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琴浦幻憑記

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琴浦幻憑記

――――春香ちゃんの馬鹿! 嫌い!
――――嘘つき! 最低!

 それは数年前の記憶。
 頭にフラッシュバックするのは気持ち悪がる男の子女の子。
 嘘つきと言われ、近づくのを嫌がる『元』お友達。
 空気を読めなかった私が悪かったの……

――――酷いは春香! どこまで私たちを無茶苦茶にすれば気が済むの!
――――あんたなんか産むんじゃなかった

 子供の頃に残っている仲の良い家族の光景はもう薄らいで数年。
 仲睦まじかった二人の男性女性。 
 嘘つきと言われ、捨てた『元』両親。
 余計なことを言い過ぎた私が私が悪かったの……

 友から嫌われ、親から嫌われ、先生からも嫌われた。
 仲良かった動物も保護され、私はほとんど一人ぼっち。
 唯一優しくしてくれるのは、肉親のお爺ちゃんただ1人。 
 そのお爺ちゃんに転校を進められたけど、私生きるのが辛い……。
 生きることを否定され産まれるこよを否定されて私に生きる価値はない、そんな風に私は思ってしまった。
 それに今のまま生きてたらまた私は無意識の内にまた誰か傷つけちゃう。
 そんなのお互いに苦しかないわ……

 お爺ちゃん、いつも庇ってくれて励ましてくれてありがとう。
 そして迷惑をかけて、お爺ちゃんよりも先に逝ってごめんなさい。
――――今までありがとう……

 そして私の短い人生は――――  















「ん……ここは……?」

 辺りを見渡すと……薄暗い。
 電気は通っているが、古風のガス灯やランプみたいに淡い光。
 ベットにでも寝転んでいるであろう体を少し傾けると見えたのはステンドグラスの天窓、さらに下を覗くと小奇麗だが黒と赤のタイルで出来た不思議なコントラストの床であった。
 目を徐々に覚醒させていくと部屋の全容が見えてきた。
 5、6畳くらいのやはり全体的にくすんだ感じの小部屋で置いてあるものとしては本棚や西洋テーブルなど。
 天井は浅黒い。
 後は収納スペースであろう押入れがあるくらいだ。
 現代の一般家庭では考えられない城のような西洋風の部屋である。 

「ッ!」

 と自分の言った『現代』という単語に引っかかりを覚え頭を抑える。
 頭痛のように頭を抑えるのを一時経て治し、次の言葉を呟いた。

「なんで生きてるの……?」

 確かに私は死んだ……はず。
 そう私は自信無さ気に口ごもりながら言葉として出ていた。
 天国?
 いや自分のことだから地獄かな。
 と卑屈になりながらも状況を確認するが何かが可笑しいと思う。
 こんな感覚を経験したことないのでわからないが、感触として生きている感じがする。
 死霊になったらこうしてベットも寝ることできないし、ましてや霊魂などの人型じゃない霊なんて見ることすらできないだろう。
 では何だろうか?
 ベットの上で体の感触を確かめてみると……

「わかんない」

 感触があるのだからやはり生きているのだろうと思う。
 呼吸もしているのもわかった。
 改めて考えると重要なことを思い出す。

「心臓も動いているわね。ということはやっぱり生きているのか……」

 普通に考えれば人間まず確かめることと言えば、心臓や脈の類だろうがすっかり失念していた。
 気が動転していたのだろう。

「なんで私なんかがまた生きてるの……また誰かを傷つけちゃう……」

 私が頭を整理しだして思ったことと言えば生きている喜び、ではなく苦痛・哀惜だ。
 元々『態と』死んだ身だ。
 悔いがあって死んだのではない。
 ()いがあったから死んだのだ。
 生きている必要は無い。

「……もう1度ちゃんとしたら今度こそ死ねるかな?」

 前回の死に方は縊死、つまり首吊り自殺。
 一番ポピュラーで簡単な死に方だ。
 死ぬ間際はちょっと苦痛だったのが少し嫌であったが。

 なぜ生きているかという疑問は持っているが、そのことに対して調べることはしない。
 めんどくさいからとかではなく、真っ先に死なないと思ったから。
 好奇心などよりもその感情が上回っていた。
 それくらい私の心は荒んでいたのだ。

 今度は刺殺でもいいかな、と鋏でも部屋の中から探すためにベットから降り立ち上がる。
 再びの最後であるため全身を改めて見てみる。
 水色に近い青色の少し薄手のパジャマを着ていた。
 下着は……見るのを止めておこう。
 パジャマに関しては上下とも少々子供っぽいがフリルが着いていて……可愛い。
 自分の子供の頃はこんな感じのも着て、親もいて――

