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魔法少女リリカルなのはStrikerS~赤き弓兵と青の槍兵

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後日談
  ⑬~初合宿!

 
前書き
はやて「お泊り会や!!」

フェイト「合宿だからね」

はやて「えー、あそぼー」

フェイト「それは妊婦に言う事?」

はやて「……チッ、リア充が。爆発してまえ」

フェイト「ここで八つ当たり……」

はやて「よーし!そろそろ本編いこか!!」

フェイト「ほんとにはやては……」

はやて「美少女なんだから~」

フェイト「言ってません」

はやて「なん、やと……」

フェイト「それでは本編どうぞ」 

 
side なのは


「合宿……ですか?」
「ええ。いかかでしょうか?」
「そうですね……」


今、私の元に連絡をしてきたのはルーテシアの母親、メガーヌさん。
目覚めてからやることもなかったので自宅を宿泊施設に改造、そのオープン記念にとお誘いを受けたのだ。


「ですが訓練施設などは……」
「それは大丈夫です。ルーテシアがノリノリでやってくれていますから」


あれ?ルーテシアってそんな性格だったっけ?
と、そんな疑問が生まれたが、メガーヌさんの次の一言で私の意思は傾いた。


「実はもう八神さんとハラオウンさんのところからはお返事をもらっているんですよ。スバルちゃんとティアナちゃんも来る、って言っていますし、あとは衛宮さんのお宅だけなんですけど……」


そう。みんなとの再会。(フェイトちゃんとはよく連絡を取り合っているので別)
それは……すごく魅力的な話だ。


「わかりました。彼と相談してからまた連絡しますね」
「はい。いいお返事を待ってますよ~」


そう言うとメガーヌさんは通信を切った。
さて、士郎君、許可してくれるかな……。
ちょっとした外出の時でさえかなり過保護だし。いや、迷惑とかじゃないけどね!
むしろ愛されてるって感じ……げふんげふん。
話題がそれてしまった。とりあえず話してみないと始まらないよね。




side 士郎


「ダメに決まっているだろう」
「即答……」


いきなり話がある、と言うので聞いてみれば「合宿行こうよ!」
である。


「今は大事な時期なんだ、大人しくしておいてくれ」
「別に私は動いたりしないもん……」
「見てたらやりたくなるだろう?」
「うっ……」


図星を付かれて押し黙るなのは。
涙目で見上げて来るが、ここはしっかりと言っておかねばなるまい。


「あのな、なの「何の話してるの?」ヴィヴィオ?起きていたのか」


なのはを諭そうとした時、ヴィヴィオが上から降りてきた。


「パパに旅行に行きたいな~って言うことを話してたの」
「え!旅行?行きたい行きたい!」


この流れは……まずい。
押し切られる!?


「でもパパがダメって言うんだ…」


おい。完全に私が悪者みたいな言い方だな。


「いいじゃん!揃って旅行なんて滅多に行けないんだから!!パパの甲斐性なし!!」


ヴィヴィオ()の口撃(誤字に非ず)。士郎(パパ)にクリティカルヒット。
士郎のライフは0になった。


「ぐう……」
「ヴィヴィオ、何もそこまでは「女のわがままを聞いてあげるのも男の仕事だってはやてさん言ってたよ!」……は、はやてちゃん…」


よし、あの狸、絞めるか。


「わかった。行こうか」
「やったー!ねーねー、コロナも誘っていいかな?」
「ああ。好きにすると良い」
「はやてちゃん、生きて……」


はしゃぐヴィヴィオ。
狸の冥福を祈るなのは。
どうお仕置きするかを思案する私。
さあ、覚悟は出来てるか、八神はやて!!




