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魔法少女リリカルなのはStrikerS~赤き弓兵と青の槍兵

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後日談
  ⑦~女子会?

 
前書き
シャマル「さて、今回のお話しは~?」

はやて「ぬふふふ……」

シャマル「は、はやてちゃん?」

はやて「遂に!私の時代やー!これであんなことやこんなことも……ふっへっへ」

シャマル「よ、よくわからないけど本編いきまーす!」 

 
side なのは


それは、あまりにも突然でした。
はやてちゃんに外食に誘われ、フェイトちゃんと三人で晩ごはんを一緒に食べていた時の事。


「そう言えば、二人とももう膜はやぶられたんか?」
「っえっほげほ!!」
「な、なのはちゃん大丈夫!?」


いや、はやてちゃんのせいだけど。


「こんな所でそんな話しないでよ……」
「ごめんごめん。でもな、気になるんやから仕方ないやろ?」
「全く……」


これで終わると思っていた。だが、終わらせないのが八神はやて。それを忘れていた。


「で?どうなん?士郎とランスのアレはデカかった?」


悪びれもなくこれだった。


「な、な、ええやろ?教えてくれても。十年来の仲やないか」
「そこでそれを持ち出すのは……」


と、何も言わないフェイトちゃんを不審に思って見てみると、顔を赤くしてクネクネしてました。


「とっても、おっきくて逞しかった……」


恍惚の表情でそんなことをぶちまけていました。


「フェイトちゃん!kwsk!」
「最初は直視できなかったんだけど、最近はいろいろなことを調べてやってみてるんだ。やっぱり、喜んでほしいから……」
「へぇ、フェイトちゃんはその女性的な部分(おっぱい)を使ってしてあげてるんか?挟んでしごいてあげてるんか?こんちくしょう!このリア充!」


何でこうなったの……?


「でも!まだまだランスの方が上手で…私ばっかりしてもらっちゃうから……」
「自慢か?自慢なんか?それとものろけか!彼氏いない私への当て付けか!」
「聞いてきたのははやてでしょ!」
「それとこれとは話が別や!」
「何て理不尽…。そ、そうだ!なのははどうなの!普段士郎とどうやってるの?」


そして矛先は私へ向いた。


「どーせなのはちゃんも士郎とらぶちゅっちゅでエロエロな性活してるんやろ!あーリア充爆発爆発!」
「そ、そんなことしてないよ!!」


その瞬間、


「「えっ」」


空気が凍った。


「な、なんかごめん、なのは」
「なんと……。ちなみにフェイトちゃん初めてはいつ?」
「この間のクリスマス」


謝られた。そして、フェイトちゃん。初めてのことってそんなノリのまま教えるようなことなの?


「でも、完全にないってわけじゃないよね?」
「………」
「mjd?」
「う、うん」
「Are you virgin?」
「……はい」




side はやて


正直、予想外でした。あまりの事に英語で聞いてしまった程である。
根掘り葉掘り夜の性活の事を聞き出してやろうと誘ったら、まさかのなのはちゃんの発言。
これはちょっと不味いのでは……?


「もしかしてアレか?士郎はEDか?」
「そんなことはない……と、思う」
「だとすると女として見られてへん可能性があるよ?」
「そ、そうなの?」
「そうや、これは不味いで!」


もちろん、それだけがすべてではない。だがしかし、面白いので勘違いさせておく事にする。


「ど、どうしよう……」
「やっぱりアレやな。裸エプロン!」
「「いや、それはないよ」」


まさかのシンクロ。びっくりや。


「じゃ、『お風呂にする?ご飯にする?それとも……わ・た・し?』はどうや?」
「最近お風呂もご飯も士郎君が準備してるから……」


あの主夫、そんなことまでしてるんか……


「最終手段!酒や!」
「お酒?」
「そう!酔った勢いで責めるんや!」
「それいいかもね。なのは、やってみたら?」
「でも、酔ったらちゃんと記憶に残るか不安で……それと私は二人と違ってまだ19…」


そう言って顔を赤く染めるなのはちゃん。なにこの生き物可愛い。


「私はなのはらしくすればいいと思うよ。そうすればきっと答えてくれるよ!私もそうだったし」


おおぅ、流石天然女王は言うことが違うなあ。
ナチュラルにあててんのよをしてしまうフェイトちゃんとはなのはちゃんは違うんやからな。


「私天然女王じゃないよ!」


こ、こちらの考えが読まれている!?


