| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

アイスクリームシンドローム

作者:黒鉄リン
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三話 〜過去・少年少女〜

「ちょっと!私のアイスクリーム!」

「いーじゃねーか、三段もあるんだしさー」

「よくないわよっ!それだけが部活後の楽しみなんだからっ」

「アニキ、大人げねーw」

少女が1人、少年が2人。

それはとてもとても仲の良いーー…

3人の兄妹でした。

3人はそれぞれの部活の帰り道。
アイスクリームを買って歩いていました。
炎天下の夏の空の下、まっすぐに伸びた一本道を、
少年少女が歩いておりました。

それはのどかな…
田舎の片道を連想させる静かな通りでした。

ーーーーーその静寂は、轟音によって崩されました。

ブルオオオオオオオオオオオオッ!!!

「!!?」

キィイイイイイイイイイッ!!

「うわぁぁあっあ

ドッ…





断末魔の叫びはありませんでした。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