「そんなことより何か……」

 考えるのを途中で止めて、自分の目的を再開する。
 あんな過去は今考えると痛みでしかない。
 鏡を見て全身ちゃんと見ようかと思ったがこの部屋には鏡がなかったので仕方がない。
 しばらく部屋に刺せるものを探しているが見つからない。
 元々この部屋で探すスペースとしては押入れだけだったので、そこまで時間は掛からない。

 他の探す場所としてはこの部屋以外しかないだろう。
 人に見つかりたくなかったため、あまり出たくなかったのだがやむをえない。
 横開きの扉がベットの真ん前にあるためそれを開ける。
 そこは廊下であったがここと同じく奇怪な空間であった。
 天井や床は先ほどの小部屋と同じように全体的に暗い色で纏められているが柱が妙でギリシャのパルテノン神殿のようだ。

 春香は知らないがエンタシスというらしい。

「えっ?」
 
 部屋を出て改めてこの光景に不思議がっているとどこからか声が聞こえてくる。
 人には会いたくないが、私の耳にはしっかりと聞こえた。

「春香……?」

 それは私の名前だよ。
 でもなんで?
 お爺ちゃん?
 って思ったけど、こんな場所なんて知らないしお爺ちゃんもこんな場所に私は連れてきたことないし……

「じゃあ誰?」

 『春香』の名を呼ぶとしてあるのは身内であった爺さんだけであったが、私はそれを否定した。
 可能性として0ではないが、あまりにも低すぎる。
 他にも元親や元友達などいるが自分に近づいてくるわけがない。

 目的を忘れるわけではないが、少し寄り道をするくらいいいだろう。
 相手が誰か見るだけで自分の姿を自分の名前を出した個人に晒す気はない。
 そう自分自身に言い聞かせ、聞こえた方向に歩き出す。





 ドンッ

「あぴゃっ!」

 だが歩き出した向きとは真逆側から何かがぶつかって、廊下に倒れてしまう。
 それに連動して変な声も女の子ながら出してしまった。

「いたたた……いったい何?」

 漫画みたいなことが起きるとは思わなかったと思考しつつ、ぶつかってきた者または物を見る。
 もっとも後者の確率はまずないだろうが。
 それは案の定人型で、それと同じくして自分が『ああ、生きているだな』と実感する。
 だけど誰だろうと、自分と同じくらいの背だと思われる子を見つめていると顔をあげてその姿が露になる。

「お姉ちゃん、おはよう!」

「……」

 今なんて彼女は言っただろうか?
 おねえちゃん?誰が?
 周りを急いで見渡すが自分しかいないので私しかいない。
 ということはやはり自分に対して言った言葉なのだろう。
 いつも通り(・・・・・)心の声を読んでみると――

(お姉ちゃんの胸温かーい)

 ……可愛い。
 はっとして改めて彼女を見ると倒れている私の胸あたりで『えへへへ』と良い笑顔でいる。
 私と違い暢気なものだ。

「えっと、誰?」

 相手の挨拶も返さずに聞いてしまったが許して欲しい。
 こちらとて何がなんだかわからない内に目を覚まし、部屋を飛び出してきたのだ。
 相手だけはなく自分のことも知りたいくらいだ。

「? 何言ってるの? こいしだよ。誰って可笑しいこと考えるんだね」

 こいしって誰だろう……
 私の素直な感想である。
 心の中でも『お姉ちゃんなんでそんなこと聞くんだろ?』と不思議がってるので間違いない。
 身近にこいしって人はいただろうか?
 人の名前を覚えるのはそこまで悪くないと思うのだが……
 もし知っている人なら無償の笑顔が痛い。

(なんで私のこと知らないの……?)

「え?」

 私の心の声を読んだ…?
 そういえば先ほども『考える』と言った。
 普通なら『呟く』や『言う』ではないだろうか?
 
 意味がわからないッ!

 生きていることに驚きをしたが、ここまで焦ったのは目覚めてから初めてだ。

(えっ、え?)

 向こうも異常に気づいたのかゆっくりと体から離れ出す。

 そこで頭のてっぺんからつま先まで見えた。
 容姿としてはかなりレベルが高い。
 私がいた学校にはいなかったであろう可愛らしい容姿をしている。
 彼女の姿はフリルをふんだんにあしらった服装で上は黄色、下は緑のスカート、帽子も着用している。
 髪は帽子をしていて若干隠れているが銀髪だろうか。
 胸の位置にはアクセサリーだろうか眼のような球体がある。
 これがアクセサリーなら素直に可愛いとは言いづらい。

