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リュリュちゃん日記

作者:あちゃ
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ソルムンド暦177年7月13日

今日は朝から大変でした。
村の皆さんから、褒められたり、叱られたり、泣かれたり、褒められたり…

無事回復したオリバーさんのお見舞を済まし教会へ戻る途中、お母さんに呼び止められお祖父様のお墓まで一緒に行きました。
お墓まで行くと、お母さんは腰を下ろし私を抱き締めます。

そして「アナタのお父さんも6歳の時に、あの洞窟へ一人で入って行ったのよ」って…
一人……って凄い!
私にはドラきちが居てくれた! 一人じゃきっとムリだった……
でも何でお父さんは一人で入ったのだろう?

お母さんに聞いたら、幼馴染みの女の子の為だって!
薬師のおじさんを助け、薬草を女の子に渡す為にだって!
お父さん、格好良すぎです。
怒られても、人の為に頑張っちゃうって格好いいよね。
私、お父さんの娘で良かった。



 
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