| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

FAIRY TAIL~神々のドラゴン~

作者:晴れの日
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

4話

 
前書き
今回オリジナルです! 

 
エリーゴールの件が片付き、平和な日常が戻ってきた。ということで…

「海だ~~~~~~~~」

ナツとグレイは大はしゃぎ。水は俺も好きだが、俺が泳ぐと周りに迷惑がかかる為、泳げない。

「ロスト!俺と勝負しろ!」

「だから泳げないって」

「俺と負けるのが怖いのか?」

プチン!ドラゴンスレイヤーだけあって売られた喧嘩は買う。

「いいだろう」

「あの島まで言って往復する。早いほうが勝ちだ。」

「よーい、どん!」

ナツは颯爽とスタートしたが、俺は動かない。なぜならどんなにハンデをあげても俺は負けないからだ。

「水龍の壁!」

俺はナツの前に巨大な壁を作り、動きを封じる。そして、俺はゆっくり泳ぐ。そうでもしないと、周り

の人が俺の泳ぎで飛んでしまうからだ。

「ずるいぞロスト!まじめにやれ~!」

「ルール上関係ね~よ」

「こんな壁ぶち破ってやる!火竜の翼激!」

「無理だよ、火は水に勝てない」

「ウオォォォォォ」

「なに!」

俺の作った水の壁が蒸発していく。だが問題ない。俺は再び水の壁を作った。しかも今度の壁の厚さは

半端じゃない。10メートルはある。さすがのナツもこれは無理だろう。

「滅竜奥義!」

ウソだろ!?そんなの使ったら周りに被害が出るぞ

「紅蓮爆炎刃!!」

「水龍のドーム」

あぶねぇドームの中なら被害は出ない。それにしてもやりすぎだぞナツ!早いとこ決着をつけないとあ

ぶねぇ。こうなったら本気モードだ!

ロストが本気になると、大波が発生する。そして周りに被害が出る。そしてエルザに怒られる。

「ナツがゴール!」

「ヨッシャー!」

「負けた…」

・・・

「すごーい!大波を作っちゃった」

見知らぬ少女が話しかけてきた。悪い奴じゃなさそうだな…

「わたし、ユウナ!」

「俺はロストだ」

「その紋章ってFAIRY TAILでしょ?私憧れているんだ~」

「君は魔導師なのか?」

「そうだよ。私も水の魔法なんだ」

「同じ魔法か…だが俺はドラゴンスレイヤーだ」

「ドラゴンスレイヤーってあの古代の魔法?すごーい」

思ったより天然だ。天然さでいえばミラを超えるかもしれない。

「私ね、小さい頃に両親を亡くしてひとりなんだ。だからこうゆう時間が一番好き。」

「俺も親がいない。7年前にどこかへ消えた。」

「お互い一人ぼっちだね…」

「いや、俺には仲間がいる。家族同然のな。良かったらうちに来るか?マスターに交渉してやるからフ

ェアリーテイルに入れるかもよ」

「いいの!ありがと~」

・・・

「ということでユウナをギルドに入れてほしいんだ」

「珍しいの~お前さんが推薦するなど…。」

「そうかな」

「まぁOKじゃ」

「ヤッタァァおりがとうマカロフさん。うわ~憧れのミラさんがいる~」

緊張して周りに目がいかなかったのか…かわいいな

「惚れたのかロスト」

「何言ってんだグレイ!」

「顔赤いじゃないか」

「………」

「かわいいじゃん大切にしてやれよ」

「わかってらぁ」

・・・

「それじゃぁ今日は帰るよ。」

「待って私も行く」

「今度いろいろ紹介してやるよ。」

「うん!」

・・・

さて、布団はっと…俺の家は3LDK。一人暮らしにしてはちょっと大きい家。いや、大きすぎる。水道

代がかからないから便利。何もかも水道は俺の魔法で済ませている。修行にもなるし…。

「さて、飯にするか!」

「それなら私にやらせて。一人暮らししていたから得意なんだ」

「じゃああるもの適当に使ってくれ。よろしく頼む」

「了解」

待っている間、俺はユウナの布団を敷き、荷物を整理していた。

・・・

「できた~」

「おっスゲーうまそうじゃん。なんていう料理?」

「カンガルーのカルパッチョ!」

マニアックすぎる…

「料理教室で学んだの」

「料理教室行っていたんだ~実は俺も行っていたんだけどセンスがなくて…7年やってたのにこんな料

理知らないもん。」

「今度の料理はロストが作ってよ」

「いいぜ」

「いただきまーす。」

「どうぞ食べて。口に合うかどうか…」

「まずは一口」

「パクリッ」

「!!!!」

口に入れた瞬間にとろける程の柔らかい肉。そして広がるハーモニー。これは、これは神の料理だ~~

~~~~~~~~~~~~~~~。

「どう?」

「すごくおいしいよ!こんなうまい料理初めてだ!」

「よかった~気に入ってくれて。」

「また作ってな」

「任せといて!でもその前にロストが作ってよね」

「わかったよ」

俺は食事を終え、修行をする。魔力を使い切ってから寝る。これが毎日の日課だった。

「私にも手伝わせて!実力は全然違うけど、できることがあると思うの」

「構わんが…」

「じゃあ出発」

・・・

俺たちは広い空き地にやってきた。夜遅いから人はいない。

「よし修行始めるぞ!」

「はーい」

「とりあえず試合してみるか?」

「とりあえずじゃない!?」

「いつでもいいぞ」

「とりあえず頑張ってみるよ。あと本気出しちゃだめだよ~」

「分かってる、分かってる」

「ウォーターブレス!」

「!!!」

ウソだろ…いきなりあんなの繰り出すなんて…あれが序の口だったらまずいぞ!

「あ~あ、よけられちゃった…もう一回やってみよ!」

「マジかよ…」

「ウォーターブレス!」

「水龍の咆哮!!」

「ドーン!!!!!!」

俺の咆哮と同等の魔力だぞ…

「何もんだよ…」

「ウォーター…

「ちょっと待て、続きは明日にしないか?」

「なんで?」

「こんなに強いと思わなかったし…明日の分も取っておかないとな」

「そっか~」

「天然で助かった」

・・・

「そろそろ寝るか…」

「そうだね」

「じゃあ明日な」

「うん!」
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