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魔法戦記リリカルウォーカー

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プロローグ


プロローグ

side???
「あのー・・・すいません。そろそろ起きて頂けませんか?」

もうそんな時間か・・・はて?自分の家族にこんな声の人居たか?

「・・・・」

気が付いたら俺は、上下左右真っ白な空間、いやそもそもこの空間に次元や方向といった物が無いのかもしれない。そう感じさせる空間に俺は居た。いや待て、俺は昨日塾から帰り速攻でベッドにダイブしたはずだ。なぜこの空間にいるのか皆目見当がつかない。

「あ!やっと起きてくれましたか。それで非常に言いにくいのですが・・・あなたは死んでしまいました。本当に申し訳ございません!」

「はい?」

目の前に、これまでに見たことがないまさに言葉で言い表せない美少女がいた。

「あ!これは失礼でした。わたくし天界で女神見習いをしています。メアリーと申します。」

いや、確かに初めて会った人に自己紹介は大切だけど・・・というか女神見習いって・・・いやそれよりも俺が死んだってどういうことだよ!

「えっと、そのままの意味ですよ!佐藤裕也さん」

「あのー、俺あなたと会ったことありましたか?・・・というか俺喋ってましたか?」

「いえ一度も会っていませんが?それとわたしこれでも女神見習いですから心ぐらい読めますよ。」

本気で女神なのか?

「はい、女神ですよ。まあ見習いですけどね。」

どこかでこの展開見たことがあるぞ、恐らく二次創作で見かける間違えて殺してしまったのであなたを転生させますとかいうパターンか?

「あ!そうでした。わたし因果律の計算間違えてあなたを殺してしまったのでした。誠に申し訳ございません。」

「あ、いや、まあどんな人にも失敗はありますから。」

「あのー、許してくれるのですか?」

「まあ、誠意を込めて謝っているのに、許さないってワケにはいかないだろう?」

「ありがとうございます!優しいのですね。」

「あ、いや、どうも・・・ところで俺はどうなるのですか?」

「あなたが思っている通りになりますよ。」

「え?本当に転生するのですか?」

「はい!でもわたし見習いなので特典は、一つだけです。それと強力な物は用意する事が出来ません。」

「強力な物ってなんだ?」

「有名所でいいますと王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)や魔力量無限とかですね。」

「はあー、ところで転生する場所とか決まっているんですか?」

「あなたの世界では、魔法少女リリカルなのはと呼ばれている世界です。」

あの世界てことは本物デバイスを見る事が出来るのかそれは楽しみだな〜

「いくつか質問いいですか?」

「はい!いいですよ。」

「記憶は引き継ぐこと出来るのですか?容姿、性別とか決めるのに特典を使わないといけないのですか?」

「記憶は決める事が出来ますよ。容姿はオッドアイとかは無理ですけどある程度決める事が出来ますよ、性別も基本設定で決める事が出来ますよ。」

「それじゃ、特典は魔法を学べる環境、記憶、容姿、性別はそのままでお願いします。」

「はい。わかりました。あ、それと向こうの技術で可能な範囲のデバイスを用意する事が出来ますよ。」

「え?そうなんですか、それじゃあ〜今頭に思い浮かべているのって出来ますか。」

「・・・はい可能ですよ。」

「ではそれでお願いします。」

「それじゃ行きますよ・・・・・・」

眩しい光とともにだんだんと俺の意識が遠のいていった。

sideメアリー

「ふぅ〜、怖い人じゃなくって良かった。」

「よっしゃぁあああああああああああああああああああ!」

「うわ!なんでしょう?」

メアリー移動中・・・

目の前にボロボロの爺さんが転がっていた。

「マリー爺様!大丈夫ですか?」

「最近の若者は、なかなか強欲じゃ。」

「またですか・・・」

「ところでオヌシの方は大丈夫かの?」

「はい!お優し方でした。」

「それは良かったのじゃ。どれその者に少しばかりワシの加護を与えてやろうかの・・・・・・・・・・これでそのものは老衰するまで健康そのものじゃ。」

「それでは一応彼にそのことを連絡しておきますね。」

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最後の加護はほんの少しだけ物語に関わる予定です。



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