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魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~

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A’s編
  いつもみたいな変な顔

 
前書き
ハッピーバースデイ、ガングログロスケ。爆発しろ。
そんなわけで本日・・・というか昨日?はあのグレ子の誕生日でしたね。まったく、今の愛すべき相棒(バカ)を見習えアホ峰。
注意)作者はアホ峰くんは割と嫌いです。しゃどーを捨てちゃいましたからね。それに比べてあの愛すべき相棒(バカ)は大好きです。結婚式には呼んでね☆
あと、灰色の不良(中学時代限定。コーンロウなんて認めない)とお菓子の妖精(マイフェアリー)と無駄にハイスペックな笑い上戸さんは好きです。
二百二十四文字使った自分、一体なんだろうね・・・?
これ、なのはの小説なのになぁ・・・。

・・・そ、それではっ
 

 
「お待たせ、四人とも」

そう言って上から降りてきたのは金色の髪をしたアリシアそっくりな黒いバリアジャケットを着た女の子。
フェイト・テスタロッサだった。

「フェイト!」
「ゴメン、待たせちゃったね。でも安心して。ここからは私たちも付いてるから」

私・・・たち?

「僕もいるよ」

そして現れたのはユーノ・スクライア。
半年ぶりに会う、俺たちの大切な仲間だった。

「お姉ちゃん、ユーノ、美愛。私はあの子を追うから、なのはをお願い。陽龍は一緒に来てくれる?」

俺たちはフェイトに指示をもらい、赤い少女を追う。

「なんかやばいよ、フェイト!」

フェイトと共に来ていたらしいアルフは赤い少女にバインドを掛けたあと、何かに気がつく。
すると新たな敵、ピンク色の髪の女性と白っぽい髪の男性が現れた。
ピンクの女性は下からフェイトに襲いかかり、遠ざけたあとに俺に攻撃を仕掛けてくる。
俺は咄嗟のことで受けることしかできず、飛ばされてしまう。

「うおぉぉ!」

男性はアルフに背後から攻撃を仕掛け、同じように遠くに飛ばす。

「紫電一閃ッ!」

女性は持っていたデバイスの剣に炎を纏わせてフェイトに襲いかかる。

「フェイトォ!」

アルフが近づこうとするが、男性が道を塞いでしまう。
くっ、だったら俺が行かないといけないか・・・!
オレはすぐにフェイトの元に行く。

「大丈夫か、フェイト!」
「うん、大丈夫。バルディッシュも本体は無事」

フェイトはそう言ってバルデッシュに魔力を込め、破損したところを直す。

「広域結界から全員一気に転送する方法ある?」

全員一気か・・・。

『ユーノ、聞こえるか?』
『陽龍?うん、大丈夫だけど、どうかした?』
『この結界から一気に全員突破する方法、あるか?』
『うーん・・・アルフと強力できれば、なんとかいくかな』
『了解。オレたちで時間を稼ぐから、その間に頼む。あと、美愛になのはの警護を頼んで、アリシアに参戦してもらってくれ。アルフの代わりをして欲しい』
『わかった』
『アルフもいいな?』
『ちょっとキツイけど、なんとかするよ!』
「じゃあフェイト、お前はピンクの人、俺は赤い少女。後から来るアリシアは男性の相手だ。行くぞッ!」
「バルディッシュ、撃ち抜けッ!」

フェイトが女性に向けて魔法を放つが、それは当たるどころかかすりもしない。

「いい剣をしている。私の名はシグナム。ベルカの騎士にしてヴォルケンリッターの将。そして我が剣、レヴァンティン。お前の名は?」
「・・・ミッドチルダの魔導師時空管理局嘱託、フェイト・テスタロッサ。この子はバルディッシュ」
「テスタロッサ・・・それにバルディッシュか」

