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魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜

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第11話『激突!! 謎の少女と2人の魔導師…後編』

 
前書き
目次の画像に関してですが
著作権が~的な意見を頂いたため削除しました。
そのうち時間を見つけて書けたらいいなぁ~と思ってます。 

 
~フェイト~

私はジュエルシードの反応を感知してその場所に向かうと
木々に囲まれた場所で
この世界の原生生物に憑りついたジュエルシードを発見したのだけど
その近くには私と同じぐらいの年齢の大きな魔力を持つ白い服の女の子がいた

デバイスを持っていてバリアジャケットを展開しているので
この子も私と同じようにジュエルシードを集めているのだろうと思い
私はこの子よりも先にジュエルシードを手に入れようと
原生生物に憑りついているジュエルシードに対し
原生生物ごと雷撃の魔法で攻撃してジュエルシードを封印した

白い服の魔導師は驚いた顔をしていて
全く状況についていけていなかったみたいなので
私は封印したジュエルシードに近づき掴もうとした瞬間……

私より先に高速で動く何者かによってジュエルシードを回収された……

私はすぐにジュエルシードを盗った人の方を睨みつけて

「貴方は誰ですか?」

何者なのかを聞いた


「ボクは…ん~ルナ・ラクリマ…そう名乗らしてもらうよ」

目の前の赤い服の魔導師?はそう名乗った

「ルナ…」

私が彼女の名前を復唱すると

「そうっボクはルナ!! 君たちの名前も教えて欲しいな♪」

彼女は私たちの名前を教えて欲しいと言ってきた

「私はフェイト・テスタロッサ…ジュエルシードを渡して下さい!!」

私は自分の名前を言ってバルディッシュをルナに向けて威嚇した

「私は高町なのは!!なのはだよ!!」

白い魔導師の子も自分の名前を言って……言っただけ?

この子もジュエルシードを集めていたから
それを盗ったルナを警戒してデバイスを構えるぐらいは……
多分この子は魔導師になったばっかで実戦経験が余りない見たいだね……

私はこの子はほっといても大丈夫だろうと高速でルナに近づき
魔力刃を展開さしたバルディッシュで斬りかかった
それを見たルナは片手を前に出してプロテクションを発動させた
ルナの手にはデバイスらしき物がなかったため
デバイスも無しに発動された防御なら貫通できると思い
そのまま真正面から斬りかかったのだけど……
それは私の攻撃を軽々と防ぎ切り残念ながら突破することは出来なかった
しかしすぐに私は一度離れて

「フォトンランサー…ファイア!!」

次に周囲に5つの雷のスフィアを作り
そこから槍のような魔力弾を発射した
するとルナも水色のスフィアを5つ生成してぶつけて相殺してきた
ぶつかったスフィアは爆発し私とルナの間に煙を上げ2人の視界を遮った……

私はこれをチャンスだと思い

「ソニックムーブ!!」

加速魔法を使いルナの後ろに回り込み
バルディッシュを振り下ろしながら

「ごめんね…これで終わり!!」

ルナに傷を付けてしまうだろう事を謝り
勢いよくバルディッシュを振り下ろした……んだけど……
そこには既にルナはいなくて

「ん~残念。君のスピードじゃボクを捕らえられないよ」

聞こえてきたの攻撃を空ぶって隙だらけの私の後ろから
慌てて後ろを向こうとしたけど

「ごめんね~」

と言う言葉と共に背中を蹴り飛ばされた
私は勢いよく地面に向かって落下し地面にぶつかる衝撃に耐えようとしたら
落下地点にあの白い魔導師の子がいて後ろに倒れながらも私を受け止めてくれた

「いたたぁ~ え~とフェイトちゃんだったかな? 大丈夫?」

白い魔導師の子は自身も少しダメージを受けていながらも私を心配して話しかけてきたので

「うん…何とか…助けてくれてありがとう」

私は助けてくれた事に対してお礼を言った
そんな感じで私たちが会話をしているとルナが

「君たちじゃ1人1人戦っても勝ち目ないよ?2人で来なよ」

そう挑発してきたので

「私1人じゃ勝てなさそうだ……でも2人なら…」

私はルナに1人では無理だと判断して

(手伝ってくれないかな?)