…………………………………………………………………


その頃。


「…はっ!?なんか寒気が……」
「どうしたのはやて?」
「なんかロックオンされたような気がしたんや」


はやて(被害者)は何かを受信していたようだ。




side コロナ


皆様おはようございます。コロナ・ティミルです。
現在私は無人世界『カルナージ』に向かう次元航行船に乗っているのですが、とてつもなく緊張しています。
その理由は……。


「いや~楽しみやねー!お泊り会!」
「主、訓練合宿だってわかってますか?」
「ランス、お酒は夜だけだよ」
「わーってるよ。お前も訓練に参加しようとか考えるなよ?」
「なのはさん!お腹触らせてもらっても良いですか?」
「アンタは遠慮を覚えなさい!」
「にゃはは……ティアナ、そんな怒らなくてもいいよ」
「うぇへへ、エリオくん美味しそう♪」
「キャロ、一体どんな夢を見てるの…?」


周りが有名人ばかりなんです。八神はやて司令に始まり、フェイト・T・ハラオウン執務官やスバル・ナカジマ防災士にティアナ・ランスター執務官補佐などの若くして有名になっている局員の方々と一緒で緊張しない人がいたら見てみたいです。
一般人と呼べそうなのはヴィヴィオのご両親とハラオウン執務官の旦那さん位だと思われます。


「コロナ、どうしたの?」


そんな私にヴィヴィオは話しかけてくる。
気軽に話しかけて来てくれる彼女が居てくれたのはとても有り難い。


「いや、よく見るともの凄いメンバーだね……お近づきになるのも恐れ多い人ばっかりで……」
「そんなことないよー。皆優しいし、とってもフレンドリーだよ!」


いや、そんなこと言われても……
と、喉まで出かけた台詞を飲み込んで適当な相槌を打って到着までの時間を過ごした。




…………………………………………………………………


「ホテルアルピーノへようこそ!」
「「「「「「「「「「「「誰!?」」」」」」」」」」」」


目的のホテルへ着くと、エリオさんとキャロさんと同じくらいの年の女の子が『歓迎』と書かれた板を持った鋭利な爪を持った生物と一緒に現れた時、ほぼ全員が彼女を見てそう言った。
知り合いじゃないのかな……?


「いや、ルーテシアですけど?」
「見ればわかるわよ!!あなたに一体何があったわけ?」


ティアナさんが『何言ってんのこいつら?』的な目を向けながら説明するルーテシアさんに詰め寄る。


「ルールーは昔っからこんなんだぞ?」
「皆さん知らなかったんですか?」


アギトさんとキャロさんがそう言うも、皆さん納得がいかないようです。


「うう、エリオさん、皆がいじめるよ……ヨヨヨ」


そんな皆さんを見て嘘泣きを始めるルーテシアさん。
その様子に皆さんは、


「これがこいつの地か……」


と、渋い顔をしていたのが印象的でした。




side はやて


あ、ありのままに今まで起きたことを話すよ!
カルナージに着いたらなんかすごく仲良くなれそうな性格と化していたルールーとの出会いに始まり、広大な森の陸戦場に空間シミュレーター、更には訓練用機械兵製作装置などメカヲタ達が喜びそうなものまで完備されていた。ルールーに聞くと、『ガリューと作った。反省はしていない』と模範的な解答をしてくれて思わずハイタッチを交わしたりといろいろあった。
そして現在、私、八神はやてはと言いますと……


「ちょ、士郎さん?何故私は上下左右全方向を魔力弾で囲まれているんですか?」
「回避訓練の一環だ」
「んなわけあるかあ!!ならこの天の鎖(エルキドゥ)はなんなんや!?」
「大丈夫だ、安心しろ。魔力弾は非殺傷にしてある」
「いや、私セットアップすらしてないんやけど………」


と、絶賛大ピンチなんです。
主のピンチだというのに、我が家族たちはというと………


「はやてちゃん……治療は、任せてくださいね」
「まあ自業自得じゃね?」
「すみません、我らには、どうすることも……」
「楽しそうですね……」
「シグナム!?」
「は、はやてちゃ~ん……」


