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中二病が主人公になったら?

作者:アガセ
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第2話

"紆余曲折ありまして、オレ、1歳になりました。
立って歩けるようになり、少し喋れるようになったよ。
でも、呂律が回らないけどね。
まあ、爺ちゃんに下の世話をして貰っていた頃はかなり恥ずかしかったんだけど、
そういったものからようやく開放されたんで、とりあえず良しとしますかww
まあ、爺ちゃんはもっとお世話したかったのか残念そうにしてたんだけどね...。

さて、オレが3歳頃に起こるであろう事件、
『日向ヒナタ誘拐事件』に備えて少しでも強くなっておきたいと思う。
え?何で助けるかって?そりゃあ、NARUTOの中でも特にヒナタが好きだったんでww
この事件を切っ掛けに仲良くなれたらいいな~とか思っているわけで。
んで、いつしかヒナタに「ひなだおー!」て言わせるんだ(キリッ!)
ん?別に『変態』とか『ロリコン』とか言われても全然気にしないし♪

ああ、話が逸れちゃったなぁww
しかし、この年齢だと修行なんぞロクに出来ないんだよな。
まあ、重りを持ち上げられるほどの筋力がないからなんだけどね。
とりあえず、いま出来ることと言えば、
火影邸内で走れるだけ走り回って脚力を上げることと、
両膝を着いた状態での腕立て伏せで腕力を鍛えることぐらいかな。
まあ、重りを使ったトレーニングが出来るようになるまで少しの辛抱だから
いまは地道に頑張ってます^_^ "


~1年後~

"はい、紆余きょ(ry
・・・2歳になりましたww
客観的に見て、めっちゃ流暢に日本語喋れる2歳児って気味が悪いよね。
うん、キモくてすみませんww
意思疎通って大事だと思うんで結構練習しましたwww
んで、まあまあ筋肉がついてきた気がするんで、
予め計画していた重りを使ったトレーニングをやろうと考えています。
しかし・・・肝心の重りが手に入らない(汗)
爺ちゃんはオレに対して過保護だから頼んでも貰えなかった・・・orz
という訳で、いまマイト・ガイ上忍の目の前までやって来ました。
あの人ならくれるに違いない。
では、早速・・・"

「ガイせんせー」
「ん?どうした、少年よ。何か悩み事か?」
「あの、体を鍛えたいので、良いトレーニング器具とか知っていませんか?」
「ああ!それなら、この『根性ベルト』がオススメだ!
腕や足に着けると効率良く青春出来る優れものだぁ!」

"『効率良く青春』?よく分からないことを言い出したな・・・"

「しかし、少年よ。どうしてそんなことを私に聞くのかい?」
「それは・・・全力で青春を謳歌したいからです!
しかし、そのためにはまず資本となる体を十分に鍛える必要があると考えています。
そこで!青春への第一歩を踏み出すためにせんせーに助言を仰いだのです。」
「ほう・・・成程な。」

"フッ、この程度の質問など想定済み・だ(ニヤッ) "などとナルトは思っていた。
しかし、予想外な質問がとんで来たのである。

「では、少年よ。君にとって『青春』とは何かね?」
「そ、そそ、それは・・・」

"な、なにぃ!?こんな質問、想定してなかったぞ!?何か返さなければ・・・(汗)"

「えっと・・・自分にとって『青春』とは・・・・・・
『言葉では言い表せない、何か熱いものが込み上げてくるもの』・・・です。
えー・・・本とかで見たことがある言葉ではあっても、
自分はせんせーと違って人生経験が全く豊富ではないので、
ちゃんとした理解は出来ていません。
しかし、少なくとも『青春』とは弛まぬ努力の上で成り立つものだと思います。
『努力なくして、青春在らず』・・・未だ答えを導き出せていない自分は努力をして、
その努力の先に自分の『青春』を見つけられたら、と考えています。」
「・・・・・・・・・。」

"や、やべぇ。な、何かマズイこと言っちゃったかな、オレ・・・(滝汗)"