女性とフェイトは共に名乗り、そして戦いを始める。


その頃、なのはと美愛は・・・。

「助けなきゃ・・・私が、みんなを・・・助けなきゃ・・・!」

なのはがレイジングハートを立てて立ち上がろうとしていた。

「でもなのは、その怪我じゃ危ないよ!」
<そうだよナノハ!そんな状態で魔法を撃っても、失敗するか、成功しても大怪我をするかだよ!>

それを陽龍に頼まれて近くで守っていた美愛とヒカリはなのたを止める。

「心配してくれてありがとうね、美愛ちゃん、ヒカリ。でも、大丈夫だから・・・」

なのはがそう言うと、レイジングハートが自らの形態を変え、スターライトブレイカー(星を軽くぶっ飛ばす☆)を撃つように勧めてくる。

<ちょ、ちょっと待ってレイハ(レイジングハートの略称)!あんな負担のかかる魔法は危ないよ!せめてディバインバスターの方が・・・!>
<問題ありません、ヒカリ。そしてミア、マスター。私を信じてください>
「レイハ・・・」
<あと美愛、ヒカリ。レイハというのはやめてください>
<まったく、キチンと成功させたらやめてあげるよ♪ね、ミアミア?>
「うん!だからレイハ・・・いや、レイジングハート、なのはをしっかり守ってあげて。私も手伝うから!」
<もちろんです>
「ありがとうね、美愛ちゃん、ヒカリ、レイジングハート。
みんな、私が結界を破るから、タイミングを合わせて転送を!」
『なのは!?』
『なのは、大丈夫なのかい?』
「大丈夫だから!レイジングハート、カウント!」
「ヒカリ、私も手伝うよ!」
<りょーかい!いっくよーーっ!>

そして二人が準備を始めた頃、異変が起きた。

「・・・え・・・?」
「なに、これ・・・」

二人のお腹から、手が生えていた。
そしてその手の中には淡く光る球体・・・リンカーコアがあった。

『なのは、美愛ッ!』

陽龍の声がするが、二人はそれどころでなく、苦痛に耐えながら魔法を放つ準備を進める。

「くっ、・・・スターライト・・・」
「凍て・・・つけ!」
「ブレイ・・・カァァァァァァァァァッ!」
「氷華・・・ッ!!」

二人の撃った魔法はしっかりと結界を破り、それと同時にヴォルケンリッターと名乗った人たちは逃げてしまった。

『なのはぁぁぁぁぁぁ!』
『美愛ぁぁぁぁぁぁぁ!』

二人は大切な人たちの声を聞きながら倒れてしまった。


あの後敵を見失ったこともあってか、すぐにきた救護班と共になのはと美愛の元に急ぐオレとフェイト。
二人はビルの屋上で、苦痛に顔を歪めながら気絶していた。

「ヤミ、急いでくれ!」
<わかってます。・・・ヒリュー、準備オッケーです>
「レアスキル発動!」
<レアスキル、治癒能力、発動します!>

俺は急いで治癒能力を発動して、二人の回復に専念する。
すると傷はすぐに治ったが、リンカーコアを掴まれていたところを見ると、魔力を奪われた可能性があるため、フェイトに一応魔力は大丈夫か、と聞く、

「えっと・・・うん、陽龍の考えのとおり、魔力も奪われてるみたい」
「わかった。二人の回復が終わったら俺の魔力を分けておく」

俺はそう言ってより一層二人の回復に力を入れる。

「でも陽龍、二人を回復するのはいいけど、君の魔力と体力の消費も激しいんじゃないかい?」
「心配してくれてありがとうな、ユーノ。でも大丈夫。伊達に誕生日っからランニング欠かしたことないからな。体力には自身がある」
「そういうことを言ってるんじゃなくって・・・!」
「わかってる。大丈夫だから」
「陽龍・・・」

ユーノはオレの言葉に押され、そのまま黙ってしまう。
すると、美愛がうぅ、と小さくうなったのが聞こえた。

「美愛!大丈夫か!?」

「お・・・にぃ・・・?それに、フェイト、ユーノも・・・うん、私は大丈夫だよ。それ・・・より、魔力の消費が激しかったなのはを・・・」

「バカが。オレをなめんじゃねーよ。二人いっぺんに回復しても問題なんかねーから、安心して眠ってくれ」
「ん・・・おにぃ・・・も、気をつけて・・・ね」

美愛はそういうなり、さっきまでの辛そうな顔でなく、安心したような顔で眠る。
オレはそのまま地面で眠らせるのも可愛そうだし、フェイトが何げになのはを膝枕しているのを見て、同じようにしてあげる。

