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私立アインクラッド学園

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第二部 文化祭
  第43.5話 ハッピーハロウィーン

 
前書き
とっくにハロウィン過ぎてるけどね。笑

 

 
 今日はハロウィーン。その為、1・2限目は授業の代わりに自由時間となっている。

「キリトくーん!」

 後ろから、アスナの楽しそうな声が飛んでくる。
 俺はがおはようアスナ、と言って振り向くと──

「……ッ!?」

 アスナの服装は、いつもとは違うものだった。
 その姿はなんというか──“あざとい”という表現しか見当たらない。

「ふふ。トリック・オア・トリート、にゃん!」

 アスナが語尾に何か付け足した。
 何だこれ。確かに、ハロウィーンの仮装としては超絶一般的なものではある。
 がしかし、美少女がやると、ものすごい破壊力を生み出すらしいその衣装は──

「……く、黒猫メイド……?」

 アスナは頭についた黒い猫耳をきゅっきゅと照れたように引っ張った。

「う、うん。改めて言われると、ちょっと恥ずかしい……。と、とにかく、トリック・オア・トリート! ……にゃん!!」

 アスナは頭につけた猫耳を、照れたように引っ張った。俺の返事はもちろん。

「いたずら希望で」
「もう、素直にお菓子渡してよー」
「……ごめんなさい」

 割と本気だったのだが。ていうか、語尾の“にゃん”が不自然さ極まりない。
 俺は仕方なく、ユイ用に常備しているクッキー1袋をアスナにやった。

「ふふっ、キリト君、ありがとにゃん」
「──ッ!?」

 不覚にもドギマギしてしまう。健全な男子高校生なら、それも仕方あるまい。想像してみてほしい。
 目の前には、恋人である美少女が立っている。その美少女が、にゃんとか言ってお菓子を要求してくるのだから──。
 アスナが悪戯っぽい笑みを浮かべる。
 ──嫌な予感しかしない。

「と、いうわけでキリト君」
「な、なに?」
「キリト君もこれ、頭に付けよっか」
「却下です」

 “これ”が指すものとは──言うまでもない。 
 

 
後書き
さて、君はハロウィン楽しんだかな? え、すっげぇ楽しんだって?
うん、リア充は爆ぜろ 
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