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インフィニット・ストラトス 黒剣の死神と謳われた天才

作者:マンモス
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テレビ出演

 
前書き
前回ISの発表は文章で終わらせると書きましたがヤッパリちゃんとやります。 

 
Side:真理

国際IS委員会からの出来事から3日が経ち、俺は今、ISの発表会の舞台にある発表台に1人で立っている。世界中継らしく沢山のテレビカメラがこちらに向けられている。

(正直、こういうのって嫌なんだよな)

「神倉さん。テレビ中継が入るのでリラックスしてください!」

「あぁ、ハイ!分かりました」

デュレクターが指を五つ立てて一つづつ下ろしていった。ドラマとかで見たことあるけどヤッパリああやるのか。俺がそんなことを考えいるとデュレクターの指があと二本だったので、急いで平静な顔にした。

「中継入りマース!」

「始めまして世界中の皆さん。私はジークフリード社代表取締役の神倉真理と申します。今日は世界中の皆様に我がジークフリード社の最高傑作を見て貰いたいと思います」

俺は不安なのでデュレクターに書いて貰った台本通りに言うと、舞台の証明が落ち、俺の後ろにあった、スクリーンが光だした。俺はスクリーンに書いてある内容の説明を始めた。

「我々ジークフリード社はISコアを研究し続け、世界が望んでいた『男性でも使用することの出来るISコア』を作り出し、量産することを可能にしました」

俺の説明を聞いたカメラマン達は今の言葉に驚きを隠せていない。中には信じてない顔をしている奴もいた。

「しかし、ここに映し出されている情報だけじゃ信じられないでしょうし証拠を見せて差し上げましょう。来い、『黒風』」

俺は右腕を横に上げて、黒風の右腕だけ部分展開した。男がISを使うのに皆驚いているところで俺は黒風を直し話を続けた。

「世界は女尊男卑の風習が漂っているなか、篠ノ乃博士のISでの最初の男性パイロット、織斑一夏の登場に今日のこのISの発表会。これらは女尊男卑を打ち砕かき、男女平等の世界を取り戻す為の礎になるでしょう。最後に、我が社の製品とISを応援してください」

俺が頬身ながら、ジークフリード社の宣伝をすると、女性のカメラマン達が顔を赤くしていた。俺は会場から出て裏口で待っていたモニカさんと満月さんに合流した。

「真理、お前最後のはなんだ!?」

「えっ?ヤッパリここで会社の宣伝をするのはまずかったですか」

「社長。鬼灯隊長はそう言っているんじゃありませんよ。それより早く出ましょう。マスコミに捕まりますよ」

「あーゆう所で発表するのいやだけど、マスコミに捕まって、政治家みたいに『ノーコメントで』って言うの一度やってみたいんですよね」

「何を呑気なことを。正直、俺はお前がテレビ中継で映るのは現行犯逮捕されて護送車に乗せられる所しか思い浮かばなかったよ」

「満月さん。何かとキツイです」

俺は満月さんに自分の心境を言って歩いてと結局マスコミに捕まり、帰り飛行機にはギリギリで乗ることになった。


ー◇◇◇◇◇◇◇◇ー

Side:一夏

俺達専用機持ちは8人で食堂で晩飯を食べている最中だった。食堂のテレビ今日はIS委員会が重大発表の中継があるため、番組はその中継になっている。テレビに出てきたのは5月の学年別トーナメントの時にあったジークフリード社の社長、神倉真理だった。彼は自分たちジークフリード社が男でも使えるISを開発したと発表したのだ。

「何だと!?ISのコアを作ったと言うのか!?」

「落ち着きなさいよ。あんたの姉さん以外にもISのコアを作れる奴がいたのは驚きだけど」

驚きを隠せなく立ち上がる箒をあやす鈴だが真剣な顔でテレビを見ている。鈴だけじゃない皆真剣な顔でテレビを眺めている神倉社長が最後に宣伝の一言をホストのように微笑みながら

『最後に我が社の製品とISを応援してください』

「「キャアアアアアアアアア!!カッコいい!!」」

神倉社長の微笑みで食堂にいた他の女子達は皆映画館のスピーカーのような大ボリュームのような歓声を上げている。

「真理君相変わらずモテるねお姉ちゃん」

「本当にね一簪ちゃん。私にはあんな微笑み見せてくれないのに」

楯無さんは不機嫌にテレビの方を見ていた。知り合いなのか?

「楯無さんってジークフリード社の社長と知り合い何ですか?」

「一夏く一ん。お姉さんと彼の関係が気になるからって嫉妬しちゃダメよ」

「「「一夏(さん)!!」」」

楯無さんが冗談で言った言葉に簪以外の一年生の専用機持ちメンバーは怒り顔でこっちを見てきた。

「ちょっと楯無さん何適当なこと言ってるんですか!!」

「フフ、冗談よ」

こんな調子で楯無さんから何を聞けずじまいだった。









 
 

 
後書き
次から一夏達は八巻の内容に入っていきます 
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