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黒子のバスケ 無名の守護神

作者:stk
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第十七話 またやりましょう

「さ!帰ろっか!」
「帰りましょう~。」
僕と監督と控え選手はすぐに身支度を終えて帰ろうとしていたが2試合連続参加のメンバーはなんかゾンビみたいになっていた。
まぁ王者が相手だったからね。
でも三大王者のうちの正邦と秀徳を倒したんだから誇れますよ。
多分。
それよりもさきに
「ここから出なくていいのですか?」
「そうね。いつまでもここいるわけにもいかないし。とりあえずどっか一番近いお店に入ろう。」
そう言えば来る途中にお好み焼き屋があったけ。
最近お好み焼きを食べてないから是非とも食べたい。
でも行く前に一つ問題が
「火神君はおんぶしていって。」
火神重そうだな~。
おんぶしたくない。
絶対に。
「じゃあ、ジャンケンで決めよう。」
「火神重そうだから二人にしよう!」
一回目は勝ち抜けました。
そして結局前には負けたのはクロちゃん。
「二回戦。ジャンケンポン。」
僕はグー。
先輩方はパーで一年生もパー!
と言うことはまさか!
「二人目は水野で決定~。」
これは火神を落とす予感しかしないのですけど!
大丈夫ですかね~。
「水野くん。頑張りましょう!」
「あっ。うん。」


おーい。黒子、水野大丈夫か?」
そんなの決まってるじゃん。
「火神ごめん。泥まみれになって~。」
「すいません。もうムリです。」
多分火神の体重はより遥か重い。
「ちょ、お前らもっとがんあぁぁぁぁ。」
すみません。
もう落としちゃいました~。


「すいませーん。」
良かった~。
火神が途中から歩いてきてくれてから帰る分の体力は残ったよ~。
でもしそれはほんの少し。
体力を回復するには何かを食べるしかないよね~。
「あれは・・・黄瀬くんに笠松先輩じゃないですか~。」
僕と同じく火神も反応して
「海常の黄瀬と笠松!!」
先輩に対して呼び捨ては不味いでしょ!
「いっらしゃい。って人数多いね。席足りるかな?」
普通に考えれば無理でしょ。
でも詰めれば入れるはず。
「もしあれだったら相席でもいいですよ。」
僕は一年生と一緒にいようかな。
僕の目に狂いがなければあのなかにとんでもない才能を持った選手がいるはずだから。
僕は座敷の方に歩いていこうとすると
「水野っち。何処に行くんスか?」
やっぱり黄瀬くんに止められた。
でも大丈夫。
言い訳は考えてあるから。
「此処は席が空いてないから座敷の方に行こうと思って。」
すると黄瀬くんは空いてる席から椅子を持ってきて、
「これでいっスね。」
「あっ。うん。ありがとう。」
実際はいい迷惑なんだけど~。
でもここまでしてもらったから座るしか無いよね~。
「それじゃあお言葉に甘えて座らせてもらうね。」
僕は座ってから座っているメンツを見舞わしてから
「スゴいメンツだね~。」
とそのまま言った。
だって海常の主将(キャプテン)である笠松先輩にエースの黄瀬くん。
それに誠凛のエースの火神にその影のクロちゃん。
本当にスゴいメンツだよ。
「コーラです。」
「ありがとう御座いまーす。」
僕が先に頼んでおいたコーラがやって来た。
それでは祝勝会見たなものの始まりです。
「「「カンパーイ。」」」
みんなが飲み物を飲もうとしたときだった。
「すまっせーん。」
声で誰か分かったのであえて振り向かない。
「おっちゃん。二人空いて・・・・ん?」
やっと僕たちがいることに気付いたようです。
「なんでオマエらがここに!?てか他は!?」
多分緑間くんが試合に負けたショックが大きすぎて動けなかったんだろう。
もしかして泣いたのかな?
「水野。余計な詮索はよすのだよ。」
あれっ?
そこには笠松先輩がいたはずなんだけど。
「黄瀬くん。笠松先輩は何処に言ったの?」
僕が黄瀬くんに聞くと黄瀬くんはすぐに
「あそこっス。」
と指を指して教えてくれた。
なるほど~。
高尾くんが連れて行ったのか~。
そして凄く視線を感じるんですけど。
「取り敢えず何か頼みませんか?」
鉄板の上を見ると喜瀬くんの食べているもんじゃが見えた。
人が食べてる物って美味しそうに見えるんだよね~。
「今食べてるもんじゃだけでいっスわ。」
それを聞いた緑間くんがため息を吐いてから
「よくそんなゲロのようなものが食えるのだよ。」
「なんでそーゆーこと言うっスか!?」
ホントだよ~。
食欲が失せちゃったじゃん。
しょうがない。
食べるものを変えよう。
「いか玉ブタ玉ミックス玉たこ玉ブタキムチ玉・・・・。」
でも今聞こえてる呪文みたいなのが気になっちゃう。
よく聞くとお好み焼きのメニューに聞こえるけど。
「なんの呪文っスかそれ!?」
「頼みすぎなんだよ!?」
僕も全種類食べたくなっちゃった。
「大丈夫です。火神君一人で食べますから。」
「ホントに人間か!?」
でも火神と同じのを食べたくないし。
しょうがない。
今日は
「ミックス玉をお願いします。」
これでいいや。
「珍しいですね。」
「珍しいっスね。」
「珍しいのだよ。」
僕のご飯が少ないときはいつもこんな感じだったね~。

「緑間くん。焦げるよ~。」
「緑間っち。ホラ焦げるっスよ?」
しかし緑間くんはお好み焼きを食べようとせずに
「食べるような気分なはずないだろう。」
たしかにそうかもね。
今さっき戦って負けた相手だもんね。
僕は緑間くんの話を聞かずに黙々と食べ進めた。
しかしこの話は聞こえた。
「一度負けた相手だろう。」
「そりゃー。リベンジするっスよ。高校総体(インターハイ)の舞台でね。」
あれ?
喜瀬くんがいつもとは違う目をしてる。
でもどこかで見たことのあり目だね。
僕は黙々と食べながら考えた。
そして一つの結論が出た。
それは全中3連覇する少し前の目だと言うこと。
それなら納得できる。
「けどあの頃はまだみんなそうだったじゃないですか。」
クロちゃん言う通りだよ。
「オマエらがどう変わろうが勝手だ。だがオレは楽しい楽しくないでバスケはしていないのだよ。」
ヤバッ。
火神が反応したよ。
「オマエらマジゴチャゴチャ考えすぎじゃねーの?楽しいからやってるに決まってんだろバスケ。」
そんなこと言ったら緑間くんも反論しちゃうからダメだよ~。
「何も知らんくせに知ったようなこと言わないでもらおうか。」
あれ?
火神と緑間くんの後ろからなにかが飛んできてるような・・・えっ、お好み焼き!?
これは見事に緑間くんの頭に乗った。
犯人は高尾くんか~。
てかもうつれてかれたし。
そしてなんか悲鳴が聞こえたような・・・気のせいか。
「火神君の言う通りです。今日の試合をして思いました。つまらなかったらあんなに上手くなりません。」

数分して緑間くんが戻ってきて青峰くんの話になったが僕はなにも話さなかった。
だって青峰くんのことを一番知ってるのはクロちゃんだから。
話が終わると緑間くんは代金を置いて帰ろうとした。
それをクロちゃんが呼び止めてまた試合をしようと約束した。 
 

 
後書き
次こそ本当に勉強会です。 
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