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とある科学の対能力者

作者:kagerou
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No.6

 
前書き
今回は滅茶苦茶です。
御坂さんがいつレベル5になったかわからなかったので現時点ではレベル5から抜きました。
因みに現時点では御坂さんは小学六年生となっています 

 
超能力者(レベル5)増加計画。
とある組織により発案された計画。
学園都市では外部より数十年進んだ最先端科学 技術が研究・運用されている科学の街で人為的な超能力開発が実用化され学生全員に実施されている。
そしてそんな能力者達が溢れる学園都市には強度(レベル)がある。
下から無能力者(レベル0)低能力者(レベル1)異能力者(レベル2)強能力者(レベル3)
大能力者(レベル4)超能力者(レベル5)
故に学園都市の頂点はこの超能力者(レベル5)となる。
そして現在超能力者(レベル5)は6人存在している。

そこでとある組織は考えた。
その頂点たる超能力者(レベル5)を量産できれば学園都市を我が手に出来るのではないかと。
そこで発案されたのが先程の超能力者増加計画である。
低能力者(レベル1)でも努力すれば超能力者(レベル5)になれると現在考えられている。
組織は親などが存在しない子供を拐いその子供を使い実験していた。

「No.1からNo.5、飛ばしてNo.7からNo.10まで異常ありません。依然として異能力者(レベル2)のままです。」

研究所の一角、ガラス張りの部屋の向こう側には鎖に繋がれた子供達が10人が弱りきった様子でその場に座っていた。
ただ一人を除いて

「使えないガキが……No.6の様子はどうだ」

「ハッ、先程大能力者(レベル4)上限値まで達しました」

唯一弱った様子もなく、ただたんたんと自分達を眺めている大人達を睨んでいる少女がいた。
彼女がNo.6と呼ばれた子供である。

「やっと超能力者(レベル5)になりえる一匹が出来たかか……。本当役に立たないガキどもだ」

もはやガラスの向こうにいる男は子供達のことを人間とは思っていなかった。男の目は出来損ないの家畜を見る目、それと同じだった。

「始めろ」

「ハッ」

男の合図で他の研究員がレバーを下げる。すると子供達に繋がれている鎖から電流が流れる。
その結果、ガラスの向こう側では風や炎、色々な能力が渦巻いていた。
強制的に能力を使わせ続けその結果レベルをあげさせるという無理矢理かつ、本当に有力なのかも定かではない方法で実験は行われていた。
しかし実際にNo.6は低能力者(レベル1)から大能力者(レベル4)まで上り詰めていたのでこの方法が変わることはなかった。それにこの組織はさほど予算がないため馬鹿の一つ覚えの用に繰り返し続けている。
このせいで犠牲になった子供は少なくない。

「さて、この辺で良いだろう。レバーは下げたままで構わん行くぞ」

「わかりました。」

男はそう言い研究員とともにその部屋から立ち去った。


「今日は思ったよりはえーですね…」

No.6、青髪の少女は独り言をもらす。彼女の周りには風が巻き起こっていた。
彼女はその風を利用し鎖を断ち斬ると小窓から研究所を抜け出した。こうして毎朝彼女は外に出ているのだ。そして昼頃に男がやって来る前に戻るのだ。
一度逃げ出したことがあったのだが見つかり、捕まり、殺されかけた。小学生ぐらいの彼女にはそのトラウマにより完全に逃げ出すことができないでいた。
何時ものように昼前に戻ってきて鎖を空気で固定してバレないようにしていた。

「No.6貴様が抜け出していることなどわかりきっている」

少女は絶望した。
また殺されかけるのか、それとも今回は本当に殺されてしまうのか
少女は怖かった。
しかし現在彼女は大能力者(レベル4)。男達を捻り潰すことは簡単だ。
だが男達のいる場所は何故か能力が使えないでいた。
故に彼女は今朝、遭遇した少年から銃を奪おうとしたのだ。

「まぁ良い。ちゃんと戻ってきているしな
だが今日から特別メニューを追加してやる」

男がそう言うと壁に繋がれている鎖が落ちた。

「空気で固定しているのだろ?外してそのドアから出ろ」

No.6は能力を解きドアの向こう側へ歩みだした。
そしてドアノブを捻る。
その瞬間炎の塊が飛んできた。
No.6はそれを避け部屋の中へと転がりこむ。

「No.6、No.13貴様らで殺しあえ」

No.6は息を飲んだ。
殺し合うという事実と自分達10人以外にも同じような子供がいるということに
No.13と呼ばれたのはおそらく目の前にいる少年のことだろう。
先程の炎を見る限り火炎放射(ファイアスロアー)
ならば自分と相性が良い。
しかしこの自分と同い年くらいの少年を殺してしまって良いのだろうか。
確かに殺らなければ殺られる、そんな状況なのだが人間としての良心、これが邪魔をしていた。
だがNo.13と呼ばれた少年は躊躇うことをせず炎を放った。
その炎はNo.6の服の端を燃やした。

「死ねよ……出来損ないのゴミ…」

そこから彼女は何も覚えてはいなかった。
ただ、死ねよと言われた、ゴミと言われた。
それで彼女の何かのスイッチが入ったのだ。
彼女が意識を取り戻したときには部屋中何かに切り裂かれたような後があり、部屋の中央には言い表せないほどの死体があった。

「……ぁ…あ……」

No.6はその場に座り込んでしまった。



「凄まじいなNo.6は」

「はい、No.13と相性が良いと言ってもあそこまで圧倒的とは思いませんでした。」

「これは最初に超能力者(レベル5)に達するのは“空気共鳴《エアーリンク》”が有力だな」

男達の気持ちの悪い笑い声がその部屋を覆い尽くした。


 
 

 
後書き
また短いです 
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