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RPG WORLD ―ろーぷれ・わーるど―  ~復讐の少年~

作者:一騎
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クエスト

 
前書き
すみませんでしたーーーっ!

更新できなかったのには理由があるんです! 

 
「セァァァァァァァアア!!!」

目の前のコボルトを一回の居合で、一気に三匹屠る。
残りは4匹。

「『花鳥』!」

2連撃のスキルだ。これで、一気に2体屠る。
ちなみに、花鳥が終わった瞬間の硬直時間が始まった瞬間にスキル『風月』を使うとさらに4連撃できる。
でも、まぁ、残り二体だし、花鳥だけでいいかな~と思い風月は使わなかった。

二匹がお金をばらまいて倒れた瞬間にバックステップで距離を取り、

「イシュラ、レヴィアさん、後はよろしく!」

と、言いながら納刀する。
最初から話を通していたので、二人は返事をして走り出した。
ちなみに僕もいつでも援護にいけるように刀の柄を握って、いつでも飛び出せるようにしている。
しかし、まぁ、相手が雑魚のコボルトなので...。
両方とも少量のダメージで勝ってきました。
と、言うわけで。

「二人ともお疲れ。『ヒール』」
とりあえず二人ともにヒールという低級回復魔法を唱える。
二人ともまだレベルが低く、HPが少ないので、これで十分全回復する。

「ありがとうございます。...あれ?でもソラさんてサムライですよね?」

あ...。 やっちゃった☆
イシュラに言われて初めて気づく。

「え...えっと、サムライも下級の回復魔法は覚えるんだよね...あはは」

最後は笑いながらごまかす。
でもうまくいったようで、イシュラは「そうなんですか!」と言いながら驚いたように顔を輝かせていた。

...うん。ごめん。嘘です。

なんて言えるわけなく笑いながらごまかしたけど。
と、

「あ、そろそろですよ。ソラさん」

レヴィアさんに話しかけられる。

「あ、うんわかった」

とりあえず話を終わりにし、前を向く。そして現在地から数m先に草原が見えた。
確か...あそこか。ガードアントと戦ったのは。
そのまま歩いていく。
嬉しいことに全然エンカウントしないので、MPの消費を抑えることができた。

そして草原に足を踏み入れる。
...見たところ巣穴らしきものは見当たらないけど...。

...確かガードアントの性質上、巣の周りを中心に警備している。なので、集団で来たら巣があるのは確実かな?

そう思いながら歩いて行くと...。

数十m先のガードアント二体と目が合いました。

...えーっと。

「キシャアアアアアア!」

そして勿論襲ってくるガードアント2体。
2体同時にはぐれなんてことは恐らくないだろう。
と、いうわけで。
...この二体倒したら帰ろう...。

とりあえずイシュラとレヴィアをさがらせ、剣の柄を握る。

相手の二体は同時に飛びかかってきたわけではなく、片方のガードアントがかすかに速い。
...というわけで。

「『居合・龍尾剣』」

スキルの名前を呟く。
この技は、新撰組の龍尾剣をアレンジした技である。

一匹目のガードアントが襲いかかってきた瞬間に居合を斜め上に切っ先を向けてはなつ。
そしてその居合で、一匹目のガードアントを一刀両断する。そしてそのまま剣を翻し、上段からもう一体のガードアントを切りつける。
そして2体ともHPが真っ白になり、崩れ落ちる。

...ふぅ。これで終了、と。

「イシュラとレヴィアさん」

「「はい?」」

二人とも呆けたような顔で僕を見た。

...急にどうしたんだろう...。

「戻るよ」

「えっ!?何でですか?」

イシュラに尋ねられる。

なぜって...それは...

「巣があるのがわかったから」

「な、なんでわかるんですか?」

「ここで言うのは面倒だから戻ってオランドゥさんと一緒に教えるよ」

そう言いながら僕は村に向かって歩き始めた。
 
 

 
後書き
ふう。
今回でオリジナルのスキルが3つでました。
さらにまだまだふえるよ~。 
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