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魔法少女リリカルなのは ―転生した者たちの闘い―

作者:jon・smis
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本編前
  第3話 闇と光と裁き

 
前書き
「今回の話は裁きか」
作者「前回ネタばれしすぎた」
「ネタばれするなよ」
作者「別にいいだろ?」
「良くないだろ?」
作者「まあ、いっか、それじゃあ、いつもの行くか」
「そうだな」
龍次&作者「小説始まります」 

 
「オラァ!?」


斧を横に振り、それを龍次はしゃがんで回避し


「闇の・・・一閃!?」


すぐに右手にある剣を左腰に添え、右手にある剣が黒く光り出し、零距離で相手に当て、相手は後ろに下がるが


「痛って~なあ、零距離はさすがに堪えるぜ。まあ、それでも全然聞いてねぇがなぁ」

「マジかよ、化け物クラスかよ」

「まあ、最強の力が欲しかったから、あの時に頼んで良かったかもな」

『そういうことか、なあウィン、ユニゾンダメなのか?』

『ダメですよ、今ユニゾンしたら、どうなるか分かりませんよ?』

『そうか、なら、一時的にリミッタ―解除出来ないか?』

『リミッタ―をですか!?』

『ああ、そうだ、多分だが、奴の魔力の量は少ない可能性が高い。それに、こっちのリミッタ―を

Sにすれば、勝てる可能性は高い。それに、切り札を放てば何とかなる可能性は高い』

『一時的でも、学校を何日か休むことになりますよ?それでも良いのですか?』

『ああ、構わない。それに、今は殺し合いだ。何より、今は奴を倒さないと奴以上の敵と戦う時の
準備が出来るしな』

『・・・そうですか、でも、一時的ですよ?でも、解除に三分ほど掛かりますがそれでも良いですか?』

『ああ、構わない。それまで奴の攻撃かわすことは出来る』

『分かりました。それまで頑張ってください』

(これで作戦は決まったな。後は、かわし続けるか)