上から食らう前提で話すシャマル、完全向こう側のヴィータ、比較的まともな対応に見えるが、全く助ける気がないザフィーラ、発言が意味不明なシグナム、それに驚くアギト、おろおろするリイン。
誰も、助けてくれません。


「さあ、神への祈りは済んだか?」
「ちょお待って!?完全殺る気やんか!?」
「魔力弾一斉掃射!!」
「いやああああああああああああああ!!!!!」




…………………………………………………………………


「全く、死ぬかと思ったわ……」
「復活するの早いですね……」


で、合計200以上の魔力弾を喰らった私だったが、そこは生きるロストロギアの名を持つだけあって20分ほどで復活した。
アギトが呆れてたけど、んなこたぁ分かってんだよ!この蛇野郎!と、最速の兄貴の名言で誤魔化す。
しかし、目の前のこれ、何とかならんの……?


「フフ、やはりお前との手合せは心が躍る」
「そうだな、お前ならこの新技出しても構わねえだろ」


こんな感じで戦闘狂(バトルジャンキー)さんたちが勝手に盛り上がっているんです。
止めようにもフォワード達は士郎とヴィータが連れてってもうたし、なのはちゃんとフェイトちゃんもおらんし、ドナイセーッチューンジャー!って感じや。


「じゃ、いくぜ!」
「む………これは………」


勝手に模擬戦を始めだす二人。しかし、ランスの使う新技に驚くシグナムは距離を取った。


「おいおい、かかってこいよ?」
「ランス、何だその技は……」
「あ?魔力を手足に集束させてるだけだが?」


おいおい、今こいつとんでもないこと言ったよ。つまりは『私ブレイカー纏ってますよー』ってことやろ?シグナムが近づきたくないのもわかるわ……


「少ない魔力で多大な効果。集束打撃、とでも言ったところか」
「残念だったな。打撃だけじゃあねえぜ?」


そう言うとランスは槍で突きを放つ。
その軌道から青い何かが飛び出した。


「……ちぃっ!」


その何かを避けるシグナム。
その後ろには薙ぎ倒され、無残な姿になった木々の姿があった。


「……随分とふざけた威力だな」
「まだまだ序の口だぜ?」
「それは、楽しめそうだな!!」


完全にお互いしか見えてないよ、あの人たち。
付き合ってたら命がいくらあっても足りない。
そんなわけでフォワード陣の所へと向かうことにした。




side ヴィータ


現在、あたしと士郎でフォワード陣の訓練をしているのだが……


「ぜぇ、ぜぇ……」
「ひぃ、ひぃ……」
「どうした?スバルとエリオを見習え二人とも」


へたり込むティアナとキャロに対してそう言う士郎。
だが、別に二人が体力がない、とかではないのだ。
士郎の訓練がオーバーSクラスを対象としているものなのだから。
ついてこれる方がおかしい。


「なんで……アンタたちは……無事なのよ……」
「僕はランスさんに言われた基礎訓練を欠かしていませんので」
「あたしはご飯一杯食べてきたから」


待て待て。エリオはわかる。だがスバル。お前はどうなっている。


「そんな理由で、なんて…………」


やはり、というかキャロが落ち込んでしまった。
ティアナは睨みを利かせ、士郎は呆れている。


「……まあいい。10分後に模擬戦だ。それまでに陸戦場に来るように」


そう言って陸戦場に向かった士郎と入れ替わるような形ではやてがやって来た。


「やっほー。みんなの様子はどうや?」
「かなり成長したみてえだ。あたしも油断してたら負けちまうくらいには、な」
「でもまだまだ負けてはやらない、ってか?」


言いたかったことを当てられてしまい、ちょっと恥ずかしい。


「で、これから何するんや?」
「この後は陸戦場で模擬戦」
「えっ……マジすか?」
「はやて?どうしたの?」
「いや、いいんよ。何でもない……」


この時のはやての表情の意味を知るのはこれから数分後の事である………。




side コロナ


「行くよー!」
「よーし、来い!」
「あ、あわわ……」


現在、私とヴィヴィオとルーちゃんは近場の川でビーチバレーをして遊んでいる。(海じゃない、というところはスルーでお願いします)
監督役としてなのはさん(いつまでもヴィヴィオのお母さんと呼んでいると長い、と言われなのはさんと呼んでいる)とフェイトさん、シャマルさん、ザフィーラさんの四人だ。


