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バカとテストと召喚獣ing

作者:SAKUMI
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14,5限目 脅威のおみくじ

 
前書き
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では第28話始めマース 

 
いよいよ試験召喚戦争が始まった。が、吉井は逃げて(戦略的撤退)いた。作戦を考えながら、しかし。いくら考えても思いつかない。吉井はバカだから。到底思いつくはずもなかった

吉井「とりあえず隠れるしかないか」
結局吉井は隠れることにした。そして吉井は作戦を考えていた。が思いつかないのであのことを考えていた。

あの事とは、先月の祭りである。まだ明久の帰国も決定していないときである

吉井「ねぇ、今度祭りが近所であるんだけど皆で行かない?」
今度といっても明日だが、明久は誘ってみた

坂本「いいな。祭りか・・行くか?ムッツリーニ?」

ムッツリーニ「・・・輸血パックは準備しておく」
土屋にとって輸血パックは必需品。病院ではムッツリーニは立派な常連患者である

吉井「秀吉も来るよね?」
明久の目的は秀吉の浴衣姿
秀吉「いいのぅ。いこうかのう」

坂本「明久、翔子も誘っていいか?」
なんとあの雄二が霧島さんを誘うなんて・・・・

明久「雄二、やっと正直になったんだね?」
とてもめでたいことである。

坂本「考えてみろ。後でばれて処刑されるより先に誘ったほうが身のためだ」
雄二は自分の身を守るために翔子を誘うのだ・・・

吉井「大変だね雄二」
ビクッ!!後ろから膨大な殺気が飛んできった!

吉井「畳返し!!」
と畳にナイフ、コンパス、シャーペンが突き刺さった。

吉井「全く、口より先に手が出るなんて。怖いよ、全く!」
FFF団は妬みで吉井を殺す気なのだ!

とそこに
島田「おはよう、アキ」
姫路「おはようございます。明久君♪」

二人が来たところで吉井は二人に祭りの事を説明。すると島田は困った顔をしていた
吉井「どうしたの?美波?」

島田「ウチ、日本の祭りは初めてだから何を着ていけばいいか」
そう島田は帰国子女で日本の祭りは始めてである

姫路「じゃあ今日私と浴衣買いに行きませんか?私も買いたいので」

島田「いいの?ありがとう瑞樹」

吉井「じゃあみんな明日ね!」


そして祭り当日

吉井「皆集まったね?」
吉井の言うとおり周りには皆居た。それも女子は浴衣で・・・
ムッツリーニはもう輸血していた。

秀吉「にしても、人多いのう。それほど人気なのか?」
秀吉の言う通り吉井たちは祭りの入り口に居るのにもう沢山の人で溢れていた
吉井「ここは恋愛成就のお守りと恋愛おみくじが有名だからね」
というと女子3人が飛びついてきた

三人「なに、それ!」
ものすごい形相で明久に聞いてきた

明久が言うにはこうだ
【恋愛成就のお守り】は、片思いの場合は両想いになれるだろう。両思いの場合はもっと愛が深まる
【恋愛おみくじ】は、噂では、どうすれば結ばれるか、いつか、そういうのが書いてあるらしい
だからこの祭りにはリア充のカップルと非リア充が多く来ているのである

三人「どこに売ってるの?」
相変わらず形相が恐ろしい

吉井「境内に売ってるけど、一人で行かないほうが・・・・」
といいかけたが3人はもう行ってしまった

坂本「何で行かないほうがいいんだ?」

吉井「ここは絶対逸れるからね。一人だとなおさらね」
と言った途端吉井たちの目の前に大勢の人が埋め尽くして雄二たちと逸れてしまった

吉井「だからいったじゃないか!」
と言っていたら吉井の前に見覚えのある手があったのでとっさに掴んだ

吉井「大丈夫?・・・・ムッツリーニ?」

ムッツリーニ「・・・・・明久か、完全に逸れたな」
周りに誰も居ない。見渡す限り

吉井「だからいったのに!皆は!!」
といったらまた大勢の人がやってきてムッツリーニと別れた

吉井「こんどは誰だ!・・・・ってひ、姫路さん?」

姫路「明久君!」
なんとそこには先に行ったはずの姫路さんがいた。

吉井「なんでここに居るの?先にいったはずじゃないの?」

聞くにはあの大勢の行列で二人とはぐれてしまって迷っていたようだ。

吉井「最後まで話聞いてくれていれば、こんなことには。僕の手離さないでよ!」

姫路「は、はい」
姫路がいつもより顔が赤かったのに明久は気がつかなかった

しばらくしていると境内に何とか着いて、雄二たちを探すのが面倒だったので本部で迷子としてアナウンスで呼んでもらった。

それから数分後

雄二「明久!何してくれてるんだ!」
秀吉「いくらなんでもひどいぞ!」
と皆から罵声を浴びたがとりあえず全員集まった。

そして皆(女子)はお守りとおみくじ
男子は雄二が恥ずかしながら引いていた。

雄二「ウガッ!!!最低だ」
雄二のおみくじには『今一番近くに居る人は運命の人なので大事にしましょう』
つまり一番近くに居る人とは霧島さんのことであり、霧島さんが運命の人であるということである

吉井「皆どうだった?」

姫路「内緒です」
島田「ぜ、絶対教えないんだから」
霧島「今一番近くに居る人は運命の人なので大事にしましょう」
姫路は満面の笑みで、美波はなんか不機嫌だった。そして霧島さんと雄二のおみくじの内容が全く同じだった。

姫路「明久君たちはどうだったんですか?」

ムッツリーニ「・・・・普通」
秀吉「放っておいてほしいのじゃ」
雄二「絶対にいわねえ」
吉井「雄二のは霧島さんと同じだよ」

姫路「明久君は?」

吉井「僕も・・・普通だよ」

それから祭りをいっぱい楽しんだ僕たちは近くの公園でだべっていた

坂本「とんでもない一日だった」
雄二はおみくじのことを言っているのだ。おみくじの結果から考えて霧島さんの行動が激化するのは目に見えている。

秀吉「まぁでも楽しかったではないか」

吉井「みんな、これからもずっと友達だよね?」

雄二「どうした明久?」
急に明久がおかしなことをいったので皆驚いた

吉井「いや、ちょっと気になっただけ」

姫路「大丈夫ですよ私はずっと明久君とは友達ですよ」
それはそれで悲しいがうれしかった

雄二「じゃあ、明日も学校あるからここら辺にするか」

吉井「そうだね。じゃあね皆」


吉井「大丈夫・・・だよね?・・ないよね?」
明久のおみくじには『貴方は近い未来、大きな選択を強いられるでしょう』


そして今。おみくじのとおりになっているのである

 
 

 
後書き
今回はナレーションを中心にして作ってみました。
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