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ハイスクールD×D 異界の力を持ちし者

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第2章 戦闘校舎のフェニックス~異界師と赤龍帝~
  第9話

 
前書き
どうも、メイウィルです。
今回から第2巻の内容になります。
では、どうぞ。 

 
よお、黒斗だ。
この前、堕天使を消し飛ばしたんだが・・・
あのあと、イッセーの宿していた神器が「赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)」ということがわかった。なんでも、極めれば神をも驕る「神滅具(ロンギヌス)」のひとつらしい。
で、イッセーはここ最近部長と共に早朝トレーニングをしている。
部長曰く「私の下僕が弱いなんて許さないわ」だそうだ。
しかし、普通の人間がやったら死ぬようなメニューだな・・・
まあ、かくいう俺も朝に訓練・・・というか試合をしているわけだが。

「そこっ!」
「あっぶね!」

ドゴォ

「うーん・・・当たったと思ったんだけどな・・・」
「アホか、お前のアイアンヘッドなんざまともにくらったら命が危ないわ!」
「おにぃもおねぇもがんばー」
「「まかせろ(なさい)!」」

・・・そう、毎朝アリスと組み手をしている。
あいつはポケモンとしての身体能力があるから、技を使ってきたときのブーストがすごいんだよな・・・

「あ、朝食できたっすー」
「わかった。アリス、今日はここまでだな」
「そうね、じゃあさっさと食べましょう」

今は、我が家のメイドと化しているミッテルトが鍛練の間に朝食を作っている。
最初のうちは酷いものだったが、なんとか物にしたようで、なかなかの朝食を用意している。



駒王学園 校門前
ざわざわ・・・
「おい、なんだあの美少女2人は」
「ああ、でも、1人はかなり幼いぞ?」
「幼女はぁはぁ・・・」

・・・俺は、今日から転入するアリスとニャオを連れて登校している。
とりあえず、さっきロリコン発言した危険なやつは俺が直々にO☆HA☆NA☆SHIしておくとしよう。

HRの時間

「えー、今日は転校生を紹介する」
「センセー、男子ですか?女子ですか?」
「見ればわかる、3人とも、入ってきなさい」


ウオオオオオオオオオオ!

「伊守アリスです。黒斗と同居してます」
「伊守ニャオだよ!おねぇと同じくおにぃのとこに住んでまーす!」
「ア、 アーシア・アルジェントです。よ、よろしくおねがいします」

「バ、バカな・・・転校生の美少女が2人も黒斗と同居しているだと・・・」
「こいつは、あとで異端尋問会を開くしかあるまい・・・」

・・・バカが数人いたようだ。元浜と松田が主犯格か。
あとで・・・物理的処刑だな。 主に手を出してきた時だが。



翌朝
「で、なぜか部長が俺の家に来て、『早急だけど、私を抱いてちょうだい』って言ってきたんだよ!」
「なるほど・・・」
リアス部長がイッセーに夜這いねぇ・・・?
リアス部長の実家は公爵家だっけな・・・お家騒動か?
「朱乃先輩なら、知ってるかもね。あの人は部長の快刀だからね・・・!」

・・・?強い気配がするな・・・
それも、上級クラス・・・部長以上だ。

 オカ研部室
「初めまして、私はグレモリーのメイド、グレイフィアと申します。以後、お見知り置きを」
「は、初めまして!兵藤一誠です!」
「初めましてですね。伊守黒斗、後ろの2人は使い魔のアリスとニャオだ」
「あなた方が・・・赤龍帝と異界の能力使い・・・」
「みんな揃ったところで、話すことがあるの」
「お嬢様、私が説明しましょうか?」
「いえ、自分で話すわ。じつは・・・」

カッ!

「魔方陣?」
「この紋様は・・・フェニックス」

ほー、悪魔にはフェニックスもいるのか。

「愛しのリアス、迎えにきたぜ」

・・・見た目ひどいなおい。
売れ残ったホストか?

