスペック ヴァリアー幹部全員の経験
寿命と毒殺等で死なない+Hした奴も寿命死や毒殺等で死なない
基礎がそれで成長の限界を無くすと言うのもある
確かに強いっちゃ強いけどこの手の世界って地球簡単に滅ぼせるキャラが
中盤の終わり辺りからさらっと出て来て主人公を面白い奴とか言って殺さないんだろ?
無理だって、ビル一個を壊すのがやっとなリボーンだぞ?
どうせなら真六弔花の修羅開匣とかボンゴレ匣とか寄越せや!
スィステーマCAIはボンゴレ匣の一部になってて作り方分かんねえよ!

「やべぇな」

俺は瞑っていた目をふと開けた
ヤバい、ヤバいぞ、何がヤバいかって?
此処は何処だよ!気がついたら見知らぬ場所に居たぞ!
イタリアの貧民外で育って余りの天才っぷりに捨てられて
憤怒の炎を試しうちしたら気付いたら此処だよ!
確実に魔法世界略して魔界に来ちまったよ!
戦闘力なら他より優れているがそれでも魔王とかには勝てないだろう
良くて魔王の部屋もしくは城にいる門番と五分五分じゃないだろうか

「小僧、其処で何をしている!」

やっべ、不法侵入しちまったか
まぁ、魔法使ってポンと転移なんぞしてないからな~
俺は戦っても勝つ自信がないぞ、遠くにお城があるぞ
魔法とかバンバン使ってくるエリート何だろうな~
ベスター使って倒せるかな~形態変化とかしても絶対に倒せないだろうな

「無視か
まぁ、良いです
たかが人間が私の領土に入った事態で死罪!」

声からして女性だな
しかもエロい女性だろう
やっべーな、攻撃されちまうぞ、一応の抵抗だ

「カスが!
誰に手を出してんだ!」

戦う時は確実に暴言を言う
挑発だよ、挑発

「グハァ!」

…あ、吹っ飛んでった
回し蹴りを当てたら吹っ飛んでった
え、何で?声と雰囲気からして何処かの偉い方…そうか
ゼロの使い魔とかと一緒で自分は貴族だから偉いんだぞと言う傲慢な奴か
原作は知らないが大抵の世界は同じなんだな~
そう思いながら再び眠ろうとすると

「っく、私の血を良くも」

先程吹き飛ばした女が戻ってきた
良かった、貴族を殺したら偉い方に命を狙われる

「こんな所で私は終われない
私から名を奪ったセラフォルーを、サーゼクス達を殺すまでは」

やはり貴族の家はゴタゴタが有るようだ
大方長女だが次女であるセラフォルーが頭首になったとかだろう

「サーゼクス達を殺したのならば
グリゴリを、セラフを、そして神話の神を!」

うぉ、マジか
神様この世界に存在しているのか!?
やっべーな、グングニルとかトリシューラとかブリューナクとか
氷結界シリーズの元ネタの方を使ってくるのかよ
雑魚なのに、そんな神様等と暴力で戦おうなんて無駄だ

