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こんな私(俺)の物語

作者:金猫
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第四話 裏事情ですか巻き込まれますか

 
前書き

11月14日修正 

 
神のいないこの世界
だがそれでも、伝えられて技術は残っている。




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どうも、ただ今ほぼ一方的に攻撃されている八雲紫です。場所?博霊神社の境内だよ。
今、霊夢と手合わせしているところです。まあこちらからの攻撃は当たらないんだが。
以前、能力の応用を教えたら、いきなり夢想天生を編み出してきた。すげぇ才能、そして同時に恐い。だがまだ不完全なので、姿が見えている!だが触れない。
また増えた最近の日課。霊夢に霊的な事を教わり、能力的な事を教える日課。幽々子はせんべい食べながら見ている。少しはあなたも鍛えなさい!霊力でできる事は主に三つ。霊弾、結界、強化だ。だが俺は結界以外は才能がなかった。霊弾(B)結界(SSS)強化(D)ってとこか。結界に関してはエキスパート。霊夢を越えた。あの才能の塊を!・・・俺も才能の塊か。また一誠とリンクしてみるか。そうして目に飛び込んできたのは、

男性の堕天使だった。

素早く状況整理、結論、公園で堕天使と遭遇。

「これは数奇なものだ。こんな都市部でもない地方の市街で貴様のような存在に遭うのだな」

マズイわね。とりあえず一誠に呼び掛けますか。(一誠、大丈夫かしら?)

(その声!あの時のか!?)

(ええ、どうなってるの?)

(俺も分からん!)

(とりあえず時間を稼ぎなさい、なんとかなるから。多分。)

(多分かよ!でも分かった。何とかしてみる。)

「逃がすと思うか?下級な存在はこれだから困る」

少し原作と違うが誤差だ。

「お前の属している主の名をいえ。こんなところでお前たちに邪魔されると迷惑なんでな。こちらとしてもそれなりの・・・・・・まさか、お前、『はぐれ』か?主なしならば、その困惑している様も説明がつく」

(意味解らねぇ!どうすりゃいいんだ!?)

(取り敢えず主はいると言っておきなさい。主の名はリアス・グレモリーよ)

(前半は分かった。とにかく言ってみる)

「えっと、俺の主はいます!」

「ほお、その名は?」

「えっと、リアス・グレモリーです。」

「嘘をつくな!貴様のような雑魚をあの滅殺姫が眷属にするはずがない!」

(余計混乱したぞ!?)

(仕方ないわ、逃げなさい。)

(了解!)

急に耳鳴りがする。堕天使の光の槍、警告しないと、

(今のあなたにあの光は天敵よ。触れないようにしなさい。)

(応!あれにいい思い出なんかないからな!って)

ドスッ

「ゴホッ・・・・・・がっ」

(痛い、超痛えよ)

(世話が焼けるわね)

光と闇の境界
光で出来た槍が黒くなっていく。これなら痛くない。むしろ薬だ。

(混乱しているわ、今のうちに逃げなさい!あまり痛くないでしょう!)

(本当だ。分かった!)

「逃がさん!」

しかし腐っても堕天使。二本目を作り出し、投げつけようとする。が、その前にその腕が吹き飛んだ。

「えっ?」

「その子に触れないで頂戴」

来たか、ルイン・プリンセス

「・・・・・・紅い髪・・・・・・グレモリー家の者か・・・・・・」

「リアス・グレモリーよ。ごきげんよう、墜ちた天使さん。この子にちょっかいを出すなら容赦しないわ」

「・・・・・・ふふっ。これはこれは、その者は本当にそちらの眷属だったのか。この町もそちらの縄張りと言うわけだな、まあいい。今日の事は詫びよう。だが、下僕は放し飼いにしないことだ。間違って狩ってしまうかも知れんぞ?」

「ご忠告痛み入るわ。この町は私の管轄なの。私の邪魔をしたら、容赦なくやらせてもらうわ。」

めんどくせ、帰ろ。(それじゃあまたね。)

(おっおい!名前くらい言えよ・・・・・・ダメだ、意識が・・・・・・)

さて、かえって寝るか。

「あら、気絶したの?でもこの傷光を受けた割には浅い。初めて会った時もギリギリまで生きてたし、つくづく面白いわ。」

よかったな、一誠。明日、裸体に触れられるぞ。

少女帰宅中・・・

帰って見たものは、満面の笑みを浮かべる幽々子、いつもどうり割烹着を着て高速で料理する籃。分かりやすいな。料理が足りなくなったか。食材買ってきてよかった。満杯の大型買い物袋六個分、家に冷蔵庫は三つあるのよ!

