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学園黙示録のシリアスブレイカー

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主要人物?え、こいつらが……?納得www

 
前書き
多分明日も投稿できると思います。

またそれから不定期になると思いますが、ご了承ください<(_ _)>

 

 










「やあ先生。おはよう」

料理をしている女子高生がいた。

「…………おぅふwww」

驚いて不思議な声を出してしまった。
くそwww恥ずかしいwww

腰まで届く鈍い紫のロングヘアに、凛とした整った顔。
女性としては長身で、スタイルも整っている。

そしてなによりおっぱいである。
なんと彼女はDカップ。

ふむ……おっぱい戦闘力は83万か……素晴らしいッ!!

俺が勤める藤美学園高等学校の生徒で、全国大会で優勝した実力を持つ剣道部主将。
名前は毒島(ぶすじま) 冴子。

とりあえず姓名は改名した方がいいと思うwww

そんな彼女が今俺の部屋に来て、朝飯を作っているのだ。
…………まあこれが初めてじゃないがなwww

「おいこら毒島wwwどうやって俺の部屋に入った?」
「む…………?当然これで叩き壊してだが?」

キョトンとした表情で、『何当たり前のことを言っているんだ?』と言わんばかりの顔で手に持ったのは、木刀を入れた袋。
ちょwwwおまwww

「テメエ……また俺の部屋のドアノブを壊しやがったなwwwもう今月で3度目だぞごらぁ!!」

修理費が馬鹿にならないんですけどぉぉぉぉ!!

「なら先生の部屋の合鍵を渡してくれ。そうすればドアノブを破壊しないで済むし、私も嬉しい。一石二鳥じゃないか」
「そうしたいのはやまやまなんだがな、毒島。世間の目というものがあってだな…………」

最近の女子高生は過敏に反応するからな。

俺の大学生の時の同僚も、頭を撫でたらセクハラ扱いされたそうだ。

ちなみにそいつは教員免許剥奪www
女尊男卑万歳www

「なら私と共にどこまでも堕ちていこうじゃないか」
「お前がそれを言うと、シャレに聞こえないから怖い」













あの後、毒島が作ってくれた朝飯を食べて外に出た。
朝飯はすこぶるうまかった。

俺は鍵をかけられない空しさと戦いながら、一人ゆっくりと学園に向かって歩き出した。
ちなみにだが、毒島は剣道部の朝練で先に行っている。

4月の暖かな気候を楽しみながら、ゆっくりと歩く。
風情は大切にしないとですなっ!

「げっ…………」

そんな感じで歩いていると、俺の耳に聞き覚えのある声が聞こえてくる。
俺はその声の発生源を見る。

桃色の髪をツインテールにしていて、気が強そうだが整っている顔。
その顔を今は嫌そうに歪めていて、口には八重歯が見えている。

背は低いがボンッキュッボンだ。
女子のレベルが高い藤美学園一のプロポーションを誇っている。

そしてなによりおっぱいである。

バ、バカな!!おっぱい戦闘力が92万だと!?
奴のおっぱいは化け物か…………。

ちなみに彼女はFカップ。

彼女の名は高城 沙耶。
成績優秀で、臨機応変にも対応できる秀才である。

「よう、高城。だが先生にあって『げっ』はないだろwwwそんなに俺のことが嫌いですかwww」

ちなみにだが、藤美学園高等学校は全寮制の私立高だが、今日は春休み明けだから皆自宅から登校する。

俺の言葉に、高城はフンッとそっぽを向く。

「フン、当然でしょ!?あたし、あんたのこと嫌いなんだもん」

どうやら俺は嫌われているらしいwww
なんということだ……俺が巨乳に嫌われるなんて…………。

「なぜだ!何故お前は俺を嫌っているんだ!?お前が小学生の時に、生意気にも俺と『何故大日本帝国はアメリカと戦ったのか』について議論を吹っかけてきて、俺の論に知識のないお前をフルボッコにして泣かせたことをまだ根に持っているのかッ!?それとも中学生の時に小が漏れそうになって座り込んでいたお前のお腹をぐいぐい押して、とうとう公衆の面前でおもら―――――」

「そういうところが嫌いなのよッ!!」
「ぶへらッ!!」

高城が顔を真っ赤にした状態で俺の首に素晴らしい蹴りを叩き込む。
それに俺はまたしても不思議な悲鳴を上げてしまう。

「このバカッ!死ねッ!!」

涙目になった高城は、俺の前から逃げるように去って行った。
だが高城よ……縞パンは最高だぞ…………?