「ふふふ。若いっていいわねぇ……」
「シャマル、その言い方年寄り臭いよ……」
「三人とも楽しそうだね」


にこやかに見守ってくれるシャマルさん、そのシャマルさんにツッコミを入れているフェイトさん。率直な感想を述べるなのはさん。何も言わずに見守るザフィーラさん。
それぞれが別々の形で私達を見ていてくれている。


「必殺!羆落とし!!」
「なんの!!ブーメランスネーク!!」


ヴィヴィオとルーちゃんはおかしな方向で盛り上がっている。なんだかんだ必殺技と言いながら全部強烈なスパイクの応酬である。
技名付ける意味ないのでは?と思ったが、ルーちゃんはそう言うのが大好きらしい。
そして、なんだかんだでヴィヴィオもノリノリで付き合っている。
結果。私、蚊帳の外。


「はぁ……」
「あれ?コロナちゃんは元気ないね?」
「なのはさん……」


そんな私を見てこちらに来るなのはさん。


「やっぱりついていけない?」
「はい……。あそこまで凄い動きするとは思ってませんでしたから」
「あはは……確かにね」


と、なのはさんと談笑していると、赤い外套を着こんだ士郎さんがこちらにやって来た。


「あれ?訓練はもうおしまい?」
「いや、模擬戦前に少しお仕置きが必要な奴らがいてな。シャマルを借りていくぞ」
「う、うん」


士郎さんはそのままシャマルさんを引き連れて戻っていった。


「何があったのかな……かなり怒ってたみたいだけど……」
「え、そうなんですか?」


私にはいつも通りに見えたが、なのはさんには怒っているように見えたらしい。
……というか、ちょっと待って。士郎さん模擬戦って言った?
来てた外套から魔力感じたし……もしかして?


「あのー……なのはさん?」
「ん?なに?」
「士郎さんってもしかして魔導師なんですか?」


そう聞いた私に対し、なのはさんは驚いた顔をして言った。


「あれ?言ってなかったっけ?」
「聞いてませんよ!びっくりしました……」


そんな私のところにいつの間に帰ってきてたのかルーちゃんとヴィヴィオがやって来た。


「コロナ、知らなかったのね。士郎さんは総合SSランク。はやてさんと同じランクよ」
「へ?」
「ちなみにママはS+!航空武装隊のエース・オブ・エースだよ」


あまりのことに頭が付いて行かない。全次元世界中1000人居ないと言われるオーバーSクラス?
なのはさんがエース・オブ・エース?
……待って。エース・オブ・エースの名前は高町なのは……なのは?
目の前の女性は衛宮なのは。これ偶然?


「結婚して苗字変わったって言うのを意外と知らない人も多いんだよね」


ルーちゃんが呑気にそんなことを言っているが、私は頭の処理が追いついていない。


「じゃ、じゃあもしかしてフェイトさんの旦那さんも……?」
「SSランクだよ」
「えええええええええええええええええええええ!!!!!!」


私が一般人だと思っていた人達は、実はとんでもない人たちだったようです。




side ティアナ


あの後私たちが陸戦場の方に行くと、隅の方で正座しているシグナム副隊長と赤い布で簀巻きにされて気にぶら下げられているランスさんがいました。
二人を見ているシャマルさんが“我に触れぬ(ノリ・メ・タンゲレ)~”という謎の鼻歌を歌っているのも気になる。


「あの~?士郎さん、アレは一体……?」
「お仕置き中だ。気にするな」
「そ、そうなんですか………!?」


エリオが士郎さんと話しながら何気なく陸戦場を見ると………


そこには何もありませんでした。


「「「「「は?」」」」」


あまりのことについていけない私たち。
その様子を見て士郎さんが教えてくれた。


「あそこの二人が模擬戦で木端微塵にしたそうだ。そう言うわけで……模擬戦はなしで基礎トレーニングを続けることにしよう」
「「うそぉ……」」
「「うげぇ……」」


私とキャロ。エリオとスバルのセリフがそれぞれ被った。


「安心しろ。基礎トレーニング、とは言ったが、最終日に新技を伝授するからそのために必要な技術のものだ」


新技?何かしら?