「「声に出てる」」


またもやシンクロ。二人とも仲ええな。


「ま、なのはちゃんも積極的に誘っていけばええんよ。据え膳食わぬは男の恥、って言うしな」
「誘うって……どんな風に?」
「風呂上がりにバスタオル一枚で抱きつけ!」
「えええ!?は、恥ずかしいよ……」


私それやったことある………とか言う声がどこかから聞こえて来たが、無視して話を進める。


「それにね、なんか最近士郎君が何か隠し事してるみたいで…」


私は士郎が何を隠しているのか知っている。相談されたのは私やしね。
だが、ネタバレを教えるわけにはいかない。
と、言うわけで。


「きっと溜まってるんや」
「溜まってるよね」


ということにしておいた。そしたらフェイトちゃんまでもがノってきた。


「た、溜まってるとどうなの?」
「辛いんやない?」
「ムラムラする?」


フェイトちゃん。何故に疑問系?
もしやランスは……?


「そうなんだ……ありがとう、二人とも。私、頑張ってみる!」


高町なのは(19)。本気になったよ!
さてさて、どうなるのかね、うぇっへっへっ。




side 士郎


「あと少し、だな」


私はある物を用意するために仕事の量を増やしているので、休日がほとんどなく、最近あまりなのはと話をしていない。
だが、はやて曰く


「そっちの方がサプライズは喜ばれるで」


と言うのでその助言に従っている。と、通帳を眺めていた時だった。


「士郎君!!」


息を切らせてなのはが駆けこんできた。
とても切羽詰った様子だが、なにかあったのだろうか……?


「その……あのね。ごめんね!!」


いきなり謝られた。訳がわからん。


「いったいどうしたんだ?謝られるようなことをされた覚えはないんだが……」
「だって……ずっと、我慢してたんでしょ?」
「何をだ?」
「うぅ……そんなこと言わせないでよ……」


どうやらなのははものすごい勘違いをしているようだ。その犯人は……


「全く、そういう風になのはをいじるのはやめてくれないか、はやて」
「え!?」
「あっちゃー、ばれてたか」


なのはが開け放したドアの隙間からこちらを窺っていた。


「サーチャーを飛ばしているフェイトも一枚かんでいるのかね?」
「そこまで見破られるとは、お見事やな。流石、といったところか?」


相変わらず人をいじって楽しんでいるな……


「もしかして、後を付けてたの……?」
「ごめんな。面白いことになりそうやったから」
「むー、二人ともひどいの……」


なのはははやてに遊ばれていたと知って拗ねてしまった。


「まあ、私らはこれで帰るから、あとはごゆっくり~。……ちゃんと着けるんやで!」


悪びれもせずに帰っていくはやて。
いつも通り余計な一言を残していった。


「ごめんね、なのは。頑張ってね」


通信で謝ってサーチャーを撤退させたフェイト。
後には私となのはだけが残った。


「ねぇ、士郎君?」
「なんだ?」


立っていたなのはが私の座っていたソファのところに来る。


「私、女として魅力ない?」
「そんなことはない。君はとても魅力的だぞ」
「本当に?」
「こんなことで嘘を言ってどうなる?」
「そっか。だったらね……」


私の隣に腰を下ろしたなのはは、


「証拠、見せてほしいな……」


と、言いながら潤んだ瞳+上目遣いで見つめてきた。
その色気に思わずドキリと心臓が鳴る。


「ダメ?」


と、とても不安そうに懇願される。これは断れば泣かれるかもしれないな……。


「いいのか?」
「うん。あなたになら、何をされてもいいよ……」


最後の方は消え入りそうなほど声が小さくなっていたが、距離が近かったので、しっかりと聞こえていた。
私はなのはの腰を抱き寄せる。
そのままゆっくりと唇を合わせた。


「んっ…」


唇を離し、見つめあう。なのはは物足りなさそうな顔をしている。
それでいて、自分からそれを言い出すことが恥ずかしいのかもじもじしている。
そんな彼女がいとおしい。


「続き……するぞ」
「お、お願いします……」


そして…………この日、私は彼女(なのは)を抱いた。 
 

 
後書き
と、言うわけでここまでです。


続きをかけええええええええええええ!!!!


と言う方がいらっしゃいましたらメッセージを下さい。


要望が多ければ18禁版を短編として書くかも……しれませんので。


それでは~ 
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