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オズのエマおばさん

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第二幕その九

「そして正確にもなるよ」
「楽しむとやる気が出るからね」
 臆病ライオンもそれはと頷きました。
「そうなるからね」
「そうだね、僕達だってそうだしね」 
 腹ペコタイガーもそうだと言います。
「それならだね」
「楽しいのならね」
「お仕事も正確だね」
「そうなるね」
「そうだね」
 カルロスもここまで聞いて納得して頷きました。
「僕達だってそうだしね」
「そうよね、楽しいならね」
「やる気が出るよ」
「それでどんどんやっていって」
「早く正確になるわ」
 恵梨香達四人も入って五人でお話します。
「言われてみれば」
「僕達だって同じだよ」
「楽しかったらね」
「はかどって」
「出来るね」
「そうなの、私お仕事も凄く楽しく出来るから」
 それでと言うドロシーでした。
「皆が言うに早く正確に出来るの」
「そういうことですね」
「それでもう終わって」
「申し継ぎもしたんですね」
「それでこれからはですね」
「旅の準備ですね」
「着替えと食べものを出すテーブル掛けを持って」
 そうしてというのです。
「そのうえでね」
「出発ですね」
「お二人のお家に」
「そうしますね」
「準備が整ってから」
「そうしますね」
「それはもうすぐに出来るから」
 旅の準備はというのです。
「終わったら晩ご飯の時間だから」
「晩ご飯を食べたらお風呂だよ」
 臆病ライオンが言ってきました。
「その時間だよ」
「そして葉を磨いて寝ようね」
 腹ペコタイガーも言います。
「そうしようね」
「そして明日の朝出発よ」
 ドロシー本人も言います。
「いいわね」
「わかりました」
「じゃあそれでお願いします」
「明日の朝出発しましょう」
「それで今日はですね」
「これから晩ご飯ですね」
「皆で食べて」
 そうしてというのです。
「それで翌朝はそれぞれの行くべき場所に向かうのよ」
「今日の晩ご飯は皆のそれぞれの出発の前のお祝いになるね」
 トトも言います。
「そうなるね」
「そうね」 
 ドロシーも確かにと頷きました。 
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