「具体的に言えば、各人の弱点を補うための技だ。スバルは遠距離対策、ティアナは攻撃の威力、エリオは防御力、キャロは近距離戦闘、ってとこだな」


?マークを浮かべる私たちにヴィータ副隊長が丁寧に説明してくれた。


「では、そのためのトレーニングをこれから2日間、みっちりやっていくぞ!」
「「「「はい!」」」」




…………………………………………………………………


そして最終日。……トレーニングの中には川遊びという名の地獄や、休息と言う名目の料理の手伝いという筋トレもあったが、無事に最終段階に辿り着いた。


「さて、それでは技の伝授に入ろうか」
「や、やっとここまで来た……」
「頑張ろうね、みんな……」


最後の昼食は疲労回復に効果があるなのはさん特製のメニューが出るらしい。
というわけで、余力は使いきれ、と言われている。


「ではそれぞれ別れようか」


そして別れた組み合わせはというと。


スバルが士郎さんと。


エリオがヴィータ副隊長と。


キャロがランスさんと。


私がレイジングハートだった。


………っておい。


「なんで私だけこんな扱いなんですか!?」
[私では不満ですか?]
「あー、いえ、そう言うわけではなくてですね……」


私が言いたいのは人じゃないのは何故?という事なのだが……


[本当はマスターが直接教えるところなのですが……]
「ごめんなさい私が悪かったです許してください」


レイジングハートが落ち込み始めたので平謝り。


「ごめんねーティアナ。通信越しになっちゃうけど許して」
「いえいえ!大丈夫ですよ!!」


レイジングハートに教わるのか、と思ったらなのはさんが通信越しに教えてくれるらしい。
デバイスに新技教わるとかシュールすぎて泣ける状況は回避できたようだ。


「それでは合宿最後の訓練、始めるとしようか!」


士郎さんの一言でそれぞれが動き出す。




…………………………………………………………………


「もう少しだよティアナ!」
「は、はい……!」


新技講習も私を除いてみんなが終わった。
スバルは士郎さんに射撃の反射(リフレクト)を。
エリオはヴィータ副隊長に瞬間的なバリアフィールドの張り方を。
キャロはランスさんに体術を教わっていた。
で、私は……


「そう!そのまま魔力を集中させて!」
「ぐぅ……」
「……今だよ!」
「スターライトォ……ブレイカー!!」


スターライトブレイカーを教わっていた。
……って何この差は!?
何で私だけこんな難易度の高いもの教わってるの?


「いや~、ティア、すごいね!」
「凄いです!」
「流石ティアさん!」


褒めてくれるのは嬉しいけど、課題が楽なだけ羨ましいわよ……


「よし。これで終了だな」


士郎さんの一言で、訓練の全課程を終えて宿舎に戻った。
昼食はなのはさんとフェイトさん、暇を持て余していた八神部隊長とメガーヌさんがとても豪勢なものを作って待っていてくれたのでついつい食べ過ぎてしまった。
ベ、別に一人だけ時間がかかって悔しかったからやけ食いした、とかじゃないんだからね!


……後で知ったことだが、皆がやっていたことも相当な難易度だった、と知った私が落ち込むのは必然であった、とだけ言っておく。 
 

 
後書き
ようやく書き上がりました~。

さてさて、次回はある人物がミッドチルダにやってくるお話です。

その正体をあなたはきっと知っている……… 
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