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ハイスクールD×D ~ もう一人の副会長は生徒会の切り札(ジョーカー)! ~

作者:ラドゥ
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第五話『シトリー家の閃光』





俺の名前は兵藤一誠。



元女学園である『駒王学園』に通うエロいことに興味津々な極普通の男子高校生…だったはずなんだけど、それはもう過去の話。現在の俺は、オカルト研究部部長、リアス・グレモリー先輩の下僕悪魔になった。

なんでも、この世界には、『悪魔』、『天使』、『堕天使』の昨日俺を襲った夕麻ちゃんとあの黒ずくめの男はその中の堕天使で、俺の中にある神様が創ったという神器セイクリッド・ギアというものが危険だからという理由で俺を殺しに来たということらしい。進藤先輩が助けてくれなかったら確実に死んでいたそうだ。

そんな理由で殺されそうになるなんてと思っていたら、先輩がある提案をしてきた。

それが、先輩の眷属。下僕悪魔にならないか?という提案。なんでもあの堕天使たちは俺が神器セイクリッド・ギアを有している限り、また命を狙ってくる可能性があるという。

そこで、自分の下僕悪魔になってリアス先輩の保護下に入れば堕天使たちは手がだせなくなるという。

それを聞いて、安全を確保できてなおかつ二大お姉さまのお二人の傍に合法的に居られるのはかなり魅力的だったが、それでも下僕という言葉の響きにひっかかり俺が先輩の提案への返事を渋っていたが、リアス先輩の一言が引き金となって、俺は先輩の提案を承諾した。

「私の元に来れば、華やかな生活を送れるかもしれないわよ?」
「詳しく聞かせてください」

なんでも上級悪魔の眷属となった悪魔は、その後の頑張りによって、主と同じ上級悪魔になって爵位を魔王様からもらえるらしい。

そしてもちろん自分の眷属も持つことができるという。女の子だけで眷属を作り上げることもできるらしい。

つまり、夢にまでみた俺だけのハーレムを築くことができるのだ!!

俺はそれを聞いて、即先輩の下僕悪魔になることを決めた。

だって頑張ればこんな俺でも夢のハーレムが築ける可能性があるんだぜ!?そんな話乗るしかねえだろ!



「ハーレム王に俺はなる!!」

某麦わら帽子をかぶった少年に負けないほどの情熱を持って俺はそう宣言したが、そこでふと先輩に聞きたいことがあったことを思い出す。


「あの部長。そういえば、進藤先輩も悪魔なんですか?ここには来てないみたいですけど…」

その言葉を聞いて、部長は「ああ、そういえば言ってなかったわね」と思い出したように俺の質問に答える。

「この学園には私の他にもう一人上級悪魔がいてね。彼はそちらの眷属悪魔よ。ちなみに彼の主である上級悪魔は生徒会長の支取蒼那ね」

俺は部長の言葉で、この学校の生徒会長の姿を思い出す。どこか冷たい印象のある、「クールビューティー」という言葉が似合う人だったなあ。

ん?そういえば…。

「部長、あと一つだけ。昨日堕天使たちが進藤先輩のことを『シトリー家の閃光』っていってたんですけど、あれってなんのことなんですか?」

なんか堕天使たちが進藤先輩がそれだと知って、驚いていたように見てたんだけど…。

「ああ、それは羅来の異名のことね」
「異名?」
「ええ」

部長がいうには、優れた力を持つ下僕悪魔には、自然とその者を指し示す異名がつけられているという。ちなみに朱乃先輩もその異名つきの一人で、「雷の姫巫女」という異名で呼ばれているらしい。

「彼は若手悪魔の眷属の中で最強の騎士ナイトと目されるほどの力を持っていて、あまりの速さで敵を切り捨てることからその名で呼ばれることになったと聞いているわ」
「こわっ!?」

そりゃあ、堕天使たちもあんなに驚くわけだよ。

「あなたが上を目指すなら、いや私たちが上を目指すなら間違いなく強敵となる男ね」

俺はその先輩の言葉を聞いて、自分の夢の実現の難しさを理解した。









早まったかな、俺……?
 
 

 
後書き
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