「アクセサリー……」

 これは本当にアクセサリーだろうか。
 やけに生々しいようにも……
 
 そしてそんなことを確認していると近くからさらに甲高い音ではない足音が聞こえてきた。
 ペタペタくらいが適切だろうか。
 方向からして先ほど行こうとした向きである。
 狼狽してる中の新たな人物だ。
 
「全く何してるの?」

 これまた1人の少女であった。
 廊下に倒れている私とこいしだと言った少女に首を捻っている。
 心の中でも同じことを言っていた。

 こちらの容姿もかなりレベルが高い。
 こいしと言っている子と似たような顔立ちをしているため、姉妹だろう。
 こいしと同じくフリルをふんだんにあしらった服装だが、上は水色、下はピンクのスカート、スカートより少し濃いピンクの髪。
 胸の位置には――やはりあの奇妙な眼だ。

(なんでこいしは奇妙がってるのかしら? それにはるかは……困惑?)

 まさか、この子も心を読んでいる?
 名前も知ってるし……
 おかしい、何かがおかしい。
 怖い、相手が怖い!

 春香は正体不明の、得体の知れない、目の前の人物が怖かった。
 心を読まれるのがここまで……

……怖いとは思わなかった。

「うっ!」

 胃袋の内容物が喉元に突き上げてくる感覚。
 だが胃袋には胃酸くらいしかないのか、気持ち悪い感覚だけが残る吐き方をしてしまった。
 涙目になる。
 誰かもわからない、二人の目の前で。

 2人の女の子は異常を感知していたようであったが、ここでようやく事の重大さがわかり急いで私を先ほどの部屋に連れ戻した。















「気づいたら見覚えのない場所にいた、ねぇ」

「……はい」

 1時間ほどかけ漸く落ち着いてきたので、コップに入った水を一飲みしてさらに心を休めていた。
 見事までの醜態を見せてしまったが、今は左席に座っているピンク髪の少女――古明地さとりというらしい――に事情を話している。
 落ち着いてお姉さん風に繕っているが、背伸びしているのが見え見えで可愛い。

「うっ、うるさいわね」

 だが実際にここでは(・・・・)お姉ちゃんらしいから驚きだ。
 言い訳しながら顔を真っ赤にする姿も母性本能をくすぐる。

「うー☆」

 それはキャラが違う。
 なぜかわからないが突っ込んでしまった。
 キャラって何だろう?

「さとりお姉ちゃん可愛い~」

 さとりと逆サイド。
 つまり右席(さとりから見て目の前)にいるのほほんとした少女は古明地こいし。
 さとりと私の妹とのことだ。
 言動・雰囲気から取ってもまだ子供っぽい。
 こちらはこちらで無邪気で可愛いと言える。

「ごほん……話を戻すわよ。まあ戻すって言っても私たちにとってはわからないのよね。私からしたらいつも通りの春香よ。私の妹で、生真面目、全体的におとなしめな性格。さらに料理上手。でも片づけが苦手っていう弱点がある『古明地はるか』よ」

 何で今さら私の素性をばらすんですか!
 しかも説明口調だし…

(ふふ、さっきの仕返しよ)

 心の中で私に言っていた。
 といっても私には心の中が読めるし、さとりも読めることは知っているが。

 1時間ほど、と言ったがこれだけ長くかかったのもこれが理由だ。
 まず気分を悪くしてから20分ほどかけて落ち着く。
 その後ここが幻想郷の旧都で2人の正体が妖怪の(さとり)だと聞いて気絶。
 これでさらに20分。
 さらに私の素性が、古明地姉妹と同じく妖怪の覚だということで卒倒した。
 これで20分、計1時間ほどだ。
 証明としては私の頭上についていた「第三の眼」と呼ばれるアクセサリーかと思っていた目で確証された。
 寝ている時に邪魔にならないよう頭の上にいたらしく、起き上がったあとも気づかなかったとは恥ずかしい。
 心身とも一緒な物なのだろう。
 重さは感じなかったし何の違和感もなかったが、自分は何していたんだと時間を戻って目を覚まさしたい。

――と自分で言っていて気づく。
 そう言えばあの時私は自殺しようとしていたんだなぁと。
 他を意識もせずただただ目的(じさつ)を目指していたはずなのに……
 だがこんなことなってしまえばもうそんな気も失せてしまっていた。
 どうしてこうなったのかな。

「自殺なんてしちゃヤダよー!」

「うわっ、とと」

 そういって抱きついてきたのはこいし。
 銀髪の妹の方だ。
 椅子をがたんと倒して、ばっと飛び掛ってきたのだ。
 今度は体を地につけるようなことがなかったが、同じ背くらいの少女のタックルというものは地味に痛い。
 相手も威力は考えてやってはいるみたいだが、それでもこれとは妖怪恐るべし。
 それとも自分も妖怪だから丈夫なのだろうか。

