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ネギま!?の世界で憑依?

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第六話 幼女拾いました

 
前書き
久方ぶりに書き上げました。今回は無茶苦茶です。

あの年齢詐称疑惑の褐色美人が参加します。
 

 

1983年6月30日

■中東アスラン王国

アマテラス様からバイト頼まれて中東へ出張や。
この前、寝とったら夢の中でアマテラス様が現れたんや。

『木乃香、木乃香』
『んー、んー』
『木乃香!木乃香!!』

『なんや?』
『木乃香、久しぶりですね、色々しているようで、高天原でも評判ですよ』
『アマテラス様やないか、どないしたん?』

『いえね、最近活躍しているようですが、地球にも由々しきことが起こりつつあるのです』
『なんやねん?』
『貴方は、アスラン王国って知ってますか?』

『知っとるで、新谷先生のA88の舞台やろ』
『そうです』
『それがどないしたん?』

『実はこの世界には、アスラン王国が有り、A88が有るのです』
『はぁ???マンガの世界が他にもあるんかい?』
『はい、どうやら混じってしまったようです』

『チョイ待ち。そならショッカーとかも居るんかい?』
『その辺は、現れては居ないようです』
『その辺、言う事は他にも有るんか?』

アマテラス様、黙ってたら肯定したとおもうで。
『少々有るようでして』
『何が有るんや、バイ○ハザードとかエイ○アンとか流星からの○体Xとかひ○らしとかのやばい物や無いやろうな?』

『その辺は大丈夫ですが、某過激な刑事ドラマの世界と刑事が走るドラマの世界、アメリカで白バイ野郎が…』
『うわ、西○警察と太陽に○えろジョン&パンチかいな』
『いえ、パンチ&ボビーの方です』

『殆ど変わらへん、俺はハマーだよりは未だマシやが』
『そうですね、素手で水爆の信管外そうとして爆発されたら堪りませんから』
『よう知っとるな』

『ええ、暇ですから地上波はバリバリ受信しまくってますよ』
『あかん、アマテラス様が暇な主婦の午後の様な生活しとる』
『まあ、警察の方はごく普通ですから、さほど気にする必要も無いかと思います』

『そやな、大門さんに頑張って貰って、ボスに締めて貰えば大丈夫や』
『其処で、残ったA88なのですが、中東のあの辺は国が多少多くても変わりませんから、当初は放って置こうと、皆さんと話し合ったんですけど…急遽干渉することになったんです』

『ちいと待て、皆さんて誰や?』
『キ○ストさんとか、ブ○タさんとか、ア○ラーさんとか、オー○ィーンさんとか、ゼ○スさんとかですね』

『チョチョチョ、みんな居るんか?』
『居ますよ。私が居るぐらいですから』
『なんで、干渉することになったん?』

『木乃香はA88のあらすじを覚えていますか?』
『大概は知っとるで』
『その中に、戦闘用に人間を作るというのがあったでしょう』

『神崎のP4の計画やね』
『その計画が我々にしてみれば、生命の冒涜と感じました。その結果、急遽干渉が決まったのです』
『けどあれポシャッタんじゃ?』

『原作ではそうですが、どうもバグったらしくP4の力が数倍で、既に計画が始まっているのです』
アマテラス様、なぜうちを横目で見る。

『なんなん?』
『実は誰を出すかで揉めまして』
『なんでや、神様パワーで何とかすればええやん』

『神様と言えども、あまり奇跡を出すわけにも行かないんですよ』
『不便やな』
『其処で、人間の代表者に何とかして貰おうと言う事に成りまして』

『ふーん、アスランやとアッ○ーの神様の領域やろ』
『ええそれで当初は、ギルガメッシュを送ろうかという話になったんですけど…』
『チョイ待ち、ギルってあの金ぴかか?』

『ええ』
『あかんやろう。あれは』
『その通りでした』

『“予以外の王を名乗るアスランなどの雑種、ゲートオブバイロンで潰してくれるわ!”って飛び出しまして…』
『あかん、阿鼻叫喚が目に浮かぶわ』
『危うく中東全域を焦土にする寸前で、強制帰還させました』

『性格に難ありやからね』
『それで仕方なしに、聖闘士を送ることになったんですが、一から修行させないと駄目だと判り時間がかかり過ぎると没に、同じ様に神闘士も駄目でしたので…』

『そやね、いくら何でも聖闘士や神闘士でも、修行しないと只の人や』
『其処で、修行していて尚かつ、中東に何のしがらみのない木乃香に白羽の矢が立ったわけです』
『うちかー!!!』

『喜んで良いですよ。世界中の神様から認められたわけですから、何処で何やっても許されますから』
『其処でニコリと悪の道へ誘うような言言うんやないー!!』
『大丈夫ですよ、木乃香がそんな子じゃ無い事は判ってますから。それに異世界の守護も我々が強化しますし、彼等の加護もしますから貴方の敵が絶対に干渉不可能ですよ』

『うわー、其処を突いてくるんか、確かに彼等は魔法生命体やから実体化しても神様の加護がないやけど、ほんまもんの神様が後ろ盾なら安心と言う訳やな』
『ええ、全神が保証します』

『しゃあないな、引き受けるわ』
『良かったです。それでは貴方が動きやすいように、スイス銀行の特殊口座に500億ドル(12兆円)ほど入金しておきますので自由に使って下さいね』

そんな事が有って、直ぐに調べたらほんまに西部署と七曲署が有って、アスランも有ったんや。その後謎のブローカーとしてマッコイ爺さんに繋ぎ入れて、シンやサキの動向見ながら動いた訳や。


