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魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜

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無印編
  第1話「ツバサとネオと神様と」

~ツバサ~

目が覚めたらそこは知らない部屋のベットの上だった


「ここは…」

(あーボクは神様に転生して貰ったはずだから
ここはこの世界でのボクの家の一室ってところかな?)


自分の今の状況を把握しようと周り見ていると自分が何も服を着ていない事に気付いた


「何で何も着てないのかは置いといて無事女の子として転生出来たみたいだね」


まぁ裸でいるのは落ち着かないため今度は服を求めて辺りを見渡していると


「おはようございますマスター」


部屋のドアが開かれて緑色の髪をした綺麗な…

ってかギ○スのCの人にそっくりな女性が挨拶をしてきた


「私はマスターのデバイスのネオスティアです」

この緑髪の女性は軽く頭を下げながら自己紹介をしてきた

(なるほど…神様に貰ったデバイスか)

「えーと…おはようネオ ここってボクの家でいいのかな?」

「はい。ここは海鳴市の翠屋の隣に位置するマスターの家になります」

「あ~マスターって何か呼ばれなれないから
出来ればマスターじゃなくて”ツバサ”って呼んで欲しいな」

「了解しましたツバサ様」

「様も無しでお願い」

「では『ツバサ』と呼ばせて頂きます」

「うん♪」

呼ばれなれないってのもあるけど

神様が言うにはネオはボクの世間的には親戚であり保護者でもあるため

『マスター』と呼ばれるのは色々と問題があると判断したための処置だ


「では神様から言伝を受け賜っておりますのでお伝えします」

「神様から?」

「はい、それでは……」


『ヤッホー無事転生おめでとー』

『君が言ってたレアスキルのNARUTOに出てくる忍術とか
OPの悪魔の実の能力だとか時を操る能力とか
めんどくさいから纏めて『全ての漫画、アニメ、ゲームの能力』に変えちゃった』


「!?」


『あと魔力と気力以外にも霊力と妖力が使えるようにしといたよ。ランクは全てEX』


「いや霊力に妖力って……」


『でもEXの魔気霊妖力を出してたら
動植物や地球に被害が出そうだから3段階のリミッターをかけてるよ。
普段はDで1stリミット解除でA 2ndリミット解除でS Finalリミット解除でEXって感じ』