「話し合いはおわったか?なら、再開しようぜ!!」


そういった瞬間に接近してきて、斧を振り下ろし、龍次は左にかわし、構え、斧を持った大男は斧を持ち上げ


「オラァ!!」


斧を横に振り、龍次はしゃがんで回避し、後ろに下がる


「おう、つまんねぇなぁ、逃げ腰とは、いい度胸してんじゃねえか!!」


すぐに間合を詰め、龍次に上段蹴りを放ち、龍次はしゃがんで回避し、龍次は


「闇の一閃!!」


先ほどのように零距離で放ち、相手を後ろに飛ばす


「さっきより威力が上がった?はは!面白~!そうじゃねぇとなぁ!?」


斧を振り回し、無差別に攻撃するが、龍次はすべてかわす



『ウィン、まだか?』

『もうすぐリミッタ―を解除できます』

『そうか、分かった』

「面白~なぁ!そうじゃねえと楽しめねえなあ!!!」

「全然面白くも楽しくもねえよ!!」


さまざまな攻撃を回避し続ける


『マスター、リミッタ―解除出来ました!』

『分かった!』

「オラァ!!」


斧を振り下ろし、左に回避し


「今だ!ライトバインド!ダークバインド!!」


大男の両手首に光の輪が、両足に闇の輪が付けられ、動きを封じる


「なんだこれは!」


手足に付けられたバインドにビックリする大男


「お前を倒す準備は整った!リミッタ―解除!Sランク!」

「リミッタ―解除!」


龍次の魔力が上がっていき


「全てを照らす聖なる光よ」


龍次が左手を挙げると同時に足元に白い魔法陣が現れ


「悪を滅ぼす裁きを下せ!」


大男の足元と頭上に白い魔法陣が現れ、頭上の魔法陣の中心に光が集まる


「光の裁き(ライトジャッジメント)!!」


大男に光の魔法攻撃が直撃し、爆発が起こり、煙が舞う


「ハア、ハア、やったか?」

「直撃はしましたが、どうなったかまでは分かりません」

「そうか、倒せているといいがな」


そういって、後ろに倒れる


「大丈夫ですかマスター?」

「やっぱ、きついな。今出せる全力を尽くしたけどな」

「そうか、今のが全力だったのか」


煙の中から大男が現れ、近づいてくる


「おい、ウソだろ!まだ戦えるのかよ!」

「まずいですマスター」


首以外が動かない


「クソ!動け!動け俺の体!!」


無理やり動かそうとするが、全く動かない


「いや、お前の勝ちだ」

「え?」


何を言っているのかが分からない顔をする龍次


「実は、さっきの一撃をバリアで守ったんだが、直撃して、戦えねえんだ」


そういって、大男は倒れる


「そうか、俺たちの勝ちか、勝ったんだな」


ジャケットを解き、ウィンはユニゾンデバイスに姿を変える


「立てますかマスター?」

「いや、無理だ。当分の間は動けねえな」

「そうですか、なら」


ウィンは龍次の右腕を肩にかけ、左腕を腰にまわし、スーパーで買った荷物を取りに行く


「悪いなウィン、無茶したし、荷物も持ってくれるし」

「大丈夫ですよマスター?でも、私の言った通りになりましたけどね」

「そうだな、やっぱ、ウィンがいてくれるのは助かるよ」


そういいながら、帰宅する二人だった。



























それから二日間は体を動かすことが出来なかった






































その次の日、いつも通りに学校に向かう龍次と、インテリジェントデバイス姿のウィンだったが、校舎に入る前に三人の少女と一人の少年が横切ったのだが、三人の少女の顔は嫌がっている顔だった。


『何だ?あの四人は?』

『さっきの少年はじいさまの言ってた人かと思いますよ?』

『確かナルシスト野郎だっけ?』

『はい、そうです。それに、茶色の髪型をした女の子が高町なのはです』

『あの子が?』

『はい、そうです。紫の髪の女の子は月村すずかで、反対側の女の子はアリサ・バニングスです』

『そうか、まあ、放課後会うことがあったら、その時に話してみるか』

『そうですね、今日は翠屋に行きませんか?』

『そうだな、帰り道によって行くか』

『あそこのケーキ美味しかったので』

『そうだな、コーヒーも旨かったし』


そういいながら退屈な授業を受ける龍次だった





























―――放課後―――


龍次とウィンは翠屋に向かっている


『今日はどうしよっか?』

『そうですね、またチョコレートケーキでお願いします』

『分かった。俺も今日はチョコレートケーキとコーヒーにするか』


二人は会話をしていると、翠屋に着いた


「いらっしゃいませ」


この前の女の人が挨拶してきた


「あ、この前の、男の子だね、この前の席あいてるからそこに座っててね?」

「分かりました、それとチョコレートケーキ一つとコーヒー一つに、持ち帰りでチョコレートケーキを一つお願いします」

「分かったわ。面白い男の子だね?今日は家で食べていかない?」

「あの~、御誘いは有り難いのですが、すいません」

「そう、分かったわ。それじゃあ、またあとでね」


そういって、レジに向かって行き、龍次たちはこの前と同じ所に向かい、座る


『さっきの誘い、断らなくても良かったのですよマスター?』

『それはそうだけど、お前だけ飯食べれないのはダメだろ?それに俺だけっていうのもな』

『そうですか』


チリーンチリーンと店のドアが開き、龍次はそっちを見た


「今日も疲れたね~」

「うん、そうだね」

「そうなの」


高町なのはとアリサ・バニングスと月村すずかの三人が入ってきた


『今朝の三人か、あのナルシストはいないか』

『そうみたいですね』


コーヒーとケーキが来るまで大人しくしていると


「なのは、今帰ったのか、ちょっと手伝ってくれないか?」

「分かったの~、ちょっと手伝ってくるね」


そういって、レジのほうに向かっていると


「あ、なのは、これ、なのはと同じ学校の制服の子のところに持っていってくれない?」

「わかったの」


そういって、制服のまま龍次の所に持っていく


「お待ちどう様でしたなの」


そういいながらチョコレートケーキとコーヒーと箱を持ってきて、並べていく


「ああ、ありがとう」

「お姉ちゃんが言ってた人ですか?」

「?お姉ちゃん?あ、さっきの人か。多分そうだよ」

「年が近いのに、コーヒーを飲んでる男の子がいるって言ってたの」

「そうか、まあ、なんかの縁だし一様自己紹介しとくか、俺は綾崎龍次、三年だ。敬語はなしで構わない」

「私は高町なのはなの、宜しくなの龍次お兄ちゃん」

(お兄ちゃんだと!?かわいいけど、精神がキツイ)

