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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡

作者:紺碧の海
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第78話 ユモスチームVSフリードチーム

 
前書き
ヤッホ~♪07で~す♪
今回はユモスチームVSフリードチームの対決だ!!第2ミッションへ勝ち進むのはどっちだ!?
ユモス目線で書いていきます!!
それでは、第78話・・・スタート♪ 

 
かつてはリグリション島の大都市だったオーリアで私とフリードのバトルが始まった。

ユ「ウェンディとシャルルは上空から攻撃して!」

ウェ「はい!」

シャ「行くわよウェンディ!」

私はウェンディとシャルルに指示し、言われたとおり2人は上空へ。

フリ「闇の文字、(エクリテュール)痛み!」

フリードの攻撃をさらりとかわした後、背後から

ビ「ラインフォーメーション!!」

小さな樽の形をした人形が襲い掛かってくる。

ユ「アイスメイク、双剣ッ!!(ダブルソード)」

氷の双剣で人形を破壊していく。

フリ「さすがだな。」

ユ「どおも。」

私は短くお礼を言うと、両手に冷気をためて、

ユ「アイスメイク、爆弾ッ!!(ボム)」

ビ「エックスフォーメーション!!」

氷の爆弾はフリードには当たらず、新しい人形に防がれた。

ビ「人形は壊せても、魂は壊せねぇぜ。いきなっ!ニューベイビー!!」

ニューベイビーがまた私に襲い掛かってくる。が、

ウェ「天竜の・・・咆哮ッ!!」

上空にいたウェンディの咆哮によって、新しい人形は粉々に砕ける。

ユ「ありがとう、ウェンディ!」

ウェ「はい!ユモさん、援護します!アームズ!レーゼ!」

さっすがウェンディ!まずはビックスローを倒さないと、あの人形が邪魔ね。そういえば、前にグレイが言ってた。ビックスロー本人はそんなに強くないって。ちょっと酷いけど・・・

フリ「闇の文字、苦しみ!」

ユ「おっと。危ない!」

シャ「えぇい!!」

ウェ「きゃあ!!」

フリードの術式も結構厄介。

ユ「ウェンディ!シャルル!しばらくフリードの相手をして!」

ウェ「わかりました!!」

シャ「こっちよフリード!!」

これでしばらくは・・・

ビ「おいおい、普通はお前がフリードの相手をするんじゃねぇのかよ?」

ユ「いろいろと事情があるんでね。アイスメイク、氷霧ッ!!(フリーズミスト)」

辺りが白い霧で覆われる。

ビ「うお!何にも見えねぇ。」

ベ「見えない、見えない。」

視界を失ったビックスローと人形はすっかり混乱してる。私はその隙にビックスローの背後に周ると、

ユ「アイスメイク、柱ッ!!(タワー)」

ビ「あふっ!」

何とか一撃。

ビ「仕方ねぇ・・・やるしかねぇか。」

ビックスローは顔に付けていた仮面を外す。

ユ「!!」

ビ「造形眼(フィギアアイズ)」

私は慌てて目を閉じる。これがビックスローのセカンドの魔法、造形目。

ビ「目をつぶったな。いきなっ!ベイビー!!」

人形が襲ってくるが、私は気配だけでかわす。

ビ「おお!なかなかやるな!!」

何とかかわしてるけど、かなり大変。何とかしないと・・・そうだ!!

ユ「アイスメイク、氷霧ッ!!」

また辺りが白い霧で覆われる。私は閉じていた目を開ける。

ビ「どこいった?」

ベ「どこいった、どこいった?」

ビックスローはこっちに気づいてないみたい。今がチャンス!!

ユ「氷雪砲ッ!!(アイス・キャノン)」

ビ「何ッ!?ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

これで何とかビックスローは倒した。

フリ「ビックスロー!?」

ウェ「さすがユモさん!!」

シャ「相変わらず強いわね。」

ウェンディとシャルルもちょっと苦戦したみたい。頬とかに傷がついている。

ユ「ウェンディとシャルルは休んでて。後は私がやるわ。」

ウェ「じゃあ、お願いします。」

シャ「頑張んなさいよ。」

もっちろん!2人の協力、無駄に出来ない!!

ユ「今度は私が相手だよ。フリード!」

フリ「格闘技の名手の実力、見せてもらおう。闇の文字、痛み!」

ユ「アイスメイク、剣ッ!!(ソード)」

私は防いだけど、

ユ「しまっ!!」

フリ「気づくのが遅い!」

背中に術式を書かれた!!

フリ「闇の文字、苦しみ!!」

ユ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ウェ「ユモさん!!」

シャ「ユモ!!」

どんなに叫んでもフリードの攻撃は続く。

フリ「闇の文字、恐怖!恐怖!恐怖!恐怖!恐怖!!」

ユ「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ふと私の頭の中に、幼いころの記憶が蘇った。襲われるブラーゴの街・・・暴れまわる悪魔、デリオラ・・・そして、私を庇って、絶対氷結(アイスドシェル)で自ら命を消したお兄ちゃん・・・

ウェ「天竜の・・・翼撃ッ!!」

フリ「ぐはぁ!!」

ウェンディが攻撃してくれたおかげで、私は何とか助かった。フリード、これで止めだぁっ!!

ユ「氷刃・扇銀舞ッ!!!(ひょうじん・せんぎんまい)」

フリ「ごあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

・・・勝負は私とウェンディとシャルルの勝ち!!

フリ「ユモ、強いな。」

ビ「ヒヤッハ~!俺たちボロボロだぜ!!」

ユ「そんな事ないよ。フリードもビックスローも強かったし、ウェンディとシャルルがいてくれたおかげだよ。」

でも、なんであそこであんな嫌な過去を思い出しちゃったんだろ?恐怖・・・だったからかな?まぁいっか。

フリ「第2ミッション、頑張れよ。」

ビ「応援してるぜ。」

ユ「ありがとう。」

初めて戦ったけど、2人ともS級レベルの強さだと思う。今度マスターに相談してみよう。フリードとビックスローは島の中心部にある待機所に帰って行った。

ユ「ウェンディ、シャルル、ありがとう。」

ウェ「次は第2ミッションですね。」

シャ「ここまできたんだもの。最後まで全力で戦いなさいよ。」

ユ「うん!!」

『オーリア戦、ユモスチーム、第1ミッションクリア!!第2ミッションへ出場決定!!』 
 

 
後書き
第78話終了~♪
いや~大迫力でした。ユモス、ウェンディ、シャルル、お疲れ様~♪フリードとビックスローも強かったね。
次回はナツチームVSジュビアチームの対決!!
第79話でお会いしましょう~♪ 
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