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スーパー戦隊超決戦

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第十三話 沖縄へその五

「僕はね」
「しかしだ」
「ドクターマンにはだね」
「どうもピンとこない」
「そう言われると僕も頷くよ」
「まあ通りがかることはあるかも知れない」
 ククルーガはその可能性も否定しなかった。
「しかしだ」
「それでもだね」
「そこに止まることはないだろう」
「そうだね、じゃあビーチにはバカンスで行くよ」
「そこで細かく探すことはか」
「しないよ」
 こう言ってだった。
 ヨドンナは実際にビーチに出た、そして配下の兵達に人間の姿になる様に言って自分も青と白のストライブのビキニに着替えてだ。
 バカンスに入ったがそこで人間の姿になっているマーダッコに尋ねた。
「君は泳がないのかな」
「バカンスでも色々あるでしょ」
 マーダッコは白いティーシャツと黄色の半ズボン姿で答えた。
「バーべーキューを楽しむのよ」
「そうするんだ」
「そうよ、海には入らなくてね」
 そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「そうするんだね」
「そう、そしてね」
 そのうえでというのだ。
「お酒も飲むわよ」
「ビールかな」
「よく冷えたね」
 マーダッコはこう言い加えた。
「それを飲むから」
「そうするんだね」
「ええ、あんたは飲まないわよね」
「泳ぐんだよ」
 ヨドンナは水着姿のまま両手を腰の横にやって答えた。
「それならだよ」
「飲まないわね」
「人間でなくてもね」
 そうであってもというのだ。
「やっぱりね」
「そこはマナーだしね」
「冷たいお水の中に入るから」
 だからだというのだ。
「飲まないよ」
「そうするわね」
「食べることはしても」
「そうしないとね、しかしあんた結構乗ってる?」 
 こうもだ、マーダッコはヨドンナに尋ねた。
「水着になることね」
「なってるよ」
 ヨドンナは否定せずに答えた。
「実際にね」
「やっぱりそうよね」
「実は最近色々な服になることに目覚めていて」
「コスプレ?」
「そんなところだね」
 マーダッコに否定せずに答えた。
「言われてみれば」
「そうなのね」
「実は色々な職業の服を買っていてだ」 
 人間の姿になったうえでアロハシャツと膝までの半ズボンにサンダルという格好のシャドンが言ってきた。
「学校の制服もだ」
「買ってるの」
「そして集めている。だが」
 ここでだ、シャドンは。
 学校の制服と聞いて微妙な顔になったマーダッコにだ、どうかという顔になって尋ねた。
「今表情が変わったな」
「あたいも持ってるから」
「学校の制服をか」
「最近好きになってね」
「実はだ」 
 イカーゲンが言ってきた。 
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