「・・・クロノ、聞こえているよな?」
『ああ。聞こえている。そして大体の要件も検討がついている』

オレが言うと、クロノがモニターを開いて言った。
モニターの後ろには、心配そうな顔をしたリンディさんの顔も見えた。

「わかってるのなら話が速い。敵の正体、わかるか?」
『・・・ああ。それについて話すこともあるが、先になのはと美愛のほうが心配だ。全員アースラに移ってくれ』
「わかった」

そしてクロノとの連絡を終え、オレは改めてフェイトたちの方を向く。

「あ、あう・・・陽龍・・・?」
「どうかしたか、フェイト?」

フェイトが顔を引きつらせてオレを見る。

「み、美愛が心配なのはわかるから、ちょっと、その顔はやめてくれない・・・かな?ちょっと・・・っていうか、かなりすごいことになってるよ?」

あれ?そんな怖い顔してたかな?
オレは顔をバシッと叩いて心を切り替える。

「~~予想外に痛かった・・・」

「ふふっ。やっぱ陽龍はそうやってちょっと抜けてる方がらしいよ」

フェイト、それは褒めてるのか?

「うんうん!フェイトの言うとおり、陽龍はそんなこっわい顔してないでいつもみたいな変な顔してたほうが面白いって♪」

アリシア、何ちゃっかり人の顔のこと変だ、とか言ってんだよ。ご飯の時にお前のだけ七味唐辛子ぶっかけてやろうか!

「あ、あはは・・・」

ユーノ、そうやって傍観して笑うのはある意味一番最悪だぞ!
でも、まあ・・・怒りに身を任せるより、その場の空気に流されて笑ってる方が楽しい・・・な。

「そういえばフェイト、怪我してたよな?出してくれるか?」
「え?ああ、そういえば」

フェイトはそう言って左手を出す。

「ヤミ、行けるよな?」
<はい。ただし、気を付けないとヒリューの魔力がなくなってしまいますよ?>
「オレは回復できるからいいんだよ。じゃ、よろしくな」
<わかりました。レアスキル、治癒能力、再発動します>

ヤミが言うと、フェイトの手のあたりが光に包まれる。
そしてアースラに転移されるまでの間、オレはみんなを癒し続けていた。 
 

 
後書き
炎の剣さんにコメントもらったので、ちょっとばかし強さランキングを書きたいと思います。ちなみにヴォルケンズは抜きます。ストライカーズのキャラも。
で、上から順に一言つきで言うと・・・。
一位 陽龍。魔力開放すると小規模程度の次元震が発生したら面白いよね。きっとこの作品だと誰も勝てない。シグシグにも勝つる。
二位 はやて。さすがにこの人は強いっしょ。魔王と死神、誰が一番強いか聞かれたら悩んだ結果コイツが出てきた結果。
三位 フェイト。接近戦重視してるし、早いし、なのはにも勝てるんじゃね?という作者の希望。無印でボコられてるけどね。
四位 なのは。だって魔王サマだもの☆
五位 六位と僅差で慎吾。本編でまだ戦ってないから説明省きます。
六位 美愛。一応戦闘もできるけど、キャラと作者の文才的にコイツは強くしちゃダメなんだ・・・!
七位 アリシア。本編でも出たきがするけど、この子は身体の成長止まってるからその分・・・ねぇ?そんなわけでアリシアは攻撃もできるけど後方支援に回ってもらいます。ちゃっかりシャマルセンセーを背後から刺しちゃえばいーんだ!

・・・まあ、メインだとこんな感じ?
慎吾と美愛が僅差なのは、美愛が陽龍の妹で、慎吾がいじられキャラだからじゃないかな。あと慎吾には裏設定あるし。
ま、そんな感じです。
また質問とかありましたら、ぜひぜひ教えてくださいね。できる限りの対応をしたいと思います。
でもカップリングとかに口出しはダメですよ?割と決まってるので。
それではっ
 
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