「ああ、宜しくなのは」

「お~い、なのは、こっち手伝ってくれ~」

「は~い、それじゃあ、いくね」


そういって、レジに向かう


「あんた誰なの?」


コーヒーを飲んでいると、いきなり声をかけられた


「ん?俺は三年の綾崎龍次だ、お前たちこそ誰だ?」

「私はアリサ・バニングスよ」

「あの、私は月村すずかです」

「アリサとすずかか、宜しく」


コーヒーを一口飲む


「いきなり呼び捨て!まあいいわ。宜しく龍次」

「宜しくお願いします龍次さん」


そういいながら同じ席に座る


「そういえばあのナルシストはどうしたんだ?」

「ああ、あいつね。あんな奴知らないわ」

「そうか、まあいっか、何かあったら言えよ。そんときは協力してやるから」

「へえ、結構いい人なのね。見た目は怖いけど」

「よく言われる」


アリサ達と三人で喋っていると、なのはが来て、それからずっと喋っていると、あっという間に時間が経ち


「それじゃあ、そろそろ行くよ」

「あら、もう行くの?もっといればいいのに」

「悪いが行くところがあるから、それじゃあな」


そういって、箱を持ち、レジに向かい、会計をして翠屋を出る



『今日は良い収穫したな』

『そうですね、明日はなのはの家で食べませんか?』

『そうだな、ユニゾンデバイスなら大丈夫か、それと、別の名前考えないとな』

『別の名前ですか?』

『ああ、そうじゃないと原作の時に同一人物ってばれたら困るだろ?』

『そうですね、その時は困りますね』

『そうだな、風の華で風華(ふうか)ってのはどうだ?』

『そうですね、それは良いですね』

『気に入ってくれてなによりだよ』


二人はいろいろな話を念話でしながら帰る
































―――翌日―――


いつも通りにウィンに起こされ、朝食を食べて、学校に向かう。


『今日は何処でユニゾンモードになるんだ?』

『そうですね、あまり人のいないところがいいですね』

『そうか、それじゃあ、あそこの公園でいいかな?』

『そうですね、人がいない時にすぐになりますね』

『それで頼む。』


念話で喋りながら学校に向かう


















―――小学校―――


ウィンと念話で話しながら下駄箱に向かっていると


「おはよう龍次お兄ちゃん」

「おはよう龍次」

「おはようございます龍次さん」


なのは達が話しかけてきた


「おはよう、なのは、アリサ、すずか、それとなのは、そのお兄ちゃんはやめてくれ、恥ずかしい」


顔を赤くする


「おい、あんた誰だよ」


いきなり話かけてきたオレンジ色の髪に青と赤の目をした男の子が話しかけてきた


「俺か?俺は綾崎龍次、三年だ。そういうお前こそ誰だよナルシストな少年?」

「んな!?俺は鈴川勝(すずかわまさる)だ!!あと、誰がナルシストだよ!」


怒った表情で言った


「それで?鈴川ナルオ君が何の用だ?」

「俺のなのは達に何手をだしてんイタ!!」


おかしなことをいったので、龍次はチョップする


「何言ってんだよお前は、馬鹿なのか?」

「いきなり何するんだよ!あと、馬鹿とはなんだよ!馬鹿とは!!」

(本当の馬鹿だなこいつ)

「なのは達が迷惑してるのが分からねえのか?」

「んだと!だったら勝負するか?」

「お前の相手するの面倒だから、パスだ。ついでに今日は用事があるから」

「ああ、そうかよ!だったらいつできるんだ?」

「そうだな、日曜かな?その日は何の無いし」

「そうか、なら日曜の10時に校門前に来いよ!ぜってぇ逃げんじゃねえぞ白髪野郎!」


そういって、上履きを履き、階段を上っていく


「あのナルシストウザいな、ついでに白髪野郎だと?地毛だっつうの。ゼってぇぶちのめす」


物凄い殺気を放つ


「めんどうなことになったわね」

「ああ、そうだな。あ、っそうだなのは」

「ふぇ?何かな龍次お兄ちゃん」

「だからそのお兄ちゃんはやめろって、あ、それと、今日、なのはの家に飯食いに行くから。従姉と一緒に」

「お父さんに帰ったら言っておくなの」

「え?!ちょっと、どういうことよ!一体どうなってんのよ!ちゃんと説明しなさい!!」


顔を赤くしていうアリサ


「実は昨日、なのはのお姉さんに誘われたんだけど、その時は断ったんだ。それで、またこんど誘うねって言われてな。んで、昨日従姉と話して、それで、今日行くことにしたんだ」