「まぁこれなら普段は目立たないようにしたいしありがたいかな」


『身体能力がDBの悟空並…がどの時期の悟空かわからなかったから
GTのS4時の悟空の強さだと微妙だと思ってS4ゴジータ並にしときました』


「うん…強すぎるね」


『もう一つのデバイスは貴方の左腕に付いてる腕輪がそうです』


左腕を見ると銀色の腕輪がつけられていた


『まだ名前とかないからちゃんとつけてあげてね』


「じゃー名称登録『ディスク』そしてディスクSetup!!」


一瞬光ったと思ったら左腕には白色のデュエルディスクが装着されていた


「おぉ~ってあれ?カードがセットされてないな?」


不思議に思ってるとネオが1枚の紙を渡してきた


「そのデバイスについての説明書を神様から預かってるのでお渡しします」


ネオから説明書を貰って確認して見ると

説明書の内容はザックリ言うと下記のような感じ

・デッキを作成しなければ使用不可

・ディスクの収納領域には遊戯王の全てのカードが収納されている

・使用したカードを具現化することが可能

・Set up時に使えるカードは事前に作成したデッキのカードのみ

・モンスターの召喚等のルールは遊戯王OCGと同じ

・起動時にカードを5枚引き「自分のターン」でカードを1枚引く

・自分の「ターンエンド」宣言後相手が攻撃・補助魔法・逃走など
特定の行動をとったら「自分のターン」になる

・Set upを解除したら再Set upには1時間ほど間隔を空ける必要がある


「うん…ややこしいねw」

ディスクの能力設定は思っていたよりもややこしかった

「とりあえずディスクの事は後にして先に神様からの言伝の続きをお願い」

「わかりました。えっと…」


『この家に関しての説明をするよ』

『この家は海鳴市の翠屋の隣に位置している2階建ての一軒家です。』

『1階にはリビング・キッチン・お風呂・トイレ・書斎・他3部屋あるよ』

『2階には部屋が6つあって、貴方が寝てた部屋がこの内の一つだよ』


「無駄に広いな…ボクとネオの二人じゃほとんど使わなそうだね」


『地下には結界で守られた訓練場や開発室、魔法関連の書斎などがあります』


「なるほど…これなら魔法の試し打ちとかしても他の転生者や原作キャラにバレなさそうだね」


『あっお金については通帳に10億ほど入ってますよ』

『さらに毎月1000万ほど自動で振り込まれるようにしておきました』


「多っ!!」


『以上でーす』


「………」


「とりあえず地下でも見に行ってみようかな…ネオ案内頼める?」


ボクは多分この家の事を把握してそうなネオに聞いてみたら


「わかりました。地下へは1階の書斎にある隠し階段から行くことが出来ます」

「ツバサならば『テレポート』『転移』『瞬間移動』『ワープ』『空間跳躍』などの

空間転移系のスキルを使うことでも行くことが可能ですが」


「あ~全ての漫画とかゲームの能力全て使えるから移動系のスキルも色々あるのか……」


「では行きましょうか」


ネオはそう言うとボクの手を取って歩きそうとしたけど……


「あっ…ボク今何も着てないんだった…ネオ何か着るものないかな?」


今の自分の服装を思い出して足を止めてネオにボク用の服が無いか聞いてみたら


「服などはそこのタンスやクローゼットに色々と入っていますよ」

すぐに部屋の隅に備え付けれていた収納家具を指差した

タンスやクローゼットを確認して見ると色々な色の下着や服が大量に入っていたので

とりあえずボクは白のパンツとワンピースをきてから

ネオにもう一度案内を頼み地下へと向かった



「ネオにもレアスキルとかあるの?」

地下へ行く途中ネオについて聞いてみたら

「ありますよ。少し私のスペックの説明をしましょうか」

ネオは笑顔でそう答えた後

「まず私はツバサのユニゾンデバイスのためツバサとユニゾンする事が出来ます」

うん…まぁこれは当然かな~

「そしてユニゾンする事によってツバサが使う能力に非殺傷設定を付加する事が出来ます」

「え?ボクってユニゾンしないと非殺傷で魔法とか使え無いの?」

「はいツバサ個人だと一切使えません
しかし死なない程度の魔法などを使うのであれば問題は無いかと思いますし
デバイスは使用して魔法を放つのであれば非殺傷に設定出来るので大丈夫です」


ここで早くも問題が発生した

どうやらボク個人での能力には非殺傷設定がないようだ

まぁ高威力の技を使わなければ問題ないし

ネオとユニゾンすれば普通に非殺傷設定に出来るようだから問題はないだろうけど


「私個人のスペックとして魔力がSSランク並にあります」

あれ?うちのネオの魔力高すぎるのだけど……

「ですがリミッターで今はDになっています」

だからネオから魔力をほとんど感じなかったのか

「魔力SSって…もしかしてネオって単体でも強い?」

「原作キャラ程度なら完封出来るぐらいの力はありますね」

(デバイスも最強とか…神様……)

「そしてレアスキルとしてツバサの元へのみ瞬間移動が可能です」

ってことは念話で呼べばすぐにこれるって事か

でもボクの能力からして召喚系のを使えば必要ない気もするけど

「私の説明は大体こんな感じですね」

ネオは話し終えると足を止めて

「ちょうど書斎に着いきましたので次は地下への隠し階段の出現方法を説明します」


ネオの話しながら移動していたので話し終えた時に丁度書斎に到着した


「隠し階段はこの書斎の床に一定量の魔力気力霊力妖力をそれぞれ流し込む事によって現れます」


(4つの力を流し込まなきゃ開かないって事はボクにしか出現させる事が出来ないことかな?)


「そういえばネオって魔力以外の力って使えるの?」


ボクは少し疑問に思って聞いてみたら


「いえ…私が使えるのは魔力のみですね」


どうやら地下への道を開けるのは完全にボクだけのようだ

まぁそれぞれの力を使える人を集めれば開けるけど


「ではツバサ床に手をつけてそれぞれの力を少し流して貰えますか?」


ネオに言わた通りボクは床に手をつけて魔力・気力・霊力・妖力を流していった…

すると床の一部がスライドして地下へと続く階段が現れた……

 
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