「うっ・・・」
「うっ?」
「・・・うぉおおおおお!!!オレは猛烈に感動したぞぉ!!!(号泣)
こんなに小さな子供がここまでのことを言えるなんて・・・おい!少年よ!」
「は、はい!(アセアセ)」
「たしか、トレーニング道具を探していたんだったな?
ならばこの『マイト・ガイ特製 根性ベルト パーフェクトセット』を君にやろう!」
「・・・・・・え!?ホントに良いんですか!?」
「ああ!君みたいな子には是非、立派に育って欲しいからなぁ!
当然、重いだろうから巻物から呼び出せるようにしたぞぉ!
少年、これからも頑張るんだぞぉ!」
「は、はい!精一杯頑張ります!ホントにありがとうございました!」

"・・・という訳で「根性ベルト」、GETだぜ!www
・・・え?本気で『青春』のことをそう思っているかって?
・・・・・・ご、ご想像におまかせするってばよ(汗)
さ、さあ、あと1年とちょっとだ!
更なる高みを目指して頑張るぞぉ!!!"

余談だが、ナルトがアレを貰ったあと強制的に
夕日に向かって、しかも夕日が地平線に隠れて見えなくなるまで走らされたのであった。


~そして更に1年が過ぎて・・・~

はい、う(ry
3歳になりましたww
ぶっちゃけ、同世代には負けないくらい強くなったと思う。(自画自賛ww)
まあ、あれだけ鍛えてる3歳児ってそうそういないと思うよ?当たり前だけどww
おまけに九尾の治癒力のおかげで尋常じゃない速度で鍛えらさっていってる。
え?何で『九尾の治癒力』のおかげなのかって?
それは、痛んだ筋肉をもの凄い速度で再生してくれるからなんだよね。

筋肉は痛むとより強靭になるように再生するものなんだけど、
ただ我武者羅に鍛えれば良いというものでもない。
筋肉が痛んだままトレーニングしても再生が追いつかなければ意味がなく、
痛んでいるものをさらに痛みつけることになるので、
我武者羅に鍛えることはむしろ逆効果になんだ。
だから、トップアスリートと呼ばれる人達の大半は
回復速度を計算に入れた『ちゃんとしたメニュー』を組んで
トレーニングをしてるはずなんだよね。

ところがオレの場合、九尾の治癒力のおかげで寝れば傷は全快するんで
『常人には無理なメニュー』を組んでも全く問題がないんだよねww
いや~、この回復力はチートやわwww

あとは・・・そうだ。
術は使えないけど、
チャクラを練るところからチャクラコントロールまではある程度出来るようになりました。
木登り、水面歩行ときて、
今度はナルトvsペイン戦でやってたペインの水面スケーティングに絶賛挑戦中♪

あとなんだっけな・・・あ!大事な事を忘れてたわ!
何か両親が殺される夢を見て、寝覚めが悪い中洗面所まで行ったら、
鏡に写っていた目が紫色のグルグルな感じになってました。(イエーイ♪)
で、でも・・・り、輪廻眼のデザイン、全然顔に似合わない・・・orz
という訳で、輪廻眼の前のステップ、カッコイイ眼『万華鏡写輪眼』のやり方を模索中です。ww
まあ、血筋の関係と覚醒条件は既に両親の死で満たしているはずなので
オレが覚醒出来てもおかしくないんだけども、う~ん、やり方わかんねぇ。
まあ、その内絶対出来るようになってみせる!うん!


という訳で、長いなが~い経過報告を終えたところだが、
そうこうしている内に日向ヒナタを抱えた雲隠れの忍が
こっちに向かってきているのが見えた。
・・・え?話が急過ぎるって?それはまあ、気にしないでくれww
長いこと森で待ち伏せしてたから説明してた訳でして・・・
ああ、言っていなかったね。今、森で待ち伏せしていたんだ。(笑)
うん、言うのが遅すぎたねww。・・・メンゴww

さあ、いよいよ戦闘や!よし頑張るぞぉ!"


ナルト月に背を向け木から飛び降り、雲隠れの忍の前に立つ。

「貴様、何者だ!!」
「・・・オレか?オレは・・・切れたナイフだよ!!!」
「・・・・・・ファ!?」

to be continued・・・? 
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