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おぢばにおかえり

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第八十話 教会の仕組みその二十四

「可愛がってもらってるんです」
「だからそこまで大切に思ってるのね」
「そうなんですよ、二人がいないと」
 さもないとというのです。
「僕は駄目ですね」
「本当にお祖母さんみたいな方々なのね」
「そうなんですよ」
「じゃあ尚更ね」
 私はここまで聞いて思って言いました。
「お二人は大切にね」
「そうしていかないと駄目ですね」
「ええ、何があってもね」
 新一君に強く言いました。
「それが理を受け継ぐことでもあるから」
「尚更ですね」
「そうしていってね」
「親孝行いえお祖母ちゃん孝行をしたら」
「そうしたこともあるのよ」
「いいことばかりですね」
「あの方々は私も紹介させてもらったけれど」 
 他ならぬ新一君からです。
「感謝と慎みを忘れない方々よね」
「そして助け合いも」
「そうした方々ならね」
 この三つはおみちでとても大事なことです、それでよく言われていますし私も心掛けていることです。
「尚更よ」
「大事にすることですね」
「人を助けたらよ」
 この教えもお話しました。
「我が身助かるでしょ」
「そうですよね」
「徳を積めば心が奇麗になって」
 そうしてです。
「しかも人が見てね」
「いざという時助けてくれるんですか」
「そうしたことがあるから」
 だからです。
「人を助けることよ」
「いいことはすることですね」
「悪いことばかりしてたら」
 逆にです。 
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