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FAIRY TAIL~忍術を使う魔導士~

作者:武様3
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第1話 転生

 
前書き
始めまして。武樣3です。
今回はフェアリーテイルを書こうと思います。
どうしても書きたい衝動を抑える事ができませんでした。
どうか、楽しんでください。
 

 
「……何処だここ?」

俺は一面真っ白な空間に、一人ポツンといた。

「てかっ、真っ白すぎて逆に眩しいな。」

ほんと何?この真っ白さ…。目が半分しか開けられない。
しかも、人が一人もいないから不気味に感じるぜ……。

「おーい!誰かいないのかぁ!」

俺は大声をだして周りに呼び掛けたが、誰もいないのか返事がなかった。

「なんだよ…。誰もいねぇのかよ…。」

俺はそういい、地面?に横たわり寝ようとした瞬間、

「いやー。すまなかったのぉ、お主。」

突然なにもない所から、爺がでてきた。

「うおぉ!?誰だてめぇ!?」

俺はいきなりの事にビックリして、その爺に何者か聞いた。

「ワシか?ワシは神じゃ!」

デデーン!!

そんな効果音がつきそうな程のドヤ顔をした。ちょっとイラッときたが、まぁそれぐらいでは俺は怒らない。

「で、その髪が俺に何のようだ?」

「『髪』ではない!『神』じゃ!このスカタン!」

あれ?違ったの?だってあんたの頭、毛が一本もねぇじゃん。

「そんなの仕方ないのじゃ!年がとるにつれ、毛が無くなっていくんじゃ。」

へー。でも、鼻のしたや顎の方なんてモッサモサじゃねぇか。
ダンブルドアもビックリする程の長さだぞ。

「うるさいやい!いいもん、ワシはダンブルドアよりも年上だから仕方ないもん!」

ヤメロ、キモチワルイ

「…グスッ。」

どうでもいいから早く本題に入れ。

「おぉ!そうじゃったわい!危ない危ない…。」

「で、早く本題に入れ。」

「まあまあ、そんなに急かすな。順に説明するぞい。」

「簡潔に頼むぜ。」

「分かっておるわい。」










「お主はワシの手違いにより死亡。だから、お主に転生の権利を与える。以上。」

「簡潔にまとめてくれてありがとう。とりあえず、一発殴らせろ。」

「えっ?ちょ、おまっ、待ってくれ!まだ話しに続きがグボラァ!」

爺が何か話してたけど俺は無視して、今うてる渾身の一撃を爺の顔面にかましてやった。

「……お主!いきなり何するんじゃ!?」

おぉ、復活早いな。結構きまったと思ったんだけどな。さすがは神か?

「よせやい、照れるじゃないか。」

まぁこれで、手違いの事はチャラにしてやるよ。
それで、続きを聞かせてくれないか?

「ありがとう。…それで続きなんじゃが、さっきも言った通りお主には転生してもらう。」

「へ~。あれか、二次創作とかのあれか?」

「そうじゃ。ついでに転生場所は『FAIRY TAIL』の世界じゃ!」

「お~。でもあそこって、かなり死亡フラグが立つような…。」

「大丈夫じゃ。特典は5つ与えるし容姿は別じゃ。」

何か太っ腹だな、この神様は。。

「元々ワシの手違いによって殺されたんじゃ。これぐらいは当然じゃ。」

「ふーん。じゃあお言葉に甘えるぜ。」

「うむ。よいよい。では特典をいうてみろ。」

「分かった。
まずは1つ目はナルトにでてくる忍術、技を全てMaxで使えるようにしてくれ。
デメリットを克服してな。あと、魔力で使えるようにな。」

「いきなりチートじゃのぉ。お主。」

「何だ?ダメか?」

「いいや、大丈夫じゃぞ。次は何じゃ?」

「2つ目はマダラの万華鏡写輪眼と永遠の万華鏡写輪眼と輪廻眼をデメリット無しでくれ。ついでに、万華鏡シリーズの技を全て使えるようにしてくれ。」

「ほいほい。次は何じゃ?」

「3つ目は無限の魔力。」

「うむ、分かった。次は何じゃ?」

「4つ目はモンハンに出てくる『崩竜ウカムルバス』をドラゴンスレイヤーの技として使えるようにしてくれ。」

「ふむ、つまり『崩竜のドラゴンスレイヤー』という事でいいのか?」

「そうだ。」

「うむ。分かった。最後はどうするのじゃ?」

「最後の特典は、努力したら努力した分の2倍ステータスを上げるようにしてくれ。」

「?それは具体的にどういう意味じゃ?」

「つまり、努力したら、努力した分の結果が2倍になって効果がでることだよ。」

「なるほどな。…よし、終了じゃ。容姿はどうするんじゃ?」

「そうだなぁ、姿はどうするかなぁ…」

うーん…悩むなぁ。……あっ!そうだ、あの姿にしよう!

「決まったぜ、爺!」

「おぉ、決まったのか。して、どんな容姿にするんじゃ?」

「『うちは マダラ』の容姿にしてくれ!」

「ほいほい。では、いくぞ。…はあぁぁぁぁぁ!!てぇやぁぁぁぁ!」

何だよそのダサい掛け声は…?おぉ!何か体が光だしたぞ!?
まぶしぃ!!

ピカァーン

「ふぅ、終わったぞい。」

「くっ…。どうやら、そうらしいな……!?」

「ほっほっほっ!どうやら、気づいたらしいの。」

気づかない筈がない…。このイケメンボイスはまさしく、

「『うちは マダラ』……!!」

「ほっほっほっ!気分はどうじゃ?『マダラ』よ。」

「…フフフッ…フハハハハハ!あぁ、最高にいい気分だ。ありがとよ、爺。」

「なんの、礼には及ばん。どれ、もう転生はするか?」

「あぁ、頼むぜ。」

「うむ。分かった。」

ぱぁー。

俺の周りに光がまたでてきたが、今度はさっきよりも小さい光で、だんだんと俺の姿は薄くなっていった。

「では、がんばるんじゃぞ。マダラ。」

「あぁ。…本当に何から何までありがとな。」

「まだ言うかい。何度も言うが、これは元々ワシの手違いじゃ。これぐらいは当然じゃ。」

「違うぜ、これは個人的な感謝だよ。」

「…そうかい。」

神はそれだけ呟いた。俺はもう手が透ける程薄くなっていた。もうすぐで転生は完了らしい。

「……じゃあな爺。達者でな。」

「……お主も達者でな。」

それが、俺と神の最後の会話だった。

マダラ姿はすぐに消え、この真っ白な空間では神だけが残った。
そして、神は呟いた。

「……そういえば、転生場所が『楽園の塔』ということを言い忘れたのじゃ。」












 
 

 
後書き
どうでしたか?ちょっとオリジナルも入れてみました。

何か指摘、助言、感想がある方はドシドシ書いてください。
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