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チートな俺とD×D

作者:ミケ乱
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life.29:喧嘩、売ります。2

 
前書き
どうも、ミケ乱です。

これ書いた時喉風邪にやられてたしな(ーー;


懐かしい


では続きを。 

 
life.29:喧嘩、売ります。2

夜が明けて、朝のトレーニングを部長抜きで済ませ。
心配するアーシアをなだめつつ通学、部長のことは黙ってたけど。
学園に行けばバカ二人からの猛襲を受けるが簡単に返り討ちにしてやった。
ま〜「ミルたん」をみて発狂しなかったところだけほめそうになるが。
ブレインバスターを喰らいそうになったが日ごろの鍛えがいいのか反対にかましてしまった。

そして放課後の部活へと向かう、アーシアと向かいながら祐斗と合流する。
旧校舎に入ると同時に俺は部室の方をみる、祐斗はまだ気づいてないのを確認して。
部室へと移動する、扉の前に来た時に初めて祐斗が気づき顔を強張らせる。

「・・・僕がここまで来て初めて気配に気づくなんて・・・」

俺は気にせず扉を開けて入る、室内には部長と小猫ちゃんと朱乃さんがいてそして・・・。
昨日の銀髪メイド事グレイフィアさんがいる、部屋の空気が張り詰めている。
機嫌の悪いリアス部長、ニコニコ顔だけど空気が冷たい朱乃さん、触れないように隅っこにいる小猫ちゃん。
なんとも入るに入りにくい場面に出くわした感じだ、アーシアもこの空気に不安げになり俺の袖を掴んでる。
アーシアの頭を軽く撫でてから部屋に入っていく、リアス部長もそれを見てから。

「全員そろったわね。では、部活をする前に少し話しがあるの」

「お嬢様、私がお話ししましょうか?」

それを止める部長そして、再び前を向き。

「実はねー」

部長が口を開いたとき床の魔法陣が光り出す、魔法陣に描かれた模様が替わり知らない形になる。

「・・・フェニックス」

祐斗が口にすると同時に室内を光が覆い、人影が魔法陣から現れる。
魔法陣から炎が巻き起こり熱気を感じた、俺は気を張りアーシア達を包み込んで守る。
炎の中に佇む男が腕を横に薙ぐと、周囲の炎が振り払われた。

「ふぅ、人間界は久しぶりだ」

原作どおりのワルホスト系イケメンだ、俺の嫌いなやつの一人だな。

「愛しのリアス、会いにきたぜ」

軽いやつだ、部長もこいつのこと嫌いなんだろう、目が半眼になってる。

「さて、リアス。さっそくだが式の会場を見に行こう。日取りも決まってるいるんだ、早め早めがいい」

「・・・離してちょうだい、ライザー」

腕を掴まれた手を部長は振り払った、アレはマジで怒った声だ。
ライザーって男は気にもしてない、苦笑するだけだった。

「部長に失礼だな、女の子にする態度ともおもえないな」

俺の言葉に反応せいて男が顔を向ける、ゴミを見るように。

「あ?誰、おまえ?」

「リアス・グレモリー様の眷属悪魔、『兵士《ポーン》』の兵藤一誠だ」

「ふーん、あっそ」

態度からして俺の事は眼中にないってか、リアスに自分のこと説明したのか聞いたが。
軽くあしらわれてる、アホだな本当の。

「兵藤一誠様」

グレイフィアさんからあいつのことを説明される上級悪魔のライザー・フェニックスと。
しかも古い純粋悪魔の家系らしい、ついでにリアス部長の婚約者とも。
そんなこと訊いて俺は少しため息をすると、

「そうなんですか、俺はまたどこかの三流悪魔と思いましたよ。あっ、三男坊でしたね」

「ぷっ」

「きさま・・」

俺が言った言葉にリアス部長が笑い、ライザーとか言うやつは睨みつける。
事情を聞いて俺が出ることは簡単だ、ライザーをつぶすことだ。

「それにしても態度からしても三男坊で女の扱いをちゃんとできない男って、どこかのホスト崩れみたいだな」

「言うに事書いて俺を侮辱するか?この下等な下級悪魔が!?」

「ライザー、私はあなたと結婚する気ないから。私にだって婿を選ぶ権利もある」

部長もそのタイミングでいいますか、ライザーも凄く険しい顔になる、

「なら俺はキミの下僕を全部燃やし尽くしてでもきみを冥界に連れて帰るぞ」

殺気と敵意を俺達に向ける、アーシアは震えだし俺の腕を抱きついてきた。
祐斗と小猫ちゃんは臨戦態勢に以降できるようにしてるらしい。
俺は気を一気に放出する、殺気をかき消すほどの覇気でライザーにぶつける。
その場にいた部長とグレイフィアさん以外が俺を見てる、ある意味威圧だけでライザーの殺気を吹き飛ばしたんだから。
部長も俺を見てから紅い魔力のオーラを出してる、完全に怒ってますな。
ライザーも炎を身にまといはじめる、熱気で部屋が熱くなる。
俺は気質を冷気に変えてアーシア達と部長を守る、さらにあげようとしたら。