あれから何とかして回復した俺は、また学園目指して健気にも歩いていく。

俺ほど社会的責任を自認している奴がいるか?
あ、いますかサーセンwww

「あ、先生」
「うげっ…………」

そんな健気な俺に話しかけてくる二つの声。
一つは嫌がっているが、そんなの関係ない。

その二人は学年でも有数のバカップルである、井豪 (ひさし)と宮本 麗だった。
チッ……男は死ねばいいのに…………。

茶髪のロングヘアで、頭から二本のアホ毛が生えている。

以前『まるでコオロギの触覚みたいだなwww』って言ったら棒で思いっきり突かれた。
音がドスッ!!っていってたからな。

顔も愛嬌を感じさせる可愛さがあり、何故か庇護欲を感じてしまう。
身長は女子として平均的で、しかしそれでもプロポーションは整っている。

そしてこいつもおっぱいである。

おっぱい戦闘力が87万……まるで山のようだ…………。
さらにちなむが、彼女はEカップ。

これが宮本 麗の容姿である。

槍術部に所属しており、毒島ほどではないが白兵戦が強いことが特徴である。
まあそのおぱーいが邪魔にならないのか、一度詳しく聞いてみたいなwww

え?井豪の容姿?

…………銀髪、イケメン。
以上。

「おっす、宮本に井豪。相変わらずいちゃいちゃしてんなwwwその仲引き裂きたくなるわwww」
「あんた本当に教育者なの!?」
「はは…………」

俺の言葉に宮本が喰らいついてくる。
井豪は苦笑いするだけである。

くそ……イケメン面しやがって…………ッ!
…………イケメンだけど。

とりあえずギャアギャア喧しいコオロギをどうにかするとしよう。

「はいはいwwwうるさいぞコオロギ娘www」

俺はそう言って、宮本の頭の二本の触覚をわっしと握る。

「ちょ、なに触ってんのよ!ってイタイイタイ!」
「HAHAHA!」

俺に髪を握られて喚く宮本。
ちょっと涙目になっているのなんて見えないし気にしない。

「先生、その辺で…………」

そう言って声をかけてくる井豪。
クソッ……死ねよリア充…………。

「まったく井豪。ペットのしつけはしっかりとしておけよ?こういう風に善良な一般人に噛みつくことのないように」
「このっ……誰がペットだッ!!」
「パオオオオォォォォンッ!?」

さっきから喚いていた宮本の足が、俺の大切な大切なソウル―――俗にいう男の大切な場所―――にめり込んだ。

「おぉぅ……うぁぁ…………」

や、やべえ!最早声が出ないっ!!

「フ、フンッ!私をペット扱いするから悪いのよ!」
「お、おま……男の命より大切な場所を…………ッ!」

こ、このクソガキ!俺が悪いと少しは思うこともなきにしもあらずだったが、もう許さん!
井豪も痛そうに内またになっているじゃないか!!

「あ、あの時俺に『私を大人にしてください…………』って言って裸で襲い掛かってきたのは誰だ!」
「そんなことしてないわよッ!!」
「れ、麗…………」

俺の言葉にすぐに反応する宮本だったが、それでも井豪にはバッチリ聞かれている。
宮本は慌てたように井豪に言う。

「ち、違うわ永!私そんなこと―――――」
「その後、お前は俺に『お嫁さんにしてください♪』って言ったのに…………」
「誤解を招くようなことを言うなぁぁぁぁ!!」

俺は地面に顔をつけたまま言う。
そう、あたかも落ち込んでいるかのようにwww

「でも事実だろwww?」
「そ、そうだけど……状況が全然違うじゃないの!」
「あぁ……行為中だったか?」
「そういう意味じゃなぁぁぁい!!」

顔を真っ赤にし、はあはあと肩で息しながら俺にツッコむ宮本。

だが彼女は忘れているのだろうか…………?
隣に自分の彼氏がいるということを…………。

「れ、麗…………」
「はっ!ち、違うのよ永!私は本当に……う、うわぁぁぁぁぁんっ!!」
「れ、れぇぇぇぇぇいッ!!」

言い訳しようとしていた宮本だが、途中で目から汗を流して学園の方向へと走って行った。
それを井豪が必死に追いかけて行った。

ふっ……青春だな…………。


 
 

 
後書き

巨乳は神です。

 
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