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マジカル☆ウィッチルフェイちゃん! 

作者:メア
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マジカル☆ウィッチルフェイちゃん誕生②

 





 私、ルフェイ・ペンドラゴンは現在3歳です。話せる様になって少ししたら、お母様やメイドさん達矯正されました。瞬間的に。なので、一人称も私になりました。別に諦めているので問題ないですが。問題があるとすれば部屋から出してくれません。なので、分割思考の練習と魔力放出ばかりしています。赤ちゃんの脳ミソは優秀で、どんどん出来る事が増えていきます。ちなみに全部放出すると、いい時は10倍近く増えるのです。少ない時は2倍くらいですが。お母様の魔力を大河と例えると、私の魔力は小川です。

「じゃあ、読み書きの練習ね」

「はい、お母様」

 分割思考で勉強しつつ、魔力制御のお勉強です。身体の中を魔力が循環するようにお母様に直接教えて頂いています。これは魔術の基礎なので毎日練習します。その後、簡単な魔法を教えて頂きます。これぞ正に英才教育!
 終わればお昼寝タイプなので、魔力を放出してから寝ます。




 3歳5ヶ月には読み書きを覚え魔術書を貰いました。それから、その魔術書を教本にして浸すら練習です。
 4歳になるくらいには魔術書を読み解けるようになりました。分割思考で速読と完全記憶を習得するのに苦労しただけあって、簡単に魔導書まで進めました。

「ここからは適正値が高くないとまずいのよね」

「?」

「いい、魔導書は生きているといっても過言ではないわ。書き手の魔力を使って新しい魔導書を作成する。作成された魔導書は作者に対しては牙を向かないけれど、それ以外の物には牙を剥くわ。使用者の精神崩壊や身体を乗っ取られるという方法でね」

「怖いです」

「そうね。そして作成される魔導書も作者の魔力を貪る事で死に至らしめる場合があるから気をつけなさい」

「はい」

 それから、魔導書の読み方とか解読の仕方を習う。目も其処ら中を見ることで鍛えて、精霊を見れるようになった。

「精霊ね。そっちも練習しましょうか」

「はい!」

 精霊術を勉強しながら、許可された図書室でひたすら分割思考と速読を行う。その為、分身を作り出す魔術を覚えて、使いながら勉強した。魔力が加速度的になくなるので気を付けないといけにが、特に問題ないだろう。




 5歳になると、ようやく外に出る許可をもらった。外ではお兄様がお父様と戦っていました。

「俺は最強の聖剣使いになるんだっ!!」

 と、中二的なことを言っていました。その後、お父様にボコボコにされましたが。まあ、私にお母様にされました。ちゃんと近接戦闘も出来る様に修行しないといけません。

「まあ、及第点ですね。後少しで黄金の夜明け団に入団して貰いますから、そのつもりで」

「はい!」

 楽しみです。でも、その前に魔導書の書き方を教えて欲しいですね。






 
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