| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

仮面ライダー エターナルインフィニティ

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第二十二話 集結乙女その五

「遊ぶ神かと」
「というかそんなおかしな神が出て来たっちゅうことは」
 どうかとだ。モトナリは言うのだった。
「また争いになるのは確実けえ」
「何はともあれ別の世界から来た連中に会うぜよ」
「それが先ばい」
 モトチカとソウリンも言いだ。彼女達に応えてだ。
 ミツヒデがだ。こう集っている大名達に言ったのだった。
「さて、それではです」
「よし、いよいよだな」
「面会だな」
 シンゲンとケンシンが応えてだ。そのうえでだ。
 大名達はノブナガのいる主の間に来た。そうしてだ。
 彼女の前でだ。ライダー達、そして他の世界の戦士達と出合った。そのうえでだ。
 その場でだ。モトナリはだ。美波を見てだった。
 目を鋭くさせてだ。こう言ったのだった。
「あんた、確かうちの生徒だったあの」
「えっ、うちも何かこの人と」
 美波も言う。彼女は驚いた顔になっている。
 そしてだ。御互いにだ。こう言い合うのだった。
「金髪で胸の大きい」
「緑のロングヘアの先生!?」
「何でこんなところにおるけえ」
「凄い奇遇なんだけれど」
「それを言うとだ。私もだ」
「私もばい」
 今度はミツヒデとソウリンだった。こうそれぞれ話すのだった。
「奇遇なことだが」
「おはんまさか魔法少女だったばい」
「私もそちらの世界に妙に感じるところがあるが」
「なしてこんなところにおるとよ」
「うう、うちも何でかわからないけれど」
 それでもだとだ。美波は困った顔で言うのだった。
「この人達とは凄い縁を感じるけれど」
「それにじゃ」
 モトナリは美晴も見て話す。
「そこの小さい娘、あんたもじゃ」
「お好み焼き屋さんに似ていません?」
 美晴の方も言う。
「ううん、妙な縁が」
「お好み焼きはやっぱり安芸じゃけえ」
 モトナリの主張が強い。
「それは絶対に外せんけえ」
「そうですね。それはわかります」
 美晴は何故かモトナリのその主張に頷けた。
「不思議とですけれど」
「それを言うと私は契約を出す側ね」
 優子にも心当たりのあることだった。
「そういうことね」
「あの、モトナリさん」
 半蔵がそのモトナリに話す。
「私も何かモトナリさんと」
「そうじゃけえ。うちも何かあんたとそっちの娘とは一緒の場所にいる気がするけえ」
 モトナリは優子も見ていた。
「八十一という番号はいい番号じゃけえのう」
「はい、そう思います」
「私もです」
 優子も半蔵も頷けることだった。そうしてだった。
 その話にだ。ノブナガもだった。
 その三人、サフィも含めてだ。こう言ったのである。
「わしも八十一という数字は好きじゃ」
「ノブナガ殿もですか」
「そうなのですか」
「うむ、馴染みを感じる数字じゃのう」
 こうだ。ノブナガは優子と半蔵にも話す。
「よい数字じゃ」
「その通りじゃけ。それじゃあ話をはじめるけえ」
「はい、それではです」
「はじめるわよ」
 共にいた光と霧島が言ってだった。そうしてだ。
 一行はそれぞれ名乗ってからだ。そのうえでだ。
 彼女達の世界のことと戦いのことも話す。それからだった。
 ノブナガはだ。こう言ったのだった。
「ふむ。よくわかった」
「おかしな話ですけれどね」
 愛子がだ。そのノブナガに応えて述べる。こちらの世界の面々は右側。ライダー達と他の世界の面々は左側にいる。そうしてだ。御互いに話すのだった。
 そしてだ。その話が終わってからだった。
 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