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学園黙示録〜犯罪者(設定)の心得〜

作者: ダハーカ
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スクデッドの主人公の一人にあって来ました!

最初に言おう!俺はある種勝ち組であり、ある意味では究極の負け組だった。
究極の負け組とは、俺は今現在、設定上犯罪者になっている。
設定上…とは中学二年生的発想による妄想では無く、俺はここの世界ではガチ犯罪者である。前世、俺は犯罪者(漫画orアニメ的な意味で)に憧れていて、それを渇望していた。分かる?犯罪者だけど最終的に「そっから先はおめぇらだけで行きな、クソガキ共」とか言えるイケメンになりたい。それも中世世界の様なものでは無く、現代が舞台の奴。そして今!それが叶った!これこそがある種勝ち組の所以だ。
とはいえ…

小さな電機販売店のテレビからこんなニュースが流れる。
「次のニュースです。一昨日、全国指名手配犯である臥竜新が床主市に出没したとの事です、この市に住んでいる方々はくれぐれも右目に大きな切り傷を負った男には近づかない様にくれぐれも警戒してください」
「……よく出来ました」

憎々しげに言葉を吐く。ご丁寧な事に顔写真付き。まぁ無意味なんだが。そう、全国指名手配。俺は物心ついた頃には孤児院で過ごしていた。両親がそれで傷付くという事はなさそうで助かった。いや、美作先生に迷惑かけてしまうかもしれないな。…俺は国の防衛省のコンピュータにハッキングした。やはりそこは転生前の願い事を乱用させて貰い、それに成功。右翼団体「憂国一心会」の高城荘一郎など、聞いた事あるなぁ、と思える様な名前を聞いたりした。俺の持っている技術で殺人鬼になっても良いのだが、俺は本来世界の異端である以上、物理的侵害を加えるのは良くないし、何より殺人という行為自体に嫌悪を感じた。

「さて…今回の寝ぐらは何処にしようかな…と」

おもむろに近くにあった学園の方を見やる。ほほう!ここはあの学園黙示録highschool of the dead に近い、またはそのものの世界観らしい。俺の前世通っていた高校より広い!あとあの個性豊かな主人公達にも会える可能性があるということだ!サインたのもっかな?…犯罪者が高校生のサインねだるのもな…なんて言うか…駄目だ。

「藤美学園高等学校…<奴ら>が来そうな感じがプンプンするネェ…今日は此処だな、飯にも運良きゃありつける!」

飯!上等の寝ぐら!サツもあんまり立ち入らない!目撃情報がない限り暮らせるな!今は昼前。寮生なら寮でご丁寧にお給食を食べているに違いない。
学校の屋上とかにも言ってみようか。ヘリを俺に動員する程サツも暇してる訳じゃ無いだろう。…フラグなんかじゃ無いんだからね!

「………先客かい?」
「お前こそ誰だよ?」

いた〜(笑)不良少年と思しき青年くんが居たよ…俺は確かに殺人とかで手配されてる訳じゃ無いから覚えててくれないんだろう(泣

「おっさん、ここ学校だぜ?不法侵入じゃないのか?」
「ん?大丈夫だよ、俺はもうそんなレベルは問われない位の悪党だし…別に君の幼馴染とか、好きな娘とかを暴行するとかじゃ無いからさ?」
「…!てめ…!何で麗の事…!」
「ふぅぅうん?君の大切な子は麗、と言うのかい?覚えとくよ」
「ふざけんな!」
「うぅわ、うぅわァ、うぅぅわァァ…」

俺はこの拳を華麗に回避…は出来ませんでした(泣
彼の拳は直線を描いて俺の頬にクリーンヒットする。そのせいで俺が一昔前の格闘ゲームの様な声をあげる。犯罪者ロールプレイはすべきじゃないね。いつか死んでまうわ。まぁやめないけどね。

「じょ…冗談だよ…俺は臥竜、高校の屋上にちょっと憧れてね、ちょっとやってみただけなんだよ」
「なんか聞いたことある様な…じゃぁ何で麗の事は知ってんだよ」
「勝手に記憶を改竄しないでくれないかい?俺は君の幼馴染、好きな娘としか言っていない」
「だから何で幼馴染とか知ってんだよ!」
「おちつかないかい?これは簡単な心理トリックだよ、誰にでも君の年齢になれば好きな娘は勿論いるだろうし、君はコミュ能力は高そうだ、だから幼馴染の一人は二人、いる事はほぼ100パーと言って良い…それを君が勝手に情報を整理してその麗とやらと繋ぎ合わせただけの事なのさ」

何処かの漫画にありそうなセリフだけど、悪い感じを出すには良い感じじゃん?と思ったのでこの台詞を言って見た。俺のいいたいセリフも言わせて貰ったし、大満足である。さて…帰らせて貰おう。

「悪い事をしたね、君の名前はなんだい?いつかお礼をしたい」
「そうかよ…小室、小室孝だ」
「うーん!素敵な名前じゃないかい!俺は臥竜!臥竜新だ!俺の事を覚えておいて欲しい」
「あ…あぁ」
「さて!じゃあお友達になりましょう!」
「は!?」
「君達が危機に会った時、君達だけで十分だろうが、俺にも声を掛けてくれ…力になれるだろう…今日は天井寝ぐらにするからよろしく」

出来るだけ颯爽と去ろう!そっちの方がカッコ良いしね!屋上を寝ぐらにするのになんでだって?それは勿論体育館倉庫のマットを俺の布団代わりにする為に決まってる!布団に飯に日のあたりのいい場所!サイコーの寝場所だね!
小室は俺の正体気づいてくれないけどね!(泣


「……ァア”ア”…ォオ”オ”」

現在、Xday前日。まだ声は聞こえない。 
 

 
後書き
別のところで全く違う作品を作ったりする作者ですが、評価感想よろしくお願いします! 
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