と思いながら言って見ると

「うん!! 2人で頑張ろうなの!!」

何か笑顔で了承してくれた

「なのはが得意なのは射撃魔法と砲撃魔法だよ」

この白い魔導師…なのはの得意な魔法をフェレットが教えてくれた

(この子…なのはの使い魔なのかな?)

「私が接近して戦うから射撃でフォローお願いできるかな?」

私がそう言ってルナにデバイスを構えると

「わかったの!!」

なのはもデバイスをルナに向かって構えた……


~side out~




~ツバサ(ルナ)~

2人がデバイスを構えて
まずなのはが

「ディバインシューター……シュート!!」

3つの桃色のスフィアを展開し打ってきた
ボクはそれを片手を前に出してプロテクションでガードしようと構えると
なのはの隣にいたフェイトが

「アークセイバー!!」

バルディッシュの魔力の刃をなのはのシューターに合わせて飛ばし
その魔力刃の影に隠れながら突っ込んできた
ボクはプロテクションでなのはのシューターを防いだあと
すぐにそれを解除して飛んできた魔力刃を横に移動して回避した
そしてボクが回避するのを予測していたのか
フェイトはボクが回避して体勢がわずかに崩れている所を狙って
バルディッシュで斬りかかってきたので

「ディスク…Set up」

ボクがそう言うとボクの左腕に付いている銀の腕輪が光り
ボクは神様に貰ったもう1つのデバイス……
『ディスク』を起動させフェイトの攻撃をそれで受け止めた……

ボクがデバイスを起動させた事で
フェイトは警戒し一度距離を離したので
ボクはその間にディスクからカードを5枚引き

「ボクのターン!!ドロー!!」

さらに1枚カードを引いた
そして1枚のカードをディスクに差し込み

「魔法カード発動!!サイクロン!!」

1枚の魔法カードを使った


ボクの使った魔法カード『サイクロン』は
遊戯王の方の効果だと
『フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。』
と言う物だけどこの世界では少し変わっていて
『相手の武器、または相手自身を吹き飛ばす。』
と言う感じの効果に変わっている
他のカードも同じように色々変わっているのだけど
それはまた出てきた時に説明する事にしようと思う……


そしてボクが今回使用したサイクロンは
今にも砲撃を発射しようとしていたなのはを襲い
なのはのデバイスを弾き飛ばした

ボクがなのはに攻撃している隙をついて
突っ込んでくるフェイトに対して
ボクはもう1枚のカードをディスクに差し込んで
「魔法カード発動!!ファイヤー・ボール!!」
ボクがそう言うとボクの周りから3つの火球が出てきて
フェイトに向かって高速で発射した


この魔法カード『ファイヤー・ボール』は
『相手ライフに500ポイントダメージを与える。』
遊戯王だとこんな効果だけどこの世界では
『相手に向かって3つの火球を発射する。(非殺傷設定可)』
と言う感じだ


フェイトは咄嗟にプロテクションで火球をガードしていたけど
ボクはこの隙にもう一枚のカードを発動した

「装備魔法!!稲妻の剣!!」


この装備魔法『稲妻の剣』は遊戯王だと
『戦士族モンスターにのみ装備可能。装備モンスターの攻撃力は800ポイントアップし、
フィールド上に表側表示で存在する全ての水属性モンスターの攻撃力は500ポイントダウンする。』
と言う効果だけどこの世界では
『雷属性の剣。刀身に電気を纏っていて斬りつけた相手を痺れさせることができる。(非殺傷設定可)』
って感じなんだ


そしてボクは動きを止めているフェイトに向かって行き
稲妻の剣で横薙ぎに斬りつけた
フェイトはプロテクションをもう一度張って耐えようとしたけど
ボクの攻撃はそのガードを破壊してフェイトの腹部を斬り裂き
地上でデバイスを拾ってホッとしているなのはに向かって叩きつけた

