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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡

作者:紺碧の海
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第85話 ギアチェンジ発動

 
前書き
お久しぶりです!07です!!私のお父さんの突然の発言で、おじいちゃんとおばあちゃんの家に泊まりに行ってました。更新遅くなってスイマセン・・・
今回はエルザとショールの対決!!
ショール目線でいきますよ~!
それでは、第85話・・・スタート!!! 

 
災いの天使(ディザスタエンジェル)・・・やつらは何で不死鳥の欲望(フェニックスディザイア)を発動させて世界を滅ぼそうとしているんだ?それとも、別の企みで・・・

エ「ショール、ショール、どうした?」

ショ「あ、ゴメン。聞いていなかった。」

俺は考え事していたせいか、エルザの声が聞こえなかった。

エ「ショールは不死鳥の欲望の事を詳しく知らないのか?」

ショ「フレイの話を聞いた後に本で調べてみたんだけど、不死鳥の欲望の事はどの本にも載っていなかったよ。」

エ「そうか・・・」

不死鳥の欲望の事を知っているのは妖精の尻尾の魔道士だけのはずなのに、災いの天使のやつ等は何でそれを・・・しかも、それがマヤだってゆう事も・・・その時、

ウォ「災いの天使は情報通なんだ。」

エ「!!お前は・・・!」

いつの間にか俺たちの後ろに・・・確か、ウォーターだったかな?

ウォ「その通り。お待ちかねのバトルをしよう。妖精女王(ティター二ア)&元有名マジシャン。」

誰も待っていないと思うけどな・・・コードネームから考えるとこいつの魔法は水だ。エルザも思ったのか、海王の鎧に換装していた。

ウォ「アクアメイク、水竜ッ!!(マリンドラゴン)」

水のドラゴンが俺たちに襲い掛かってきた。こいつ、動の水の造形魔道士!!エルザはウォーターの攻撃に驚きもせず、海王の鎧で応戦した。俺も手伝わないとっ!!

ショ「ビック!!」

俺はエルザの攻撃、防御を上げ、

ショ「スモール!!」

ウォーターの攻撃、防御を下げた。

エ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

エルザは気合と怒りの攻撃をウォーターにぶつける。

ウォ「アクアメイク、水蛇ッ!!(マリンスネーク)」

水の蛇がエルザの攻撃を止め、エルザの体を自分の体の中に吸い込んだぁっ!?

エ「ブハ。」

ショ「エルザ!!」

ウォ「急がないと妖精女王は水蛇の体の中で溺れ死ぬぞ。アクアメイク、鮫ッ!!(シャーク)」

水の鮫が俺に襲い掛かってくる。

ショ「ぐわっ!!」

水の鮫に右脇腹を噛まれる。水だけど、激痛が体全身に走る。俺が何とかしないと・・・!

ショ「スローモーション!!」

水の鮫の動きを遅くし、

ショ「マジックハンド!!」

ウォーターに攻撃しようとしてもあっさりかわされる。

ウォ「そんなもんかよ。お前に妖精女王を助ける事が出来るのか?」

ウォーターが不気味な笑みを浮かべて俺を挑発する。俺は目を伏せると、

ショ「・・・確かに、俺はエルザみたいに強くないし、根性もない・・・でも、大切な人や、大切なものを守る力はあるっ!仲間がそれを俺に教えてくれたっ!!俺は・・・妖精の尻尾の魔道士だーーーーーっ!!!」

俺の魔力が白い渦になって体全身から放出し、俺の体を包み込んだ。今まで信じる事が出来なかった他人の事を、俺はこのギルドで信じる事が出来た。力だけじゃない。夢や、希望や、絆や、勇気も、妖精の尻尾が、仲間が教えてくれた。

ショ「お前等は、俺たちの家族の1人を傷つけた。それは家族全員が許す事が出来ないっ!!お前等の、永遠の罪になるんだっ!!」

ウォ「こいつ、魔力が上がっているっ!?」

俺の体からは、白い光があふれていた。

ショ「ギアチェンジ!モード光!!」

俺の拳に白い光が集まり、

ショ「白光拳!!」

ウォ「ぐっ!!」

白い光を纏った拳で、ウォーターを連続で殴り続ける。

ウォ「アクアメイク、海豚ッ!!(ドルフィン)」

傷だらけになったウォーターが無数の水の海豚を造形する。水の海豚が飛び跳ねながら俺に襲い掛かってくる。が、俺はそれを全て避ける。

ウォ「この数を全部かわしたぁっ!?」

ショ「白光刀!!」

白い光の刀がウォーターを切り裂く。

ウォ「ぐぉほっ!!」

ショ「白光線!!」

白い光の光線が直撃する。

ウォ「ぐあぁぁぁっ!!」

これで、止めだっ!!

ショ「白光弾!!!」

白い光の弾丸がウォーター目掛けて飛んでいく。

ウォ「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

白光弾はウォーターに直撃した後、水蛇を貫き、水の中から気を失ったエルザが真っ逆さまに落ちてくる。

ショ「エルザ!!」

俺は駆け出し、後30cm程のところでエルザをキャッチ。ギリギリセーフ!!

ウォ「俺の、完敗だな・・・」

ウォーターがため息と共に呟く。

ショ「お前等が何を企んでいるかは俺は知らないが、必ず俺たちが止めてやる。必ずな。」

俺はそう言い残し、エルザを抱え待機所に向かった。

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それにしても、ギアチェンジ・・・この魔法は、俺がジャックと一緒に旅をしていた頃に、唯一習得する事が出来なかった手品魔法だった。今頃になって出来るようになるとは正直俺も思ってもいなかった。そんな事を待機所に向かう道中考えていると、

エ「・・・ん?」

エルザが目を覚ました。

エ「ここは、いったい・・・?!!ウォーターはっ!!?」

ショ「な、何とか倒したよ。」

エ、エルザ、いきなり起き上がるなよ・・・顔がものすごく近い////////////////

エ「そうか。今回はお前に助けられたな。」

ショ「いつも俺が助けられてたからな。恩返しだ。」

俺はエルザを下ろし、待機所に向かおうと歩き出そうとした時、

エ「ショール、その、ありがとうな//////////////」

ショ「え、あ、いや、だ、だから、恩返しだって!!///////////////////」

たぶん、今の俺の顔はエルザの緋色の髪より赤くなっていると思う//////////////俺はくるりと回れ右をして、再び歩き出した。その後をエルザが追いかけて、俺たちは並んで待機所に向かった。 
 

 
後書き
第85話終了~!!
いつもエルザに助けられているショールが今回は大活躍でした!!これからもエルザをちゃんと守っていきなよ。
次回はグレイとユモの対決!!
それではまた次回!! 
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