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ソードアート・オンライン~豪運を持つ男~

作者:
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smille is best やっぱ笑顔が一番!!  ~その一~

 
前書き
どうも、空です!!
このたびはいろいろあってこちらでの活動を休止していましたが、なんとか復帰することができました!!

これからはよろしくお願いします!! 

 
SIDE サヤ




「っ!!それにしても・・・!」

 思わず私は呟いてしまった。


味方のパーティの中で前線に出てタゲを取っているのは、今現在私も含めてたった三人しかいない。

他のパーティのメンバーは、只今回復の真っ最中だ。それで後衛の私が皆が戻ってくるまで他の数人とタゲを取りつつ、安全に闘っていく予定だったんだがいかんせん戻りが遅い。



正直いってこの人数でボスの足止めをするのは結構キツい・・・。
元々私は前衛向きのステータスじゃなく、武器の大鎌も相まって1 vs 1の戦いにはめっきり向いてない。
それに、今使えるソードスキルも放つまでのモーションが長く、一番早いのでも4秒はかかる。一瞬でも気を抜けないこの場面に、4秒は致命的だ。

それでも何とか形勢を保っているのは、自分のパートナー(ジン)のお蔭が多い。


今だって、ほぼ一人でボスの相手をしている。しかも驚くことに、ジンのHPバーを見る限りまだHPが半分も減っていない。



「強いな・・・・」

私は思わずそう呟いてしまった。

確かここにくるまでの道で聞いた話じゃあ、リアルでも剣道をやっていたらしい。動き一つ一つが素人目に見ても妙に小慣れているのが見ていて感じる。



そんなジンをみて私は、ふと最初の頃を思い出していた。




私はここに来るまでそんな事は何一つもやっておらず、普通に中学を過ごしていたので初めての時は苦労した。

リアルですら猪等は見たことがなく、どうしていいのかわからずにただ闇雲に剣を振り回すしかなかった程だ。
何とかその時は倒すことが出来たが、取り敢えず装備と回復アイテム等の消耗品を買いたいと思い、ひとまず始まりの街に戻った。




先に消耗品等のアイテム類を見てから装備品を見てみようと思い、私は商店街っぽいところの露店へ駆け込んだ。そして・・・・




「「すいません!!ちょっと良いですか!?」」


――それが、彼との出会いだった。


「あれっ!?」と思い周りを見渡すと、目の前に同じようにこちらを探してるっぽい男性プレイヤーを見つけた。



ちなみに余談だが、リアルで私は女の子にしては結構背が高いと思う。身長順で並ぶときだって、殆ど一番後ろのほうだ。


それは小学生の時も同じで、家庭の事情もあってその事でいじめられたこともある。




私はこの背の高い自分が嫌いだった。もはやコンプレックスといってもいいだろう。






なので私は、このSAOをプレイする前の初期設定でリアルの身長より20cm近く下げた。(後はリアルと同じ感じで設定した)





今考えてみると、せめてゲームの中だけでもとどこかで自分に現実逃避したかったのかもしれない。
(まあ今となっては全く意味が無くなったが)

そのせいか、その男性プレイヤーに見降ろされた時が妙に新鮮に感じられた。


それと同時に、その男性プレイヤー顔が見えた。


「えっ・・・!?」


 私は思わずそう呟いてしまっていた。


見覚えがあるなんてものじゃない。あの小学校のあの時、あの瞬間から片時も忘れたことのないあの人の顔が、今私の目の前にあった。

中学は離れてしまったけど、「こんな顔になってるんだろーなー」と思いながら、片時も忘れずに想っていた。

幸か不幸かは判らないが、どうやらむこうはこっち(サヤ)に気付いていないらしい。


まあ普通は判るわけないんが、そこを判ってほしいのが複雑な乙女心なのである。
でもまだ本人か判わないとふと一瞬思ったが、なんとなくだけど本人だとおもった。

これといった理由は特にないが、取り敢えず恋する乙女のカンとでもいっておこうか。




そんな感じで頭の中で絶賛光速の速さで考えていると、あの人がこっちをみて・・・・?