「あっお帰りなさい」

「ただいま、手伝いましょうか?」

「助かります!お願いします」

ほんと調理器具が多い家。

また1日が終わる。


    翌日


昨日は疲れた、手首痛い。でも満足したからゆっくり眠れると思ったら、

「国際的ィィィィィィ!!!!イッセーがァァァァ!!!」

うるさっ!近所迷惑だよ!少しOHANASHIしに行きましょうか。

ピンポーン(インターホン)

「ハイ、何でしょうか?」

「近所迷惑です。誰ですか?あの奇声をあげたのは、少しお話させてもらいます。」

「あっ、すっ、すまない、妻なんだが僕もなぜ奇声をあげたかわからないんだ。」

「では、現状を見させていただいてもよろしいでしょうか?」

「あっ、えっと、どうぞ。」

そうして兵藤家にお邪魔する。そして騒ぎの元凶がいるであろう二階にいく。因みに今の服装は紫ドレスだ。
そして見たものは!
発狂している(たぶん)
全裸で布団の上にいる一誠とリアス。こら一誠。私の胸をガン見するな。
わかっていた。わかっていたハズなのに、凄い叫びたい。
沈黙が続く。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふう。

「あっ、お邪魔しております」

「いやこのタイミングで言いませんよね!?」

お前はツッコミか。取り敢えず妻(仮)を引っ張って下に降りる。このままじゃ喋りたいことも喋れないだろうし。


ただいま鎮静中・・・


「いただきます」

どうも、兵藤家の朝食に巻き込まれた八雲紫です。一誠、汗が凄まじいぞ。まあ一応美人に挟まれてるしな。
気まずい。

「あの・・・・・・リアスさん。イッセーとはどういうご関係なのかしら?」

いったー!切り出したよ!あんたは勇者だよ!普段からポーカーフェイス練習しててよかった!普通じゃ顔に出てたな。

「仲のいい先輩と後輩「嘘よ!」・・・ですわ」

早い!否定が早い!

「だ、だ、だだだだだだだって!ベッドで!」

「最近の添い寝は、そうゆうものですわ、お母様」

100%嘘だ。ダウトだ。

「そっそうなの・・・・・・。最近の添い寝はそういうものなの?」

目のハイライトがないぞ!?軽い洗脳だな。一誠、顎、外れるぞ。
だが目が虚ろなことに気づいたのだろう。少し内緒話をした後、父の方を見る。
もちろん、目が虚ろ。そして次に俺を見た。しまった、俺は精神的干渉を遮断している。当然目のハイライトは消えていない。一誠も目を見開いている。マズイ、目、付けられた。


少女登校中・・・


どうも、なぜか待ち伏せされたように三人で登校している八雲紫です。悲鳴が凄い。原作より。三年生が「紫お姉さまァァァァ!!」と言ったときは恐怖した。

「リアス先輩、私は先にいかせてもらいます。」

「後で呼び出すわ、絶対来なさい。」

恐い、精神的に恐い。さっさといこう。


放課後・・・・・・


俺と一誠は本校舎の裏手にある旧校舎に来ている。ちょっと話した後、教室の前で止まる。
掲げられているプレートにはオカルト研究部の文字が。

「部長、連れてきました」

「ええ、入って頂戴」

そう言って中に入る。入った瞬間うわぁと思った。まず精神干渉系の術をかけられている。
たぶん確認だな。問題は塔城子猫の隣に座っている銀髪オッドアイ、神夜王魔がいた。そして開口一番

「なんでてめえがここにいる!」

とのたまいやがった。このクソガキ。先輩に対する礼儀が成ってねえな。ダアホ。

「おい!先輩に向かってそんな口の聞き方は無いだろ!」

おお一誠。お前の株が少し上昇したよ。だが相変わらず睨んでくるクソガキ。だがもっと恐ろしい呪詛があった。

「(ボソッ)巨乳なんて滅びれば良いのに。」

精神的男子全員がびびった。持たない者の、持つものに対する呪詛コエエ。
だが一誠は
カーテンの開く音に反応し、そこに視線を向ける。そしてもう一人出てくる。あっこいつ絶句してるよ。でたよ、大和撫子、姫島朱乃。輝夜といい勝負だな。思考していると、自己紹介が終わったらしい。

「これで全員揃ったわね。兵藤一誠君。いえ、イッセー」

「ハ、ハイ」

「私たちオカルト研究部はあなたを歓迎するわ、・・・・・・悪魔としてね。」

一斉に黒いコウモリのような羽を出す。はあ、巻き込まれた。
珍しくため息を吐いた。

色々分かっていない兵藤一誠に説明している。天使、堕天使、悪魔の三竦みとか、堕天使が自分を殺そうとした理由とか、神器(セイクリッド・ギア)の事とか。お、あの恥ずかしい黒歴史か。カメラカメラ。

「ドラゴン波!」パシャ!

取った、撮りましたよ。そして出てくる赤い籠手。赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)だ。
そしてチラシの話をしている。俺いなくてもよくね?