「もう会場も決まってるんだ。さあ行こう」
「嫌よ」

「なんなんだこいつ?」
「この方は、ライザー・フェニックス様。フェニックス家の三男で、グレモリー家次期党首の婚約者です」
「え、婚約者あああああああ!?」

イッセー・・・気がつくの遅すぎだ。

「いやぁ、リアスの女王の淹れたお茶はうまいなぁ」
「恐れ入ります」

・・・あ、これは明らかに歓迎ムードじゃないな。
朱乃先輩もいつもの「あらあら」がないからな。
しかし・・・部長にベタベタ触って部長もかわいそうに・・・
あ、イッセーがキレた。

「てめぇ、いい加減にしやがれ!」
「なんだ?お前は」
「俺は、リアス・グレモリー様の兵士(ポーン)!兵藤一誠だ!」
「ふーん、あっそ」

あ、完全に流されてるな

~~~しばらく原作通りなので省略~~~

「これが、俺のかわいい眷族たちだ」

・・・女子ばっかり。見た目で決めてるってことは、レーティングゲームとやらでは「犠牲(サクリファイス)」やフェニックスの不死を利用してのゴリ押しか。

「な、なんだリアス、君の兵士くんが泣いているが」
「あの子は夢がハーレムなのよ」
「なるほどな。リアスの兵士くん、君ではこんなことはできまい」

! こいつアレする気かよ・・・
「おねぇ、何にも見えないよ?」
「ニャオはまだ見ちゃダメよ」

アリス・・・GJ。
あれはニャオにはまだ早い。

「くっそぉ!ハーレム作ってイチャイチャしやがって!どうせその中に部長も加える気だろ!?」
「そうだな、英雄色を好むだったっけ?日本はいい言葉を残してるね」
「何が英雄だ!お前なんて焼き鳥で十分だ!」

・・・焼き鳥って・・・これはこらえれん

「はっはっはっはっはwww イッセー、いいジョークだwww」
「な、言うこと欠いて焼き鳥だとぉ!」
「てめぇみてぇなのにゲームまで待つ必要なんてねぇ!俺が全員ぶったおしてやる!」
『BOOST!』
「やれ、ミラ」
「はい、ライザー様」

バギィ!

「ガッ」
「お前、弱いな」
「なっ」
「ミラは、俺の眷族の中でも下のやつだ。それに負けるなんて話にならんな」
「く・・・」
「豚に真珠、宝の持ち腐れだっけ?いくらお前の神器が強くても使い手のお前が弱いんじゃ意味がない」

事実だが、好き勝手言ってるな・・・そろそろ我慢も限界だ

「おい、そのくらいにしとけよ」
「なんだ貴様は?」
「俺は、リアス部長の協力者の伊守黒斗だ」
「ふん、たかが人間か」
「でも、あんたの眷族に負ける気もしないけどな」
「っ!ミラ、やれ!」
「はい、ライザー様!」

突っ込んできたか・・・みえみえだ。

ドスッ

「ぐっ」
「隙だらけすぎ。あんただったら10人いても勝てるね」
「ふん、少しはできるみたいだな・・・おい、リアス。ハンデだ。この人間もゲームに参加させろ。それと、ゲームは10日後だ」
「な、手加減だとでも言うの!?」
「部長、ここは素直に受けた方がいいです。俺も個人的にぶちのめしたいんで」
「・・・わかったわ。その申し出は受けるわ」
「せいぜい10日間あがくんだな」
「あ、ところでグレイフィアさん」
「なんでしょうか」
「今回の契約内容を確認させてもらっても?」
「今回のゲームは、ライザー様が勝った場合はリアス様とのご結婚、リアス様が勝った場合はこの話を破談にするということになっています」
「・・・それはちょっと話がよすぎない?」
「・・・どういうことでしょうか?」
「今回、リアス部長のご実家は大学卒業までは縁談は持ち出さないということになってたそうじゃないですか。だったら、釣り合ってないし、部長が勝った場合はこれ以降ご実家が縁談を持ち込まない、相手は部長が自分で見つけるということでいいじゃないですか」
「それでは、逆にそちらのほうが報酬が多いのでは?」
「もともと、ゲームの上位に入っているライザー氏と未経験のリアス部長の戦い、出来レースじゃないですか。これくらいはあって相応です」
「ふん、俺はそれでも構わん」
「では、そのように報告させていただきます」

・・・お家騒動に巻き込まれたが、これでいい。
部長はどうやら今回の婚約を嫌がってるみたいだし。
ライザー・フェニックス・・・叩き潰す!
 
 

 
後書き
読んでいただき、ありがとうございました。
レーティングゲームについては、ライザーをどうぶちのめすか考えています(笑)
では、感想、アドバイス等お待ちしています。 
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