※非殺傷設定なのでフェイトの体が真っ二つ何て事にはならない


フェイトは稲妻の剣の付加効果により体が痺れて受け身も出来ない状態で
そのままなのはにぶつかった……

そしてボクが2人の方を見てみると
2人共バリアジャケットが解除されていて
目を回して折り重なった状態で倒れていた……

ボクは2人に向かって
「今回はボクの勝ちだね。
またジュエルシードを集めていたら会うこともあるだろうから
その時までにはもう少し強くなっててね」

ボクはそう言って転移魔法を発動してその場から去った…


転移先はすぐ近くの木の枝の上
バレないように気配を隠していると
2人の元にオレンジ色の狼…アルフが慌ててやってきた
アルフは倒れているフェイトを抱きかかえて
倒れているなのはを睨みつけたのだが
抱きかかえられたままフェイトがアルフに何か言うと
アルフは驚いたような顔をした後
転移魔法を発動してこの場を去って行った

そしてこの場には
倒れているなのはと空気化していたユーノを残すだけとなった
それを眺めていると後ろからボクの分身がやってきて

「なのはを探しにきたよー」

そう言ったのでボクはユニゾンを解除して

「じゃーボクが連れて行くから。分身のボクはネオを転移で家まで連れて帰ってあげて」

ボクがそう言うと分身のボクはネオを連れて家に転移した
ボクがなのはの元に行こうとしたら分身のボクが消えたみたいで
分身のボクの記憶が頭に流れてきた……

~side out~


~ツバサ(分身)~

分身のボクがファリンに連れられてトイレから戻ると
アリサちゃんとすずかちゃんは
なのはが中々帰って来ないと心配していた
その後10分ぐらいしてから

「ちょっと私なのはを探してくる!!」

アリサがそう言ったので

「私が…行く……」

ボクはアリサを押さえて言った

「1人じゃ危ないよ?みんなで行った方が…」

するとすずかが心配してきたけど

「大丈夫…問題ない……」(・・)b

ボクは自信満々にサムズアップを決めた
それで2人は引き下がったのでボク1人で林の中に入って行った

~side out~


~ツバサ~

ボクが倒れているなのはの元に向かうと
ユーノがワタワタと手を振って焦っていた
ボクは無言で右手を膝の裏に通して左手は背中から抱くようにし
お姫様だっこの形でなのはを抱き上げて
2人の元へと歩いて行った……

ちなみにユーノはちょこちょこと後ろをついてきている

そして向かっている途中でなのはが目を覚まして
今の状況に驚いて顔を赤くしていたけど
とりあえず無視してそのままみんなの元に戻ると

「どうしたのよなのは!?」

「大丈夫?なのはちゃん?」

アリサとすずかがボクに抱かれているなのはを心配して声をかけ

「倒れてた……」

ボクがそう2人に言うと

「えっと…えっと…
ユーノ君を追いかけてたら転んで気絶してたみたいなの……」

なのはは無理やり誤魔化していた

なのはが『そろそろ降ろして欲しいな』と言ったので降ろしてあげて
部屋に戻って残りの時間をみんなでゲームをして過ごした……

①みんなでやるテニス

『6-0 Game set』
「勝てる気がしないの…」
「完封…」


②みんなでやるゴルフ

『Hole in one!!』
「これでもう3回目だよ……」
「余裕……」


③ストリートで戦う格闘ゲーム

『KO!! Perfect!!』
「も~少しもダメージが与えられない~!!」
「まだまだだね……」


今回もボクの圧勝でゲーム大会が終わった

「次やった時は~~~」

アリサが何か言ってたけど気にしないことにして
そろそろ帰る時間になったので
ノエルさんに車で送ってもらった…… 
 

 
後書き
読んで頂きありがとーです。
今回ツバサの偽名が出てきましたが
『ルナ・ラクリマ』
ラテン語で
ルナ(ルーナ)=月
ラクリマ=涙
こんな感じの意味です。
まぁ特に気にしないで大丈夫ですw

あとツバサのデバイスのディスクについてですが
この世界でのツバサが持つ遊戯王のカードの効果は
実際のカードと似たような効果があるって感じです。

今回のでジュエルシードはこんな感じ
なのは  : 2
フェイト : 0
ツバサ  :16
残り   : 3

 
次回は学校での日常になると思います

次回『静かな少女と平凡な日常』 
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