「よほど願いが強かったのでしょうね。普段なら眷属の朱乃達が呼ばれるのだけれど」

そりゃそう仕向けたからな。

「そう言えば先輩?あの時なにか聞こえませんでした?」

「いえ、何も聞こえなかったわ」

「不思議な声を聞いた瞬間、なにかが踏みとどまった感じがしたんですよ。その声の指示に従ったら先輩を呼べたんです。なにか知りませんか?」

「いえ、判らないわ。でもそれを踏まえると辻褄が合うのよね」

「何がですか?」

「イッセー。あなたの傷は本当は即死だったの」

「ええっ!?」

「でも私が来るギリギリまでは生きていた。その存在が助けてくれたのかもね。」

「えっ、俺そんなに危機一髪だったんですか?」

「良かったわね、本当に」

それやったの俺だからな~まあ置いといて、クソガキ、舌打ちすんな。
そして悪魔として生まれ変わったことを伝えた。んで、俺以外の背中に悪魔の翼、アウェーだな。詳しい自己紹介が始まった。二度手間じゃねえか。後忘れられているクソガキ。いい加減睨むのヤメロ。
客に対しても失礼だ。ああ、話が長い。では、ここで最近来た転校生の紹介です。まず一年生に来た姉妹、
古明地さとりと古明地こいし、二年生に表情豊かなポーカーフェイス、奏こころ。全員人間。体に小物を着けているキャラだよ。勿論服をプレゼント。

「でっ、次に貴女なのだけれど・・・・・・」

うわぁ、そんなに洗脳しようとしないで。

「・・・・・・やっぱり利かないわね。あなた、何しているの?」

スッゴいマズイ。もう巻き込まれますか。どうしよう。

「あー、何故でしょう?」

「部長、こいつも神器持ちじゃないんですか?」
このクソガキ!何てことを!

「よくわからないのよ」

隠してるからな。ここは戦略的撤退!
皆が話している間にスキマで脱出。ついでにこの事は一般人には話さないと書いた置き手紙。
ああ、神経すり減った。

「紫、どうしたの?」

幽々子、お前だけが癒しだ。


少女休養中・・・


しばらくしたが、向こうは絡んで来なかった。そして家でくつろいで居たとき、ソイツはやって来た。

「紫さん!アーシアを助けるのを手伝って下さい!」

は、?何いった?アーシアを助けるのを手伝え?つまり教会と戦えと?

「手伝ってくれたらもう近づかないから!頼む!」

後にいるのは・・・子猫と木場か。銀髪はいないな。巨乳好きか。

「・・・・・・何故私なの?私は一般人よ。」

「違うだろう?」

・・・・・・木場・・・。

「少しだけど、神器の気配がするよ。今まで隠してたんだろうね。」

「だから頼むの?」

「ああ、頼む。」

隠せると言うことは使いこなせると思っているのだろう。当たり。

「・・・・・・幽々子、籃、ちょっと出掛けて来るわ。」

「ええ、事情は聞いたわ~。」「行ってらっしゃいませ」

「えっ?」

「さっさと行くわよ。眠たいんだから。」

「ありがとう!早速走ろう!」「えっ?何故走るの?」

「何でって、急ぐからだよ。」「あなたたちみたいな運動神経は無いのよ。」

「じゃあ運ぶよ!」「余計に時間がかかるわ。」

「じゃあどうするんだ!」「こうするのよ!」

スキマを開く。うん。最近愛着がわいてきた。

「うわっ!?気持ち悪!」「えっ?可愛いじゃない。」

「いや気持ち悪いからね!?」

「それよりはそれはなんだい?」

「説明している暇はないわ。急いでここを通りなさい。」

「えっ、いや、わ、分かった!」

さーて。殴り込みますか。


少女達移動中・・・・・・


教会が見える位置に来た。今、図面で確認しているところだ。

「よし、行こう。」


少女突入中・・・・・・


どうも、ただいまキチガイと会話中の八雲紫です。良く舌がまわるな~。

「セイクリッド・ギア!」

ん?話終わったk「潰れて」

「しゃらくせえ!」

おーおー、投げてぶったぎって、派手ですなー。凄い速度で木場が斬りかかる。フリード、何気にハイスペックだよな。

「そこのお嬢ちゃんも悪魔といる時点で同罪ですね!そうですね!ではその命、イタダキマス!」

そうして斬りかかって来るフリード。はええな。だが剣を振った瞬間しゃがみ、足払いで浮かし、腹を殴ってぶっ飛ばす!何のためにUSCと修業してると思ってるの!

「ゴハァ!」

「「「なっ!?」」」

まあ一般人がそんなことしたら驚くわな。あ、傘持ってこれば絵になったかな。

「・・・・・・っけんな。ふざけんなぁぁぁ!!クソがぁぁぁぁ!」

あ、逃げた!「ぜってぇ殺す!」その台詞、言う相手間違えてるぞ。さてと、隠し階段に向かいますか。





まあたぶん、日常(非日常)







 
 

 
後書き
奏こころの読み方は(はたのこころ)分かりにくい!
ご指摘ありがとうございます。矛盾がないよう頑張ります! 
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