「そうなんだ、もう時間だから行くわ」

「失礼します」

「またあとでねなの」

「おう、じゃあな」


はのは達三人は上履きを履き、階段を上っていき、龍次も後に続いて階段を上っていく





























―――公園―――


授業が終わった瞬間に急いで教室を出て、下駄箱に向かい、公園に向かい、すぐに着く


『ふう、このあたりに人はいないか?』

『ちょっと待ってください・・・はい、誰もいません』

『そうか、それじゃあ、ユニゾンデバイスになろうか』


そういって、ポケットから青い玉を掌に置き、ウィンはすぐにユニゾンデバイスになる


「それでは行きましょうかマスター」

「マスターはダメだ、普通に龍次って呼べよ風華、それと敬語禁止」

「分かり・・・じゃない、分かったわ龍次」

「それでいい、それじゃあ、行くか」


二人は翠屋に向かう


























―――翠屋―――


二人は翠屋の前に着き、ドアを開ける


「いらっしゃいませ」


黒髪の男の人が挨拶してきた


「こんにちわ、チョコレートケーキ一つとモンブラン一つとコーヒー一つお願いします」

「コーヒー?あ、そうか、君がなのはと美由希の言ってた子か、っそれじゃあ、いつもの所に行ってて、俺が持っていくから」

「分かりました」


龍次とウィンはいつもの席に座り、二人で喋っていると黒髪の男の人がチョコレートケーキとモンブランとコーヒーを持ってきた


「はい、要望のチョコレートケーキとモンブランとコーヒーだ」


チョコレートケーキとモンブランとコーヒーを置く


「いつもありがとうな、チョコレートケーキは君の従姉の所に置けばいいんだよね?」


いいながらウィンの前にチョコレートケーキを置き、モンブランとコーヒーを龍次の前に置く


「はい、そうです。ありがとうございます」

「いただきます!」


ウィンはおいしそうにチョコレートケーキを食べる


「あとでなのはと一緒に家に来なさい、妻の料理は美味いから」

「妻?ってことは、なのはのお父さんですか?」

「ああ、そうだよ」

「「ええーーーー!!」」

(若過ぎだろ!どう見ても20代だろ!)

「実際おいくつでしょうか?」

「これでも37だよ」

「嘘!俺には20代にしか見えませんよ!!」

「そうか、それはありがとう。これでも御神流正統継承者だからね」

「御神流?ってことは剣術をやっているのですか?」

「ああ、そうだよ?龍次君も剣術やっているのか?」

「はい、オリジナルですが」

「そうか、あとで一回やってみるか?」

「はい、お願いします!」


一礼する


「それじゃあ、またあとでね」


そういって、持ち場に戻る


「良い人だね」

「そうだな」


コーヒーを一口飲み、なのはが来るまで待っていると、


「ただいま~」


なのはが来た


「来たかなのは、龍次君とその従姉さんが来てるよ」

「わかったの」


なのはがお父さんに言って、龍次に近づく


「あれ?アリサとすずかたちは?」

「アリサちゃんとすずかちゃんは家の用事だって、それで、龍次お兄ちゃんはどうするの?」


首を傾げながらいう


「だからお兄ちゃん言うなって、あ、そうだ紹介するよ、従姉の風華だ」

「宜しくねなのはちゃん」

「宜しくお願いしますなの風華お姉ちゃん」


お互いに頭を下げ、一礼する


「さっきの話だが、モンブラン食べたらなのはの家に行くことにするか?」

「それでもいいなの」

「そうか、それまで待っててもらえるか?」


そう言った瞬間にモンブランを食べ、コーヒーを飲む。その時間50秒


「さて、会計を済ましていくか」


レジに向かい、会計を済ませて、なのはの跡をついて行く


 
 

 
後書き
作者です。宣言通り大男を倒しました。
まあ、また現れるので、その時どうなるかお楽しみにしてください。
なのはとアリサとすずかとの偶然的な出会いはまあ、あれでしたが、どうでしたか?
感想等お願いします。
次回は士郎VS龍次とナルオVS龍次回です。お楽しみに~ 
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