「お嬢様、ライザー様、兵藤一誠さま、落ち着いてください。 
これ以上やるのでしたら、私も黙って見ているわけにもいかなくなります。 
私はサーゼクスさまの名誉のためにも遠慮などしないつもりです」

静かで迫力のある言葉をグレイフィアさんが口にすると、部長もライザーも表情を強張らせた。

「・・・最強の『女王《クイーン》』と称されるあなたにそんなこと言われたら、俺もさすがにこわいよ」

部長もライザーも魔力を止める、俺は気を周囲だけに留める。
アーシアは少し落ち着いた感じになるのをまつ、
話も『レーティングゲーム』の話になっていた、どうやら原作どおりにすすむか、
両方の合意で『レーティングゲーム』を両家に伝えるとことになった。

「なあ、リアス。まさか、ここにいる面子が君の下僕なのか?」

「だとしたらどうなの?」

「これじゃ、話にならないじゃないか?キミの『女王』でもある『雷の巫女』ぐらいしか
俺のかわいい下僕に対抗できそうないな」

ライザーが指を鳴らすと魔法陣が光りだす、そしてそれはライザーの下僕たちだった。
体つきからして女しかいないのがむかつく、ってかうらやましいわい!
そのあと俺のことを小馬鹿にするライザーが目の前でキスしてるし。

「女たらしの男だな・・・本当にホストくずれだ、部長とは釣り合わないな」

「なに?」

「英雄色を好むって言うけどお前の場合は英雄じゃなく種馬だな、いや種まき焼き鳥か」

「焼き鳥!?こ、この下級悪魔がぁぁぁぁ!上級悪魔に対して態度がなってねぇぜ!」

「すまないな、でも俺なら全員つぶせるけど」

アーシアを祐斗の方へと押しやって構える、神器《セイクリッドギア》も使わなくても問題ない。
挑発するように手を前にしてクイクイっと指を動かして挑発する。
部長も少しビックリしているようだ、俺が神器《セイクリッドギア》を構えてないのに。

「ミラ、やれ」

「はい、ライザーさま」

小柄な童顔な女の子が出てきた、武道家が使いそうな長い棍を器用に回しながら。
一瞬だったのか俺の目の前まできて棍で俺のお腹を突こうとしてる、
俺の体を回して棍をかわしてから棍を指でなぞる、横から見るとまるで棍が俺をすり抜けていくように見えた。
軽く足を引っ掛けるとそのままくるっと回転させてライザーの方へと押し飛ばす。
そのまま飛んでいくが手前で体制を整え、また構える。

「くっ!もう一度」

「その棍ではむりだろうね」

俺が棍を指さすとパキッと切れる、まるで組み木が崩れるように。

「なっ!?」

武器を持ってないものが武器を切ったのだ、普通だったら無理だろう、
俺がなぞったのは死線だったのだ、あの棍の死線を切ることで武器がなくても切れたわけだ。
これは魔力も必要ないから何をやったのかわからないのである、ある意味恐怖だ。
リアス部長たちも流石に今のはびっくりしているのだ、普通の下級悪魔とはぜんぜん違うのだから。

「まだする?何なら全員でやってもいいよ。ものの数分で終わるだろうけど、それとついでに」

指をパチンっと弾くとミラと言う女の子の服がはじける、『ドレスブレイク』を施しておいたのだ。

「きゃあぁぁぁぁぁ!!」

「これでも対抗できないと?焼き鳥さん」

「きさまぁ!!」

「それまでです!!!」

ライザーが魔力を放出しようとする前にグレイフィアさんが止めに入る、流石にライザーも止まる。
ライザーもグレイフィアさんを怒らせたくないのは知ってるし、介入するだろうと思った。
俺は全然気にしてない顔をしながらちらっとリアス先輩を見る、かなりご機嫌がいいみたいだ。

「これ以上は『レーティングゲーム』でしてください、いいですね!?」

「・・・いいだろう、それなら十日だ。リアス、十日後にはじめるぞ」

「いいわよ、私はかまわないわ」

「リアス、次はゲームで会おう」

そう言い残し、ライザーは俺を睨みつけてから魔法陣の中へと消えていった。
十日あるんだ、そろそろアレを部長に教えてもいいだろう。
部長は朱乃さん達と話を始めた、どうやらどうするかを決めるためだろう。

「イッセー様」

今後のことを考えてるとグレイフィアさんが俺の所に来て、すっと手紙を手渡される。

「ルシファー様からの返答とグレモリー家当主の返答が入った手紙です、
それとサーゼクス様からはよしなにと」

「了解、こっちからも色々としておくよ」

「よろしくお願いしたします」

「あい」

手紙をポケットに突っ込むとリアス部長の所に行った。
もちろん、怒られたのと同時に褒められたのだった。

つづき 
 

 
後書き
さ〜喧嘩をのし付けて叩きつけてやりましたw

かなり早い段階でドレスブレイク出しちゃいましたw

次は改になる予定w

さてみんなを魔改造してやりますかw

では次回「life.30:喧嘩、売ります。3」

どうする?兵藤一誠! 
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