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とある蛇の世界録

作者:arice
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第二話

 
前書き
疲れてなんて無い 

 
 
 ・・・一誠サイド・・・

 放課後になった。 だけど昨日のは何なんだ?
 先輩は明日使いをだすとかいってたけど・・・

 すると、女子の叫び声がきこえる・・・またかよ

 「キャー、木場くーん」
 「かっこいいー」

 くっそー! やっぱりイケメンなんて消え去れ!

 「兵藤君と御神くんはいるかな?」

 まさかあいつが昨日言ってた使いか?

 あっ、御神が寄ってた

 「お前が、グレモリーの使いか?」

 「そうだよ、部長に連れて来いってね」

 「そうか・・・」

 御神が顔をこっちに向ける

 「兵藤、時間が惜しい。早く来い」
 
 呼ばれたので、近づくと

 「嘘!? あのエロ猿と木場君が!?」
 「そんな!」
 「いや待って、もしかしたら・・・」
 「木場×御神!?」

 女子うるさいな!? ていうか腐女子多すぎだろ、このクラス・・・

 「うるさいな、おい早く連れていけ」
 「う、うん。そうだね」

 木場もドン引きじゃん、御神なんか無表情だし・・・いや、いつもか?

 そして、俺達は女子の悲鳴とともに廊下を歩き出した



    そして・・・



 「オカルト研究部?」
 
 なんでこんなとこに
 
 「そう、ここに部長がいるんだ」

 そういいながら、木場はドアをあけた

 「部長、連れてきました」

 「座ってもらって」

 俺達も入る。あれ? さっきから御神がやけに静かだな
 そう思いながら部屋に目をやると、なんかすごい部屋だった

 すごく、本格的な魔方陣? が壁や床に描かれている

 そして気づく、この音はシャワーか?
 なんであるんだ、シャワー・・・

 「部長、タオルです」
 「ありがとう」

 シルエットがエロい! 何で見れないんだ!!

 「いやらしい顔・・・」
 「まったくだ」

 小猫ちゃんのつぶやきに、御神が同調する
 てか、御神のやつ久しぶりな気がする

 「ごめんなさいね、少し汗をかいちゃったから」

 シーツの向こうから、先輩と黒髪美人がでてくる

 「姫島朱乃といいます」

 「こ、こんにちは」

 え、エロい。胸でかすぎるだろう

 「じゃあさっそく」

 先輩が話し始めたので、そちらを向く

 「私達はあなた二人を歓迎するわ」

 「悪魔としてね」

 ・・・・・・・ハイ?
 


 

 「粗茶です」

 「あ、どうも」 「悪いな」

 俺と御神にお茶をくれる、姫島先輩
 胸が・・・
 お茶を飲んでみる

 「うまい」

 「あらあら、ありがとうございます」

 そして、御神を見る 

 「まあ、うまいんじゃないか?」

 「ツンデレ・・・」

 小猫ちゃん、それは・・・
 御神めっちゃにらんでるし

 「朱乃、こっちに」
 「はい」

 姫島先輩がグレモリー先輩の隣に座る

 「単刀直入にいうわ、私達は悪魔なの」

 「私達、悪魔は昔から堕天使と争い続けているの。冥界では主に悪魔と堕天使が覇権を争っていて
  そこに、天使が乱入。そんな感じで三勢力で睨み合い、こんな所ね」

 「いやいやいや。何言ってんですか、先輩」

 何それ、めっちゃくちゃ怖いじゃん

 「・・・・・・天野夕麻」

 思わず息を呑む

 「あの日、あなたはその女とデートしてたわね」

 「やめてください」

 「天野夕麻は存在してたわ、うまく証拠を消したみたいだけど」

 「・・・どういう事ですか?」

 「あなたは、あの堕天使に殺されたのよ」

 「っ!? 何で俺が!?」

 「落ち着いてイッセー、きっと運が無かったのでしょうね」

 「う、運が無かったって・・・」

 「あなたの中にはある物が眠っているのよ」

 「ある物・・・」

 なんだよそれ

 「そう、それをせ「神器」っ!」

 み、御神?

 ・・・一誠サイドアウト・・・

 
 ・・・朧サイド・・・

 私が新器と言った瞬間、グレモリーが驚いた顔をする

 「何であなたがそれを・・・」

 少し、はしゃぐか

 「何でも知っているよ。 魔王サーゼクス・ルシファー、バラキエル、猫又、聖剣計画。
  何でも知っている」
  
 順に指差しながら言っていく
 面白い顔だなグレモリー

 「あなた、何者なの?」

 「私は私だ、君は何を言ってるんだ」

 怒ってるな、お子様め

 「そんなことは聞いていないわ、答えなさい!
  さもなければ」

 「さもなければ?」

 「少し、痛い目にあってもらうことになるわね」

 眷属全員が臨戦態勢に入る。
 
 「そうか」

 そうかそうか

 「良いだろう、やるか」

 グレモリーが魔力を集めると同時に

 「ちょっと待った!!」

 赤い髪の魔王が扉を開けた

 ・・・朧サイドアウト・・・


  
 
 
  
 

 
後書き
赤い髪の魔王とは一体・・・ 
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