| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

FAIRY TAIL 友と恋の奇跡

作者:紺碧の海
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第4章 悪魔の計画編
  第48話 2人のリョウ

 
前書き
ピーリ、ピーリ!!07だよ!!
今回はルーシィ&リョウVSジストの対決!!でも、このバトル・・・ややこしい!!
リョウ目線で書いていくよ。
それでは、第48話・・・スタート!! 

 
いってぇ~~~、ん、ここどこだ?

ル「リョウ、ここどこ?」

リョ「俺にもわかんねぇや。」

辺りをきょろきょろ見回していると、

ジ「もうちょっと頭を使いなよ。雑魚さん。」

プチンッ!!俺の堪忍袋の尾に裂け目が入った。妖精の尻尾は、俺たちは・・・雑魚なんかじゃねぇっ!!!

ジ「お前が聖十のリョウか。こんなにバカだったとは思わなかったよ。」

リョ「バカ言うな!!チビ!!」

ジ「!!俺のこ事をチビって言ったな。」

俺は本当の事を言っただけだ。俺は聖剣(エクスカリバー)を1本抜いて、

リョ「空高切ッ!!」

澄んだ青い光を纏った聖剣で攻撃しようとしたが出来なかった。なぜなら、俺の目の前にいたのはジストじゃなくて、ルーシィだったからだ。俺は慌てて避ける。

ル「ちょっとリョウ!どうしたのぉっ!?」

リョ「いてててて・・・大丈夫かルー・・・ってえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!?」

俺が見たものはなんと、2人のルーシィだった。

ル「えぇぇぇぇぇっ!!ど、どうなってるのぉっ!!?」

ルーシィも自分の横に立っているもう1人の自分に驚く。髪型や目、服装やリボンの色まで何から何までそっくりだ。

ジ「アハハハハハハハハハハッ!!」

すると、ボワァァァン!と煙が出て、煙の中からジストが出て来たぁっ!!?ど、どうなってんだいったいっ!?

ジ「俺の魔法はコピー魔法。コピーした人間の姿、魔法が使えるようになる。例えば・・・」

するとまたボワァァァン!と煙が出て、煙の中から今度はナツ・・・いや、ナツに姿を変えたジストが出てきて、

ジ「火竜の・・・鉄拳ッ!!」

リョ「うぉわっ!!」

慌てて聖剣で受け止めるが、パワーも本物のナツと同じぐらいだ。厄介な相手だな。

ル「そうだ!開け!双子宮の扉!ジェミニ!!」

ジェ「ピーリ、ピーリ。」

なんか、地味にかわいいのが出てきた。

ル「ジスト、私もコピー魔法が使えるのよ。」

リョ&ジ「えっ!!」

本当かよルーシィ!!

ル「ジェミニ、リョウに変身して!」

ジェ「ピーリ、ピーリ!!」

すると、目の前にもう1人の俺・・・いや、俺に変身したジェミニがいたっ!!

リョ「すっげーーーーーっ!!よし、ジェミニリョウ、一緒にあいつを倒すぞっ!!」

ジェ「おぅっ!!」

声もそっくりだ。やっぱルーシィは最高だぜっ!!俺はジェミニリョウと一緒に、

リョ&ジェ「2剣流、速刀殺切ッ!!」

いや、この場合4剣流か。ものすごい速さで聖剣を振りかざす。

ジ「コピー魔法、アイスメイク、盾ッ!!(シールド)」

またボワァァァン!と煙が出て、煙の中からナツ・・・じゃなくて、ジストはナツからグレイに変身し、俺たちの攻撃を防いだ。

ジ「残念でした~♪アイスメイク、床ッ!!(フロア)」

リョ「どわっ!」

ジェ「ぎょへっ!!」

グレイ・・・じゃなくてジストは床を凍らせ、俺とジェミニリョウはすってんころりん。その間にグ・・・じゃなくて、ジストは、

ル「キャアッ!!」

リョ&ジェ「ルーシィッ!!!」

ルーシィを氷漬けにしちまった。

リョ「おいっ!ルーシィを氷から出せっ!!」

ジェ「そうだそうだっ!!」

ジ「俺に勝てたらいいよ。」

チビのくせに~・・・生意気なっ!!

ジ「コピー魔法、換装!黒羽の鎧ッ!!」

またボワァァァン!と煙が出て、グ・・・いや、ジストがグレイからエルザに姿を変え、エルザに姿を変えたジストは黒羽の鎧に換装する。

ジ「ハァァァァァァァァァァッ!!!」

リョ&ジェ「グワァァァァァァァァァァッ!!!」

コピーでも、エルザは強い・・・でも、ここで負けるわけにはいかねぇんだっ!!俺とジェミニリョウはよろよろと立ち上がる。

ジ「まだ戦うのか?雑魚にしては粘る者だな。そんなにこの女を助けたいのか?」

ブチッ!!さっき裂け目が入った俺の堪忍袋の尾が切れた。今の言葉には今まででめちゃくちゃ腹が立ったっ!!

リョ「誰にでも守りたいものが1つや2つは必ずあるっ!!」

ジェ「ルーシィは僕たちを助けてくれた!僕たちの大切な所有者(オーナー)なんだっ!!」

ジェミニも・・・やっぱり、ルーシィは優しいんだな。

ジ「俺にはそんなものはない。」

リョ「じゃあ、なんでお前は自分の街を破壊してるんだよ?」

ジ「自分の街だと?俺はアン様の指示で街を破壊してるだけだ。」

リョ「いくら操られてても、それは酷すぎる・・・お前は、自分の大切なものが消えてもいいのかよっ!!?」

ジ「大切なものが・・・消える?俺にはそんなものはないっ!!」

リョ「お前がそうだとしても、お前の家族や仲間は大切なものがあるんだっ!!!」

ジ「!!!」

ジェ「リョウ!!」

リョ「おぅ!!」

俺とジェミニリョウは最大パワーで、

リョ&ジェ「2剣流、星志希切ッ!!」

星のような光り輝く光に、希望に満ちた光を纏った聖剣を振りかざすと同時に、辺りが光に包まれた。光が消えると、ジストの姿はどこにもなかった。

リョ「そうだ!ルーシィはっ!!?」

ル「リョウ~!ジェミニ~!」

ルーシィが笑顔でこっちに手を振っている。よかったぁ~。

ル「ジェミニ、お疲れ様。ゆっくり休んでね。」

ジェ「ピーリ、ピーリ♪」

元の姿に戻ったジェミニはなぜか踊っている。

ル「ジェミニ閉門!」

ジェ「ピーリ!!」

ジェミニは星霊界に帰っていった。するとルーシィが俺の背中に抱きついてきた。

ル「リョウもありがとう。」

リョ「お、おぅ/////////」

やべぇ・・・かわいすぎる//////////////

ル「やっぱり、リョウは強いわね。」

リョ「当たり前だっ!!」

俺はいつものように、ルーシィに向かってVサイン!! 
 

 
後書き
第48話終了!!
私は星霊の中でジェミニが一番好きです。まぁ、私は牡羊座なんですが・・・アリエス、ゴメンネ。
それにしても、相変わらず、ラブラブですねぇ~♪他のカップルも頑張れ!!
次回はナツ&マヤ&ハッピーVSチンクの対決だ!!いったいどんなバトルを見せてくれるのか!!
お楽しみに~!ピーリ、ピーリ!! 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