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ドラゴンボールZ~孫悟空の娘~

作者:setuna
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そして10年後③

 
前書き
ヤムチャの不運の後継者の悟天 

 
天下一武道会当日、悟空達はパパイヤ島に訪れ、会場前に到着した。

「それにしても人が多いね」

悟林はかつてチチが悟空と結婚する時に着ていた道着を着ており、やはり親子だからか似合っている。

「まるでお祭りですねお義姉さん」

パンも出店がある方を見ており、興味津々だ。

「そう言えば、10年前に悟天と会ったんだよね」

「うん、そうだね。」

「あの時、初めて会った時はお父さんにそっくりだから弟だって分かったんだよね。悟飯は変な格好してたから見たくなかったし」

「そう言えば兄ちゃん、ボコボコにされてたもんね」

懐かしいと笑う姉弟。

その隣で心外そうな顔をしている悟飯。

「祖父ちゃん祖父ちゃん」

「ん?」

「あっち行ってみようよ!」

「行ってあげたら?時間はまだあるし。ついでにベジータさん達を探しに行ってきて」

「そっか、よおし、行こうか」

「わーい!」

悟空とパンが向こうへ行くと悟天が口を開いた。

「仲良いなぁ…」

「昔の悟空さと悟林を思い出すべ」

悟天の呟きを聞いて懐かしそうにチチは昔の悟林の姿をパンに重ねる。

「さて、出店を見てみるかな」

「ああ、姉ちゃん。僕も一緒に行くよ、姉ちゃんがナンパされたら大変だし」

「は?ナンパ?」

「姉ちゃん美人なんだからそう言うの気を付けた方が良いよ?大変なことになるから(主にトランクス君がね)」

もし悟林がナンパされているのをトランクスが目撃したらブルマ関連のベジータのように激怒するのは容易に想像出来る。

「はははは!悟天、姉さんにナンパする命知らずな人なんているわけないじゃないか!!姉さんは宇宙で一番恐ろし…ふおおおおっ!!?」

顎を殴り飛ばされて天高く吹っ飛んでいった悟飯。

「………まあ、兄ちゃんならそのうち帰ってくるよね。それより姉ちゃん、僕も少しお腹減ったしさ。店見ていこうよ」

最早日常茶飯事となっている光景に悟天は苦笑しながら誘う。

「そうだね、一緒に行こうか」

悟林と悟天は出店の食べ物を買いながら見て回る。

「天下一武道会か…トランクス君に勝てるかな~」

「そう言えば、悟天はトランクス君に勝ったことないんだっけ?」

「勝ったことがないわけじゃないけど、負けることが多かったかな…そう言えば、10年前の大会で姉ちゃんに会った時、僕初めて会う姉ちゃんにどうすれば良いのか分かんなかったんだよなぁ、あの時の僕」

「あの時の私は死んでたもんねー。まさかこうやって命を貰って生き返るなんて思ってなかったし」

「そうだね、僕も姉ちゃんと一緒に暮らせるなんて思ってなかったよ。でも姉ちゃんが生き返って一番嬉しかったの、兄ちゃんじゃないかな?」

「あいつがー?そうかな?」

「そうだよ。きっとね」

「悟天様ー!」

「あ、あー!パレスちゃん!」

「悟天様、パレスは悟天様の応援に来ました。頑張って下さいね!」

パレスと合流した悟天はデレデレしながら駆け寄っていき、悟林は苦笑しながらジュースを飲む。

「よーし!今日は格好いいとこ見せるぞー!!」

「現金なことで」

そろそろ良い時間なので悟林達も戻るとベジータ達と合流し、受付をして会場に入っていった。

「ねえ、姉ちゃん?姉ちゃんの言っていた凄い強い奴って誰なのさ?」

「それはお父さんが最初から闘う相手になるよ。お父さんは好きな物から行くタイプだからね」

そして対戦相手が決まり、悟空はウーブと言う少年と闘うことになり、そして悟林はキャプテン・チキンと、トランクスはオトコスキー、悟天はブウと闘うことに。

「そりゃあないよー!パレスちゃんが来てるのに1回戦でいきなりブウさんとだなんてー!!」

「だったら頭を使って切り抜けてみなさい。ブウさんだって武道会じゃ本気出さないんじゃない?多分」

「多分!?くっそー!神様はいないんだ!!」

「神様って言ってもデンデさんだぞ…まあ、そんなに腐るなよ。今度何か奢ってやるから思い残すことがないように派手に散っていけ!!」

「負ける前提で言わないでよトランクス君!そりゃあまあ、勝てる気しないけどさぁ!!」

「まあ、相手がブウさんならそれなりに闘えさえすれば充分だと思うけど?」

「いやあ、パレスちゃん…ブウさんのこと知ってるかなぁ…?」

「ふん!文句言いたいのはこっちだぜ!俺様の相手はこんなガキだぞ!俺は保育園にお遊戯しに来たわけじゃないんだぞクソッタレ!」

パンの対戦相手である猛血虎が愚痴る。

まあ、猛血虎からすれば相手が幼い子供なんてやりづらいことこの上ないだろう。

実力はともかく。

「あら~、お止めなさい子供相手に大人気ない。あなたが私の対戦相手?私の好みだわん」

「いっ!?」

トランクスの対戦相手のオトコスキーに絡まれ、トランクスは引いた。

「試合でたっぷりと可愛がって」

オトコスキーは最後まで言い切ることが出来ず、悟林からのデコピンを喰らって気絶した。

「悟天、伝えてくれる?もう1人棄権したって」

「あ、はい(ね、姉ちゃんがヤキモチ焼いてる…!?でも相手があれなら気にしなくて良いと思うんだけどなぁ)」

先程ベジータに絡んでぶっ飛ばされたノックのように試合前に2人の棄権者が出たのであった。

「けっ、女相手にぶっ飛ばされるなんて情けない奴だぜ。」

「(助かった…)でも、俺の実質的な相手は父さんか…トレーニングで相手したばかりなんだけど…情けない勝負は出来ないな」

「頑張りなさいトランクス君」

今回の天下一武道会も一波乱ありそうである。

因みに対戦順。

①パンVS猛血虎

②孫悟空VSウーブ

③キャプテン・チキンVS孫悟林

④ミスター・ブウVS孫悟天

⑤トランクスVSオトコスキー

⑥ノックVSベジータ

しかし、オトコスキーとノックは既に棄権しているためにトランクスとベジータは不戦勝である。 
 

 
後書き
時間の合間にやっていきます。 
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