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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡

作者:紺碧の海
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第4章 悪魔の計画編
  第46話 勇気を持てっ!!

 
前書き
こんにちは~♪作者の07です♪学校が夏休みに突入~♪この間にバンバン!更新しちゃいます!!
今回はエルザ&ショールVSジャックの熱い対決だ!!ショールは恩人のジャックを救うことが出来るのか!?そしてそして・・・
ショール目線でいってみよ~♪
それでは、第46話・・・スタート♪ 

 
気がつくと、俺とエルザはアンに操られているジャックと見つめ合っていた。ジャックの鮮やかな緑色の瞳には光が射していなかった。

ショ「ジャック・・・」

するとジャックの右手に淡い緑色の光が集まり、いきなり俺に攻撃してきた。その反動で俺は壁に体全身をぶつける。い、威力が、強すぎる・・・

エ「ショール、大丈夫か?」

エルザが駆けつけてきた。

ショ「あ、あぁ、なんとかな。」

俺はエルザに支えてもらいながらゆっくり立ち上がる。

ジャ「その程度か。さすが雑魚だな。」

エ「貴様・・・!」

操られていても、雑魚は酷すぎる・・・!本当は嫌だけど・・・やるしかないっ!!

ショ「トリックルーム!!」

ジャ「へぇ、お前も手品魔法(トリック)が使えるのか。」

ショ「!!お前もって・・・この魔法を教えてくれたのはジャック!!お前じゃねぇかっ!!」

ジャ「はぁ?俺が雑魚に自身の魔法を教えただと?笑わせるな。」

な、何で・・・

エ「どうやらアンの操り(パペット)は、体だけでなく、記憶も操ることが可能みたいだな。」

そんな・・・俺は頭の中が雪のように真っ白になった。絶望だ・・・

ショ「俺・・・みんなや、街を、助けれるかな・・・?」

いつの間にか俺は弱音を吐いていた。するとエルザが俺の肩にそっと手を置き、

エ「バカを言うな。お前はあいつに助けてもらったんだろ?ならば、今度はお前が、ジャックたちを助ける番だ。弱音を吐いたら何もかもできなくなってしまう。私も力を貸す。勇気を持て。」

勇気・・・そうだ。弱音を吐いてどうすんだよ俺!!また、エルザに救われたな・・・

ショ「ありがとう・・・エルザ。」

ジャ「いつまでいちゃいちゃしてるんだよ。くだらねぇな。」

みんなのためにも、街のためにも、ギルドのためにも、エルザのためにも、俺自身のためにもっ!絶対に救ってみせるっ!!!

ショ「マジックハンド!!」

ジャ「一時停止!」

俺の攻撃が止められる。

ジャ「念力!!」

ショ「ぐっ・・・!」

頭に激しい痛みが襲う。強さは昔から変わっていないな・・・

ジャ「フレイム!」

空中に炎が繰り出し、俺に向かって投げつける。よけようとしても、念力の力で体が動かない。俺はぎゅっと目を閉じた。

エ「換装!炎帝の鎧ッ!!」

エルザが俺の前に立ち塞がり、炎帝の鎧で炎を防いでくれた。

エ「言っただろ。私も力を貸すと。」

・・・俺って、情けないな・・・好きな女の子に守ってもらうなんて。

ジャ「はずしたか。なら、サンダー!」

空中に真っ黒な雲が現れ、一筋の稲妻が放たれる。

エ「換装!雷帝の鎧ッ!!」

素早く換装したエルザが、雷を防いだ。やっぱ、エルザはどんな姿でもきれいだな・・・って、何考えてんだ俺はっ!!俺も戦わないと!!

ショ「分身!!」

すると、俺の体が2つに、4つに、8つに、16に分かれた!!

ジャ「こ、こんなもの!フレイム!」

ジャックが次々に16人の俺を攻撃していくが全部俺の思念体。

ジャ「なっ!?どうなってやがるっ!!?」

エ「ショール?」

そんなに慌てなくても、俺はここにいるのに。

ショ「マジックハンド!!」

ジャ「ぐわぁぁぁっ!!い、いつの間に・・・」

そう、俺は魔法でジャックの頭上で攻撃する瞬間を待ち構えていたわけ。これで何とかジャックの動きを封じることができた。

ショ「ジャック、お前は操られてるんだ。」

ジャ「何を、バカな事を・・・そ、そんな事で、俺を騙せるわけがねぇ・・・」

エ「お前はアン・ドヴァーに体と記憶を操られ、自分の街を自らの手で破壊しているんだ。」

ジャ「!!?」

ジャックが光の射していない緑色の瞳を見開く。

ショ「ジャック、頼むから、もう、街を、俺たちの街を、攻撃するのは、止めてくれ・・・!!」

ジャックの緑色の瞳には、少しずつ光が射し込んでいた。

ショ「エルザ!!止めを頼むっ!!」

俺はエルザに叫ぶ。

エ「換装!天輪の鎧ッ!!天輪・繚乱の鎧ッ!!(てんりん・ブルーメンブラッド)」

辺りがまぶしい光に包まれ、俺はそのまま気を失った。

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気がつくと、俺は壁にもたれかかって座っていた。そうだ、俺はエルザの攻撃に当たって・・・

エ「気がついたか。」

ショ「エルザ・・・!!ジャックはっ!?」

辺りを見回してもジャックの姿はどこにもなかった。

エ「私が見た時はすでに姿は無かった。」

ショ「そうか・・・」

まさか、アンのところに戻ったんじゃ・・・

エ「心配するな。きっと、お前の思いがジャックの心に届いたはずだ。」

・・・そうだな。思いか・・・よし。

ショ「な、なぁ、エルザ。」

エ「ん?何だ?」

や、やばい・・・トーヤやリョウやグレイも、こんな感情になったんだな。だめだ・・・また今度にしよう・・・

エ「言いたいことがあるなら言わぬか。さっきも言ったが、勇気を持て!」

勇気・・・言え!!言うんだ俺!!!

ショ「お、俺!ずっとエルザのことが好きでしたっ!!付き合って下さいっ!!!」

エ「なっ!!?」

・・・言えた。エルザに、思いを伝えることができた・・・!!

エ「・・・本気で言ってんだな?」

ショ「嘘なんか俺はついたことない。マジックは別としてな。」

これは俺の本音だった。初恋の人に、嘘なんかつけるはずがない。俺は真剣そのものだった。

エ「そ、そんな真剣な顔をするな。ますます・・・好きになってしまうではないか/////////////」

俺の思考が止まった。告白、成功だっ!!俺とエルザの顔はほんのり赤みを帯びている。

エ「そ、そろそろ戻るぞ。」

ショ「そ、そうだな。」

これからは、彼氏として、俺がエルザを守らないとな。 
 

 
後書き
第46話終了!!
ついについについに!!エルザとショールがカップルに!!イエ~イ♪
次回はグレイ&ユモスVSフォアンの対決!
見逃すな!! 
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