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FAIRYTAIL~パラレルの世界~

作者:ハマT
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第四話神と名乗る男

 
前書き
やっとナツたちが出てきます 

 
784年十二月十六日天狼島ベースキャンプ



フェアリーテイルの魔道士たちが、グリモアハートとの戦いを終えて休息をしていた。
「じっちゃん、今年が中止だったら来年の候補者は、今年と同じだよな!!」
マフラーをした桜色の髪をした青年   ナツが背の小さい老人  マカロフに問いかけた。
 この島でナツたちフェアリーテイルの魔道士は、S級魔道士昇格試験を行っていた。
しかし、候補者の中に評議員が潜入しており、疎のうえ、島に黒魔道士ゼレフがいたり、グリモアハートがせめて来たりとしたために試験は中止になったのだ。
「バカモン!!今年と同じなら中止ではなく延期にするわ!!来年は、一から選びなおしじゃ!!」
「いいじゃんかよじっちゃん!!」
「だめといったらだめじゃ!!!」
「ナツ、マスターも困ってる!!いい加減にしないか!!」
緋色の髪をした、女性   エルザがナツに注意した。
「ちぇ、わかったよ・・・」
「おっナツが大人に・・・」
「じゃあエルザ、帰ったら勝負しろ」
「なってないな」
「グレイ服」
「うお!!」
三人のやり取りを見ていた上半身裸の青年  グレイに金髪の女性  ルーシィが突っ込んだ。
「恋敵!!」
「違うから」
グレイとルーシィのやりとりに青い髪でロールをまいた女性  ジュビアが嫉妬したようにルーシィを見た。
その時だった。ガサガサと突然三人の後ろの茂みが揺れた。
「!?なんだ!!」
その場にいた皆が警戒した。それもそのはず先ほどまでこの島は、グリモアハートの襲撃を受けていた。激闘の果てに島から追い出すことはできたが島から出ずに残った者がいたか、途中で引き返して戻ってきた。そこにいた皆がそれを考えた。
「おー、おったおったやっと見つけたでー」
「なんだお前は!?」
「怪しいもんちゃいまっせーラクサスはん」
「!?なぜおれの名前を知っている?!」
黄色い髪をした大柄な男  ラクサスは、驚いた。
「そりゃーワシ神様やから何でも知ってますで」
「神だと?んなもん信じられるか!!!」
そういうとナツは手に炎をまとい、その男に殴りかかった。
「火竜の鉄拳」
「まあまあそうあわてんなや。ナツはん」
そういうと男はナツに向かって手を向けた。
「!?なんだ・・これ・・」
男が手を向けた瞬間ナツの動きが止まった。ただ止まっただけではない飛びかかろうとした状態で空中で止まっていた。
「あわてなさんな、ワシはあんたらに頼みがあってきたんや。あんたらと戦うつもりはない」
「頼み?」
「そーやそーや。ワシが今からいうことは全てホントや。」
「だったら話してみろ、信じるかどうかは、後で決める。」
緑色のロン毛の青年  フリードが問いかけた。
「ワシは、神の国最高責任者ホワイトや。実は神の国で大変なことが起こってのー」
「大変なこと?」(ナニソレーナニソレー)×5
仮面をした男と五体の人形  ビックスローとトームマンが聞いた。
「ブラックという男が脱獄しこの世界に逃げ込んだんや」
「ブラック!?」
「姉ちゃん知ってんのか?」
ブラックという言葉に反応した白い髪の女性  ミラとその弟エルフマン、二人は、リサーナとともに兄弟姉妹であり魔道士である。
「ブラックは400年前ゼレフを操って世界を混沌に陥れた魔道士よ」
「おい、ミラボケてる場合じゃないぞブラックなんて人物ゼレフに関する資料には出てこなかったぞ」
茶髪のおっさん  ギルダーツがミラに突っ込んだ。
「まさかこうなるとわな・・・」
「なんだ?言いたいここがあったらはっきり言え!!」
黒い猫  パンサーリリーがにらんだように言った。
「ギルダーツはんとミラはんがゆうとることは両方とも正しい」
そのホワイトの言葉に皆が驚いた。
「どういうことですか?」
「明らかに矛盾してるのになんで両方正しいわけ!?」
青い髪をした少女  ウェンディと彼女に抱かれている白い猫  シャルルが問いかけた。
「今この世界は、書き換えれ始めとる」
「おいどういうことだ」
「そんな怪しいこと信じられないわよ」
顔にいくつものピアスがある男  ガジルと青い髪の女性レビィが言った。
「そんならいいことを教えるわ。あんさんらは、実際の時の流れの中では、あんさんらは、冷凍封印されとんや」
そういうとホワイトは、あるビジョンを、見せた。そのビジョンには、黒い竜  アクノロギアに手も足も出ずに島ごと消されてしまうところだった。
「あんさんらが実際に体験するはずの未来や。しかしその未来は、もう起こらん・・・ブラックがこの世界に干渉したからな」
(この映像、作ったようには、見えなかった)
エルザは、そう思った。
「あんた本当に神なの?」
茶髪の女性  エバーグリーンが問いかけた。
「そう言ったやん で、話を戻すと頼み言うんは、ブラックを捕まえてもらいたいんや。あんさんらとワシらの寿命は違うだから今もこの世界のどこかに居る。何よりワシらは、この世界にあまり干渉はできんからこうやって頼んだんや」
「なるほどわかった、引き受けよう」
「ええんか?」
「おぬしの言動には、怪しいところはなかった」
「ほとんど根拠がないような気が…」
「つっこんじゃ駄目よ」
エルザ、ホワイト、マカロフ、リリー、シャルルの順に言った。
「ありがとう、皆お礼にあんたらが戦いやすいように別の世界のやつらを写し取ってこの世界に連れてくる!!そしてかつての敵もあんさんらの味方になるようにする!!約束する!!」
「あんた干渉できないんじゃ・・・」
突然シャルルの表情が曇った。
「どうしたの?シャルル」
「ううん何でもない」
ウェンディの問いにそう答えたシャルル。
(何?今の?)
シャルルには、未来を少しだけ見る能力があった。その能力は、ほとんど突然に発動する。今回みたいに・・・
シャルルが見た光景は、大きな時計、一つの街を巻き込む爆発、黒い髪で剣を使いナツたちと戦うボウズの青年、そしてウェンディ。シャルルは、最後の光景・・・ウェンディに違和感を感じた。その光景の彼女のギルドマークは、なぜか二つあった。しかも上下左右反対で普通のマークの下にあった。
その後、みんなは、ホワイトからブラックの写真をもらってギルドに帰った。
「私のカードが言ってる!!この先に時間や世界は存在しない!!でもすぐにみんな打ち解けるってさ」
茶髪の女性 カナがカードをかかげて言った。
「実際に存在しないパラレルの世界での戦い、燃えてきたぞ!!」
意気込むみんなだったが、シャルルだけがこの先の戦いに不安を感じていた・・・











 
 

 
後書き
next新しい仲間





これから補足説明や重要なオリキャラについての説明はここに書きます。
設定

ホワイト
?歳
好きなもの、白いもの、友達
嫌いなもの、友達を悪くいうやつ
説明
神の世界の最高責任者。脱獄したブラックを捕まえようとして後を追いかけて次元転送措置に飛び込んだみ、天狼島にたどり着きそこでグリモアハートを倒したナツたちを見つけてブラックを捕まえるように依頼した。ブラックを昔から知ってるようだが詳細は不明。

 
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