(お姉ちゃんが死んだら……私寂しいもん……)

 心の声で私が逝くことをこいしは拒否してくれる。
 私にとって彼女とは今しがたあったばかりだが、こいしは何年も何十年も一緒に暮らしているのだ。
 ここで死ねばとても悲しむだろう。

「こいしがこう言ってるのよ? それでもあなたはいっちゃうのかしら?(私だって……)」

「……」

 さとりも訴えかけてくる。
 本音と建前の両方で、私に生きて欲しいと。

 前世ではここまで思ってくれたのはお爺ちゃんだけだった。
 私には両親も友達も怖がって、嫌がって、恨まれて。
 それもこれも「人の心が読める」という誰も彼もが嫌悪する能力があったからだ。
 化け物扱いされてきた私だが、ここではどうだろうか?
 化け物?
 その通り私は今となっては化け物(ようかい)だね……

 でもここには同じ境遇の、同じ人種(ようかい)の、家族である姉と妹がいる。
 ここでは私を必要してくれる人が、いる。

「大丈夫よ。お姉ちゃん(・・・・・)は死なないよ」

――――だから私は生きようと思う。

 前世でお爺ちゃんを残してきた私は誰に許させるだろう。
 死んでから地獄に行っても構わない。
 でもこうして生きて欲しいと願っている人がいるなら私は、二回目の人生だけど必死に生きようと思う。

「……そう。ありがとう」

 さとりお姉ちゃんが小声でお礼をささやくのが聞こえた。
 お礼を言うのはこっちなのに。

「じゃあご飯にしよ! ご飯!」

「そうね、そろそろご飯にしましょうか。こいしもはるかも」

「はーい!」

「……わかった」

 まだまだ言い方がぎこちないけど、これから改善していこう。
 私たち姉妹なんだから。















 その後私はここ地霊殿でのんびり過ごしている。

 え、こいしの「第三の眼」が閉じる?
 そんなことはなかったわよ。
 はるかお姉ちゃんがしっかり見守ってたからね。
 前世の記憶があればこいしを絶望させることなんてなかったよ。

 そして古明地さとり、こいし、私であるはるかはもちろん。

「にゃーん」

「うにゅ?」

 お燐やお空などのペットたちも一緒に。
 初めて会ったとき両方ペットと言いつつ、妖怪だったのは驚きだったけどね。

 そういえば異変と言って地霊殿に紅白巫女と黒白魔女が攻めてきた来たこともあったよ。

「全くただでさえ暑いのに無駄な足掻きしないで欲しいわよね」

「ここには原因がないのか? じゃあ先を急ぐぜ」 

 この世界では弾幕勝負という真剣勝負に変わる決闘ルールがあるらしい。
 私もこの弾幕というものをさとりお姉ちゃんとこいしに教えてもらったよ。
 長年の成果を生かせる時!と思って挑んだけど紅白巫女にも黒白魔女にもボコボコにされちゃったけどね。
 さとりお姉ちゃんもこいしも負けてたからとても強かったんだと思う。

 心を読める能力も今では制御して使用できるようになっている。
 ここにはお互い心が読める古明地姉妹に逆に読めないペットたちばかりだからあまり機会がないけど、いざとなったらON/OFFの切り替えができるから前世よりはましなのかな。

「今日の日差しは陽気だねー」

「うん、地下だから日差しなんてないけどね」

「はるか、ペットの餌お願いねー」

「いやさとりお姉ちゃんも動いてください。後私たちのペット餌は怨霊とかですから!」

 こいしに突っ込んだり、さとりお姉ちゃんに突っ込んだり忙しいけどね。
 あれ私ツッコミ役だっけ?

「今日は『間欠泉地下センター』に行くわよ。全く本当は管轄外だっていうのに……」

「ならついでに温泉いけるね。今日は温泉の日にしようよ」

 でも今世ではさとりやこいしがいて――

「ちゃんと仕事が終わってからだよ。でも温泉かぁ。久しぶりだね」 

「そうね、じゃあ帰りに寄っていきましょうか」

「やったー、温泉だー!」

 良い人生を送れると思う。
 だから今回はくじけないで生きていこう。


 
 

 
後書き
初めましての方、初めまして
お久しぶりの方、お久しぶりです

テスト期間中休憩時間に書いてたらいつの間にかできてたので今回投稿しました
早く連載作品書けって話ですよね、すみません

内容としては皆さん想像したことあるじゃないのだろうか
琴浦春香と古明地さとりのトレス
まあこちらはクロス及び憑依ですがね

しかし琴浦さんニコニコで人気ですね…
自分は地方放送からですが、ニコニコの人気に驚きました

では誤字、感想、評価等々よろしくお願いします 
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