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ハイスクールD×D 悪魔と人間のハーフと猫達

作者:ドラゴン
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駒王学園で。


駒王学園

俺達が、通う学校で、中学と高校が繋がっている
とりあえず、話をしよう

塔城黒歌は二年生にて成績優秀でスタイルが良く、明るい性格で後輩の面倒見がよいことから駒王学園三大お姉様の1人に数えられている(他の2人は三年生だ)

一方、塔城白音は小中学生みたいな体格で姉とは正反対だが、無表情の隙間から時折見せる笑顔が可愛くて駒王学園のマスコットと呼ばれている


で、何が言いたいのか。
想像してみてくれ

左には駒王学園三大お姉様の1人、右には駒王学園のマスコットがいてその真ん中に男子がいるのだ。つまり・・・・・・・・・



『おいっ!あれは三大お姉様の1人、塔城黒歌さんじゃねえのか!?』

『しかも駒王学園のマスコットの塔城白音もいるわ!』

『葛城の野郎、毎朝毎朝2人を侍らして登校してくるとは・・・男の敵っ!』

『あぁお姉様!そんな穢らわしい豚といるよりこの私と一緒に、グヘッ!』

『・・・いいなぁ、私もあの中に入りたいわ』




とまぁこんな感じに嫉妬や羨望の視線を浴びせられるのだ。いつものことだからもう慣れたけどね
(四番目の女の子は白音に鳩尾を殴られた。よほど気に入らなかったようだ)

「白音、さっきの子はやっぱり・・・・・・」

「・・・百合女」

「毎度のことながら失礼だにゃ」

「「うんうん」」

こんな感じに雑談をしながら駒王学園へ向かった



「ん?」

「どうかしたの斬臥?」

「あ、あぁ一瞬誰かに見られているような感じがしたんだ」

「ホント!?」

「・・・・・・多分気のせいだと思うんだけど」

「・・・なら、いいんだけど・・・」

なんだったんだろ?今の・・・・・・・・・




時は経ち、放課後
俺達3人は新校舎の屋上にいた
ここで何をしているかというと

「1、2、3、4!、1、2、3、4!」

「1、2、3、4!、1、2、3…あれ?」

「黒歌姉さん、そこは右手を上げて左右に振る!」「また間違えたにゃ…」

今度、ダンス部が近くの公民館でダンス披露会を催す為、俺と黒歌も踊ることになったのだ
理由としては、多分去年の学園祭のときにやっていたダンス部主催のダンス大会で、俺と黒歌で出場して優勝したからだろう
「黒歌、失敗したところで落ち込んでいてもしゃーない。次、頑張ろうぜ」

「・・・そうだにゃ、次もがんばるにゃ!」

「よしっ!それじゃ今のところをもう一回だ」

「ガンバレ黒歌姉さん」

「うん!まかせるにゃ!」

それから俺達は一時間くらい練習したあと、帰宅した
・・・・・・それにしても、朝に感じたあの視線は一体何だったんだろう?


side out








時は遡り、朝のHRが始まる前の3年教室
その教室の窓際で斬臥達を見ている人がいた

紅の長髪とスタイルの良さが特徴の女性、駒王学園三大お姉様の1人、リアス・グレモリーだ


「部長、外なんか見てどうしたのですか?」

「あら、朱乃じゃない」

姫路朱乃、黒髪のポニーテールで、リアスと同等のスタイルを持ち、そのお淑やかさから駒王学園三大お姉様の1人に数えられている

「例の二年生よ」

「あぁ、"王"(キング)の駒を持っている二年生のことでしたわね」

「えぇ・・・」

リアスはもう一度窓の外に視線を移して斬臥達を

「・・・気になりますわね。彼」

「えぇ・・・何者かしら?」

彼、斬臥からは力それもかなり強烈な力を持っている。多分神器の力だと思う。でも彼自身から独特な雰囲気を出している

「そういえば部長・・・まだ許可がでていないのかしら?」

「うん、そうなのよ」

以前から彼の事を調べようとしているのだけれどもお兄様、サーゼクスお兄様から止められているの。何故か命令系で

「多分、お兄様は斬臥という子の事を知っていると思うわ」

「えぇ、そうですわね。じゃなきゃあんなに厳しい目をする筈が無いのですもの」


キーンコーンカーンコーン


丁度二人が話を終えた時にチャイムがなった

「それじゃあ朱乃、彼等のことは暫く様子見ね」

「わかりましたわ部長」

そう締めくくると二人は自分の席へと戻って行った 
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