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魔法少女リリカルなのは~過去を捨て今を生きる者~

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よぉし、特別編だ!
  エイプリルフール!?

 
前書き
皆さんこんにちは。
今日は四月一日、エイプリルフールなので、そのお話を書いてみることにしました。
※全開同様、陽龍の一人称が変わっています。お気を付けください。
 地の文もないので、読みにくいと思われます。
これらのことに気をつけ、お楽しみください。
 

 
エイプリルフール!?


「おにぃ、おっきろーーー!」
「ふぁ・・・うるさいよ、愚妹・・・じゃなかった、美愛」
「そんなこと言ってる場合じゃないよッ!おとーさんが、おとーさんが・・・ぐす」
「え?なに泣き始めてんの?しかも父さんがどうしたんだよ?」
「食中毒で病院に・・・」
「・・・さって、着替え着替え」
「え?何で驚かないの?おとーさんが食中毒で病院に行っちゃったんだよ?」
「あのさあ、美愛。今日は何日?」
「四月一日・・・エイプリルフール!?
おかーさん、騙したなぁ・・・!」
「はあ・・・コイツ馬鹿だ」
「おにぃ!こっちもおかーさんを騙すよ!とりあえずこっちの服に着替えて!」
「はいはい、わかったから・・・って待て。この服はなんだ」
「むふふ~。私がこっちの服着るから、おにぃはこっちね。おかーさんも驚きだ!」
「ちょ、待て美愛ぁぁぁぁぁぁぁッ!」


「た、大変だよおかーさん!」
「あらあら、どうしたのよ、美愛・・・って、あら?陽龍?」
「違うよ、おかーさん!私は美愛!」
「でも、さっきまで美愛は美愛だったじゃない。何で陽龍になってるの?」
「おにぃの部屋で私が転んで、助けようとおにぃがしたら頭がぶつかってこうなった」
「べたねぇ・・・で、陽龍は?」
「ん?おにぃはあそこにいるよ?」
「ぐっ、何でこんなことに・・・」
「まったく、陽龍も災難ね。美愛の格好なんてさせられて」
「まったくだよね、おかーさ・・・って、あれ?なんかバレてる・・・?」
「当たり前じゃない。今美愛の格好してるのが陽龍で、陽龍の格好してるのが美愛でしょう?」
「むー、おかーさん、つまんない」
「だったら今日、慎吾くん達と会う予定でしょう?その時に・・・こしょこしょこしょ」
「ふむふむ、なるほどッ!さっすがおかーさん!ってことでおにぃ、脱いで」
「てめー様はアホでいやがりますか。脱ぐわけねーだろ愚妹。せめて部屋に行かせろバカ野郎」
「ちぇー。じゃあおにぃ、部屋行って普通の服着替えてきて」
「メンドくせぇなぁ・・・」


「あ、陽龍、美愛!こっちよー!」
「おーアリサ・・・もといバーニング。数日ぶりー」
「ちょっとおにぃ。そんなこと言っちゃダメだよ」
「? なんか二人とも、おかしいの」
「魔王・・・じゃなかった、なのはか。やっぱ気づいたか?」
「えっと、陽龍くんの口調なのに美愛ちゃんの姿、美愛ちゃんの口調なのに陽龍くんの姿・・・?」
「私が転びそうになったのをおにぃが助けようとして頭がぶつかって精神が反対になっちゃったんだー」
「なんか棒読みだな、陽龍・・・じゃないのか、美愛だっけ」
「そーだぞ、慎吾。こっちが俺で、そっちは美愛」
「わ、わかりにくいの・・・」
「なのはの可愛そうな脳みそじゃその程度が限界だったかぁ・・・ぷぷ」
「むー!陽龍くん・・・じゃないのか、美愛ちゃん?それは酷いのー!」
「って、今の言い方は陽龍じゃなかったかしら?」
「うん、だよねアリサちゃん・・・もしかして・・・」
「あー、アリサとすずかは気づいたか?はぁ、予想通り、俺は俺だよ。まったく、美愛には困ったもんだよ」
「あれ!?陽龍くんが陽龍くんの口調!じゃあこっちの陽龍くんは・・・」
「残念、美愛ちゃんでしたー!なのはたち、だーまさーれたー」
「むむぅ・・・結局どういうことなの?」
「別に変わったところなんてなかったってことよ、なのは」
「美愛ちゃん、騙したの!?」
「今日はエイプリルフールだからな。許してやれ、なのは」
「そうだよ、なのは。私は悪くなーい♪・・・はぁ」
「美愛、ため息なんてついてどうしたんだ?」
「なんでもないよ、慎吾。・・・ところでみ・・・おにぃ、もう疲れたんだけど」
「えー、もう疲れたのかよ。だらしないなぁ・・・♪」
「イラッ♪」
「しょ、しょうがないなぁ、もうネタバレしよう!そうしよう!ってことでみんな、実は俺は私、美愛だったんだよ!」
「そんなわけで本当は俺が陽龍で、そっちは愚妹だ。めんどくせぇ・・・」
「ちょ、どういうことだよ!」
「実は、最初に私の姿だったのはおにぃで、おにぃの姿をしてるのが私だったんだよ。二重トラップ!どう?驚いた?」
「俺は精神的に疲れてるんだが・・・。小二にもなってまた女装かよ・・・」
「こ、これが陽龍の女装・・・あんた、本当は女なんじゃないの?」
「美愛ちゃんの男装も上手だよね」
「でしょー?さ、このままゲーセン行ってプリクラ撮るぞー!」
「もう、着替えていいか・・・?」
 
 

 
後書き
今回は作者があとがきを書きます。
あのトラップの仕掛けですが、
陽龍の姿をして美愛が普通の口調で話すが、途中で実は陽龍だったんだ!といって陽龍の口調に変更。でも本当は男装した美愛だった。
美愛の姿をして陽龍が普通の口調で話すが、途中で自分は美愛で、変わってないと告白。そして美愛の口調で話し始めるが、途中で疲れて自分は女装した陽龍だったとバラす。

これが今回のオチ、実は女装、男装したのでした。
・・・わかりにくいですよね。作者自身もわかりにくいです、ごめんなさい。
あと、とりあえず今日も本編を投稿するので、お楽しみに。
 
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