何か色々な顔をした後に、ふと私を見て「ふわぁ~」とあくびをしてきた。




そのあくびを見て、改めてあの人だと強く確信した。

何時も私に会う度には何故かあくびをしてくるあの人の仕草にソックリだったから。

といっても私だけわかって何か癪だったので、軽く脛を蹴り、前々から何時も思っていたことをいった。



「人の顔見てあくびするなんて失礼でしょうが!!」



ぶっちゃけ唯の照れ隠しだ。今だって、そんな事いいつつも胸が高鳴っている。




そんな私の気持ちを知らずか、あの人は私の顔をもう一度見て固まった。



一瞬「もしかしてわかってくれた?」と思うが、冷静に考えてそれはないだろうと推測する。



「じゃあ何・・?」と私が思う中、あの人はこちらを向きぼそっと呟いた。
幸いにも周りがそんなにうるさくなかったので、呟きはあっさり聞こえた。





「可愛えぇ」




・・・・・えっ?



今何て言った?と、言われた事がわかっていたけど聞き返さずにはいられなかった。


小学生の頃に、身長の事や家庭の事でいじめられてそんな事一回も言われたことなかった。




取り敢えず客観的に見たら、今私は物凄い取り乱していると思う。多分顔もとっても赤くなっていることだろう。


状況反射で思わず「は、はぁ!?」と言ってしまった。今考えれば、もう少し女の子らしい喋り方が出来なかったものかと後悔している。




そんなかんだでごたごたがあり、走ってきた今も、ふと思い出してしまう。

「フレンド登録頼めば良かったなぁ・・・」


思わずそんな事を一人ごちる。そして、改めて私は本当にあの人が好きなんだとつくづく思う。




そんな事を考えていると、どうやら武器屋についたみたいだ。早速見ていくが、最初の街だからなのか品揃えが悪い。





そんな中、ふと目に止まったものがあった。





刃渡りは1メートルぐらいで、全体の大きさは170くらいあると思う。黒を基本とした色使いで鈍い光沢を放っているその大鎌を、私は手に取ってみる。




片手じゃあ重く感じ、両手で持ってみる。するとなんとか普通に持つ事が出来た。 

どうやら両手装備の武器らしい。値段と武器自体のステータスを確認する。値段も買えなくはないし、何より攻撃力が序盤武器の中ではほぼ断トツに高い。


まあこれにするか、と選び購入し早速空いてるスキル覧に【大鎌】をいれた。





早速エリア外に出て性能を試したが、いかんせん難しい。
初期の時点でのソードスキルは二つで、斬撃系水平切りの【スラッシュ】と、打撃系突進の【ハードライン】なんだがどちらも硬直時間が初期にしては異常に長い。



その分威力等の点は申し分ないんだが、いかんせんソロプレイとしてはリスクが高過ぎる。
まあパーティの戦闘では有効活用出来そうだが、今の所はパーティを組むことは考えになかった。


「まあここらへんで戦い方を憶えておけば問題ないか。」


と自分でそう結論づけまた一狩りしようとした際に、突然目の前が青く光り気が付けば私は始まりの街にいた。


突然の事で呆然としていると、どうやら私だけではなかったらしい。次々とそこら辺が青く光り、プレイヤーがワープしてきた。
下手したら今回ダイブした1万人全員いるのではなかろうか。



そんな事を考えていると、近くにいた人達が口々に叫びだした。

「運営をだせ!!早くログアウトさせろよ!!」

「ログアウト出来ないってどういう事だ!!運営は何をやってるんだ!?」

等等と言っている。私は確認の為に素早くメニューウィンドウを開き、一番下にあるログアウトボタンを探すが・・・・・・ない。


皆が言っているようにログアウトボタンが見つからない。


ふとそんなときに私は、リアルの母親のことを思った。




  
 

 
後書き
はい、中途半端になってしまいましたけれどすいません!!
これからは心を入れ替え心機一転頑張って生きたいと思いますのでなにとぞどうぞよろしくお願いします!! 
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