今日は今日でP4に襲われた部族を発見したんでともらいや。

「酷い状態やー」
「みんな焼け焦げて…」
「P4か、MMに匹敵するクソ共やな」

建物は殆ど丸焼け、死体が彼方此方に散乱しているわ。

吐きそうなちーちゃんが無線機持って着た。
「このちゃん、マッコイ爺さんから連絡やで」
「あいあい」

『マッコイだ。88の連中に本当に知らせなくて良いのかい?』
「ええ、シン・カザマ以外はイスラム教徒にキリスト教徒とかじゃ、神道って言っても拒絶感あるんじゃない。尤もサキなら手を貸してくれるならア○ラーの神だろうがブ○タだろうが関係無いだろうけどね」

『ハッハ、違いない。それでドラネコの電子機器と交換用エンジンじゃが昨夜確かに受け取ったぞ』
「そう、間に合うか心配してたけど、良かったわ」
『お前さんのお陰じゃよ。大統領、副大統領、CIA長官、共和党、民主党代表のスキャンダル等々が無ければ、今回の補給は元より、幾らシンでもエンプラの購入は不可能だったしの』

「フフ、神崎は悪手を打ったのよ。クローン人間や戦争用人間の製造なんて神に対する冒涜だからね」
『しかし、よく其処まで調べられた物だ。CIAやKGBとて其処まで調べられるかどうか』

「フフ、マッコイ爺さん、世の中には知らなければ良かったって事も多々あるのよ」
『違いないな』
「遅くても一月でアスラン奪還戦が始まるわけだし、シンも止せばいいのに戻ってきたんでしょ」

『儂は止めたんだが、カンザキとの因縁を断ち切ると行ってな』
「X-29だっけ?」
『ああ』

「よくもまあ、あんな実験機飛ばす気になったわね。シンも飛行機マニアになったみたいね」
『どうだか』
「まあ、皆が無事で居られますようにと祈っているわ」

『この儂が言うのも何だが、祈ってやってくれ』
「ええ、整備の時に送った護符を必ず張り付けておいてね」
『ああ、判ってる。あんたの護符は有名じゃからな』

「マッコイ爺さん、売らないでよ」
『わかっとるわい。そんな恐ろしい事出来るか』
「それじゃ、資金の方は何時もの口座に振り込んで置くから」
『了解じゃ』


さてと、ア○ラーじゃないけどアマテラス様の代理人として皆の供養をしますか。
「ちーちゃん、埋めるの手伝ってな」
「うん」

ちーちゃん、惨状にびびってるの。
「ちーちゃん、ゾンビじゃないんだから、襲いかかってくることはないよ」
「そやけど、みんな酷い状態や、吐きそう…」

式神使こうて、墓穴掘って一人一人丁寧に埋葬や。
外の死体は終了。次は建物の中や。

「ちーちゃん、中いくで」
「えー、怖いよ」
心底怖がっとるのー。

「大丈夫や、早うせんと」
「判ったよー」
泣きそうな顔もまたおつなもんやで。

死体運び出して、いよいよ最後の部屋や。
部屋には何かを抱きかかえるように息絶えた女性の遺体があったんや。
その遺体を式神が抱えた瞬間、乾いた音がしたんや。

“バシュ!!!”
その遺体に抱きかかえられていた子供が生きてて、震える手で無我夢中で銃を撃って来たんや。
なんで、グレックの役割をうちがするねん!

弾丸はうちの障壁で止まったけど。

「このちゃん!!!大丈夫!!!!」
ちーちゃんが五月蠅いぐらいに心配してくれるわ、こう言うところが嬉しいんや。
「大丈夫や、ヘルメットがなければ即死やった」

「このちゃん、ヘルメット最初から無いけど」
あかん、この名台詞をちーちゃん知らないとは。

「うわあああああああああああああああん」
いかんわ、子供忘れてた。此処はニコリとアラビア語で挨拶や。
「お嬢ちゃん、うちはこのちゃんや。お腹すいてない?」

「お姉さん、誰?お母さん死んだ」
感情が麻痺してるみたいや。
「お姉さんは、正義の味方や、貴方の名前は?」

「マナ。マナ・アルカナ」
はぁ????マナ・アルカナってたつみーかな??そう言えば、よく見れば面影があるけど、彼女確か1988年11月17日生まれって有ったけど、14歳にしては実戦経験豊富だし、スタイルも良かったから、年齢詐称疑惑が多々有ったけど、やっぱり思いっきり年齢誤魔化していたんやねー。

「此をお食べ」
取りあえずレーション与えて、落ち着かせてたんや。

「このちゃん、あの子どうするの?」
焚き火に当たりながら、ちーちゃんと話し合い。
「捨てていくわけにも行かないし、あの子魔族とのハーフやで」

「えっ」
「気づかなかったけ?」
「全然、気配感じなかったし」

「本人も気がついてないけど、片目が魔眼だよ」
本当は原作知識だけどね。
「このちゃん、相変わらず凄いわ」

「放っておいたら、間違い無く魔女狩りであの世行きに成りかねないよ」
「そか、可哀想だね」
「そうやで、家で引き取れればええんやけど、暫くは大江山で暮らして貰うしか無いかな」


翌日、村での葬儀を終え、マナに此からどうするかを聞いた。
「マナ。此からお姉さん達は、旅に出るけどマナはどうしたい?」
少し考えてからマナは。

「お姉さんと一緒に行きたい」
「判ったわ、マナ、今日から貴方は私の妹よ」
「うん。おねえちゃん」



この後、ちーちゃん、マナを連れて中東狭しと暴れ回り、P4と神崎の野望を砕いた。無論サキ達A88の連中は無事だった。原作壊したけどね。

「B52相手にロック鳥で空中戦って自体で可笑しいだろう!!」
あかんな、ちーちゃんがまたパニックやw
 
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