「力が全てだが力だけが全てじゃねえ」

矛盾している事を言った

「どういう意味ですか?」

「この世は金と知恵と容姿だ
暴力は相手に何も言わせなくするだけの物だ
世界征服をしたいのならば暴力以外での征服を終えてからにしろ」

コレは最も正論な事だ
鷹の爪themovie2私の愛した黒烏龍茶では
経済を支配した事により日本を手に入れ政府を従える事が出来た

「金と知恵と容姿…」

そう言う事だ
俺はそう思いながら立ち上がり此処を立ち去ろうとした
他人の領土だから誰の領土でもない所に行かないと面倒だ

「お待ちなさい!
いえ、待ってください!」

「なんだ?」

俺はさっさと家に
いや、人間界に帰りたいんだが

「名前を、名前を教えてください!」

「XANXUSだ」

ボスの資格は無いがボスとしての力量は有る男の名前

「XANXUS様
どうか私に力を貸してください!」

……え、ちょ、どういう事?
凄く正論を言っただけって、そう言えば
こう言った世界の悪い事良い事ってズレてるんだよな

「あのな俺は…」

俺が後ろを振り向くよ絶世の美女がいた…
やっべ、この世界が二次創作の世界だと言うのを忘れてた
滅茶苦茶美人だ、綺麗だ、エロい…

???side

私の領土に急に人間が現れ
何者かと見に行けば子供がおり私を無視
偉大なるレヴィアタンの末裔の私を無視した罪は重く
殺そうとしたら一撃で吹き飛ばされて走馬灯が見えてしまった
私はまだ此処で終わらない
私からレヴィアタンの名を地位を奪ったセラフォルーを
そしてこのような辺境に送ったサーゼクス達を殺し
アザゼルをミカエルを殺して神話の神をも殺し魔王に
そう言っていたら男がいえ、XANXUS様が
力が全てだが力だけが全てじゃねえ
そう言ったい意味が分からない矛盾している、そう思い意味を聞くと
この世は金と知恵と容姿だ
そう仰られた
そうだ、私はまだ暴力に負けただけだ
暴力に勝ったセラフォルー達は色々とちぐはぐしている
世界を手に入れるには暴力以外での征服を終わらせなければ
そうすれば私達の被害も減り下級中級がサーゼクス達を裏切る
何故今の今まで気付かなかったのだろう
考え悩んでいるとXANXUS様が何処かに行こうとした
待って欲しい、私はまだまだ力が足りない
コレではセラフォルーと同じ名ばかりのレヴィアタン
土下座をしてまでもXANXUS様に居て欲しい、私は弱い、暴力に負けた!
今のままではセラフォルー達は愚かベリアルにすら勝てない

「XANXUS様、力をお貸しください!」

「立て…」

無言状態のXANXUS様がやっと口を開いてくれた

「XANXUS様?」

「様はいらねえ、XANXUSで良い
衣食住はお前が寄越すんだろうな?」

「っも、勿論です!
XANXUS様じゃなくてXANXUSの欲しい物ならなんでも」

「そうか」

そう言うと右手の人差し指リングをはめて
息を吸うと眩い黄色い炎が出てポケットから出した匣の穴の中に入れると

「クゥー」

クジャクが匣の中から現れた

「タジャトル、ヒーリングパネル」

XANXUSがそう言うとクジャクは羽を広げた
すると、光り出して私の方に向けられると

「体が…」

XANXUSに蹴られて受けた傷が治っていく
あの光は聖なる光とは別の光なのか?

「この黄色い炎は
細胞を何万倍にも活性化させて
超速で治癒する事が可能だ
タジャトルの羽から放たれる光は超速の細胞活性が起こる光だ」

XANXUSはそう言い私の手を取り

パチ

爪を切った
そう言えば延びていた私の爪

パチパチパチパチパチパチパチパチパチ

両手の爪を綺麗に切るXANXUS

「後は自分でやれ
さっさと屋敷の方に行くぞ、情報を寄越せ」

私に爪きりを渡して屋敷の方に足を進めた…
まさか、いや、そうだ最初からXANXUSはコレが目的だ
私を釣るために彼処に急に現れた、でなければ子供が此処にはいない
っふ、ふふふ、私を見事なまでにハメるなんて
今は子供だけど将来が楽しみだわ、クルゼレイ達には悪いが
私は先に魔王になっているわ


XANXUSside

いやー本当にやってしまったよ
美女を血塗れとかどんだけキチガイなんだ俺は
取り敢えず晴孔雀のクーちゃん改めタジャトル使って治したが
ヒーリングパネル使うと爪や髪が伸びるんだよな
一応手の爪だけは切っておいたが足と伸びた髪は自分でやってほしい
流石に女の命とも言われる髪には下手な事が出来ない
衣食住を貰う代わりに商売を教える事になった
魔法を使った商売は沢山あるからな、利益が出て懐も暖まる
さぁ、さっさと経済情報とか御家のグダグダとか教えてくれ 
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